個性派ワン・ホーン・トリオにトロンボーンが加わり厚みを増した2nd
イタリアのテナー・サックス奏者、レオナルド・ラディッチのトリオのゲストを加えた2作目が、イタリアALFA MUSICより登場!
レオナルド・ラディッチはイタリア、ペルージャ出身でバークリー音楽院卒のミュージシャン。現在まで3枚のリーダー作をリリース。このアルカディア・トリオでは2枚目の作品になるが、前作はヨーロッパの有名ジャズ誌の2019年のベスト100アルバムに選出され、ラディッチもベスト・サックス奏者としてノミネートされる等高評価を得た。ベースのフェルディナンド・ロマーノはギタリストのマルコ・ポッギオレシとのユニット”TANDEM”でも活躍、ドラマーのジョヴァンニ・パオロ・リグオリは’91年生まれで数々のフェスティバルやセミナーで優秀賞を勝ち取る等、将来を期待されている実力派の若手である。本作にはゲスト・プレーヤーとしてエルヴィン・ジョーンズ・バンドのメンバーやサン・ラ、スティーヴィー・ワンダーらとの共演で知られるアメリカのトロンボーン奏者、ロビン・ユーバンクスが全編に渡って参加している。
コード楽器を持たない浮遊感たっぷりの個性派ジャズを聴かせてくれていた変則トリオであるが、今作ではトロンボーンが全編に加わり、厚みが加わったサウンドになっている。ホーンのみのカルテットということで楽曲アレンジやリズム隊のプレイも重要になってくるが、前者はスリリングな変拍子や緩急ついた展開で、後者は細かなリズミングと大胆なフレージングで見事にクリア。特にハイ・フレットも多投した豊かでメロウなフレーズをたっぷり聴かせるロマーノのベースにも注目!
オススメは、妖しげなトーンが良い1曲目、スウィンギンな5曲目、リフがクールな7曲目、ワンコードで押す8曲目。
個性と実力が光るワン・ホーン・トリオに強力なトロンボーンも加わり厚みも聴かせるこの2nd、現代のジャズ・サウンドをたっぷり聴かせてくれる力作!
Leonardo Radicchi (tenor sax, soprano sax)
Robin Eubanks (trombone)
Ferdinando Romano (double bass)
Giovanni Paolo Liguori (drums)
【SONGS FOR PEOPLE/LEONARDO RADICCHI ARCADIA TRIO, ROBIN EUBANKS/ハイレゾ】
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