コンテンポラリーで自由な音世界を作り出す若手ベーシスト率いる6人組
イタリアの若手ベース・プレイヤー、ジュゼッペ・カンピシ率いるセクステットのアルバムがイタリアAlfa Musicよりリリース!
ジュゼッペ・カンピシはシチリア島生まれ。バークリー音楽院、アムステルダム音楽院で学んだ後にプロの道へ。ボブ・モーゼス、ディック・オアッツ、ベン・ヴァン・ゲルダーらと共演する等のスタジオ・ワークやライヴ活動、数々のプロジェクトに参加する等、精力的に活動しているベーシストである。本作は彼の参加するプロジェクトの同僚等同世代のジャズメンらと作られた、初のリーダー作となる。
テーマにこだわらず自由な型で音響的で現代的なジャズ・サウンドを奏でているアルバム。6人がバラバラに演奏しているようでしっかりと一つの方向を向いているというような、同じ感覚を持つメンバーだからこそ出せるサウンドとグルーヴが収録されている。どっしりとアンサンブルを支えながらも全曲のソングライティングをこなし、アレンジ的にもしっかりサウンドをまとめ上げたカンピシの音楽手腕が光る作品。
美しいピアノが引っ張る2曲目、混沌でダークな7曲目、どっしりと聴かせる9曲目あたりからぜひ聴いてみて欲しい。これからのジャズ界を担う若手達が奏でる“今”のジャズが詰まった1枚!
Giuseppe Campisi (Double Bass)
José Soares (Alto Sax)
Lucas Martínez Membrilla (Tenor Sax)
Teis Semey (Guitar)
Youngwoo Lee (Piano)
Lluís Naval Mengíbar (Drums)
【A TRAVELER POINT OF VIEW/GIUSEPPE CAMPISI SEXTET/ハイレゾ】