アメリカの世界的ドラマーによるヨーロピアンなメロウ・ジャズ
数々の参加作品がグラミー賞を受賞する等輝かしいキャリアを持つアメリカのベテラン・ドラマー、ポール・ワーティコのトリオ作品が、イタリアALFA MUSICより登場!
ポール・ワーティコは1953年シカゴ生まれ。1983~2001年までパット・メセニー・グループの一員として10枚の作品に参加していた事が世界的によく知られている名ドラマー。そのメセニーの作品や自身が参加したポール・ウィンター、カート・エリングらのアルバムがグラミー賞を受賞。その他ラリー・コリエル・トリオへの参加、リー・コニッツ、ランディ・ブレッカー、デヴィッド・ボウイといった世界的ビッグネームとの共演等華々しいキャリアを誇っている。現在まで今作を含め8枚のリーダー作、11枚の連名作を発表し、70歳近い今日も多数のアーティストの作品に参加する等精力的に活動している。
参加ミュージシャンは、タンゴやオペラにも造詣が深く、タンゴ・プロジェクトでの活動の他、オペラをテーマにしたアルバムがグラミー候補にもなったALFAからもソロ作をリリースしている注目の若手ピアニストのファブリジオ・モカタ、バークリー音楽院卒でジョー・ディオリオ、ダニロ・レア、パオロ・フレスらと共演してきたベーシストのジャンマルコ・スカグリア。
ワーティコのソロ名義とはいえほとんどの曲がモカタ作のため、ヨーロピアンな叙情的響きを持った作品になっている。繊細で美しい響きをもたらすモカタのピアノ、時にメロウに時にアグレッシブに紡がれるスカグリアのベース、リズムを支えるだけでなくカラフルに楽曲を彩るワーティコ、三者三様の表現力豊かなプレイが見事に融合している部分が聴きどころ。フリー時の色彩豊かなドラミングから、ヒューマンでグルーヴィーなリズム・キープまでさすがのワーティコのプレイももちろん素晴らしいが、ヨーロピアンでロマンティックなフレージングがうっとりとさせるモカタが奏でるサウンドにも要注目!
オススメは、マイナー・ワルツの2曲目、グルーヴィーな3曲目、美しい4曲目、楽しげな8曲目。
ベテラン・ドラマーによるさすがのグルーヴを中心に、ロマンティックでメロウな響きに包まれながらベテラン若手入り交えた3人の表現力と演奏力がたっぷり堪能できるオススメの叙情的ピアノ・ジャズ作品!
Fabrizio Mocata (piano)
Gianmarco Scaglia (bass)
Paul Wertico (drums)
【LETTER FROM ROME/PAUL WERTICO Trio/ハイレゾ】
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7 PAUL WERTICO Trio[アーティスト], Gianmarco Scaglia[作曲], Fabrizio Mocata[作曲], Paul Wertico[作曲]
8 PAUL WERTICO Trio[アーティスト], Fabrizio Mocata[作曲]
9 PAUL WERTICO Trio[アーティスト], Domenico Modugno[作曲]