繊細で緩急ついたプレイが美しい、若手ピアニストによるコンテンポラリー・サウンド
イタリア・ジャズ・シーンの期待の若手ピアニスト、アントンジュリオ・フォティのデビュー・アルバムがイタリアALFA MUSICより登場!
イタリア生まれのアントンジュリオ・フォティは5歳でピアノを始め、クラシックとともにジャズにも興味を持ち即興演奏を始めるようになる。10歳で全国規模のピアノ・コンクールで優勝、14歳でバークリー音楽院の奨学金を獲得する等幼少時よりセンスを認められ、18歳でニューヨークに移りマンハッタン音楽院でジャズを学んだ。現在もニューヨークを拠点に活動する、今後の活躍が期待されるピアニストである。アルバムの参加ミュージシャンは、若手ながらデイヴ・リーブマン、エンリコ・ピエラヌンツィら多くの大物と共演し、ALFAからリリースされている”ABC Trio”の一員でもあるヤコポ・フェラッツァ(B)、パオロ・フレス・クインテットの一員としても長年活動してきたイタリア屈指のドラマーであるエットーレ・フィオラヴァンティ、加えてスペシャル・ゲストとしてイタリアのみならずヨーロッパを代表するサックス奏者であるロザリオ・ジュリアーニ、ALFAからソロ作もリリースしているダニエラ・スパレッタが参加している。
変拍子を多用した非スウィングによるコンテンポラリーなサウンドを中心に聴かせる作品。フォティの繊細ながらも若き勢いをグルーヴさせたフレージングから間を聴かせるアダルティなプレイまで緩急ついた指遣いからなるサウンドがとても良い。ユニゾンで突っ走るリフ曲もとてもクールだし、息のあった熱いバンド・アンサンブルもたっぷり堪能させてくれる。ゲストの2人もとても良い味を醸し出していて、特にスパレッタの自由奔放なスキャットは必聴!
オススメは、スリリングなイントロがクールな1曲目、美しい歌ものの5曲目、リフがカッコいい6曲目、スキャットがいい8曲目。
百戦錬磨のジャズメンを従えて気持ち良さげに演奏する期待の若手ピアニストのプレイがたっぷり味わえる、コンテンポラリー・ジャズの魅力がたっぷり詰まった良作!
Antingiulio Foti (piano)
Jacopo Ferrazza (double bass)
Ettore Fiorevanti (drums)
Special guests:
Rosario Giuliani (alto sax)
Daniela Spalletta (vocal)
【HOLD FAST/ANTONGIULIO FOTI/ハイレゾ】
1 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]
2 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]
3 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]
4 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Traditional[作詞], Antongiulio Foti[作曲]
5 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Giulio Rapetti[作詞], Giuseppe Mango[作曲]
6 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]
7 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]
8 ANTONGIULIO FOTI[アーティスト], Antongiulio Foti[作曲]