名サックス奏者と敏腕な仲間達が手掛けたビッグバンド・サウンド

イタリアで活発に活動しているサックス奏者、アンジェロ・スキアーヴィが手掛けたビッグバンド作品がイタリアAlfa Musicよりリリース！

アンジェロ・スキアーヴィはイタリアの現代ジャズ・シーンでよく知られる存在のサックス／クラリネット奏者。エンリコ・ゲラルディの作品やガブリエル・オルシの作品でも豊かなトーンを響かせていた事でよく知られ、Alfaから「Love’s Snake」「più nove」の2枚のリーダー作をリリースし好評を得ている。
今作はアンジェロ自身が企画し2010年から行われているビッグバンド・シンガー・コンクールで見出された4人のシンガーに加えて、40年のキャリアを誇りRAIオーケストラの指揮や多くの著名ジャズメン達と共演してきたマルコ・ティソ（P）、イタリアの重鎮ディノ・ピアナの息子であり売れっ子アレンジャーとしても活躍しているフランコ・ピアナ（Flug、Tp）、数々の新人賞を獲得してきた期待の若手フェデリーカ・ミキサンティ（B）といったアンジェロと親交の深い敏腕ミュージシャンが参加し制作されている。

古き良きビッグバンド・サウンドによるグッド・リズムで楽しいスウィンギンなジャズ・サウンドが味わえる作品。アンジェロ、フランコ、マルコが敏腕ソングライター／アレンジャーとしてそれぞれ活動しているだけあって完璧なアレンジによるまとまりあるサウンドがとても耳馴染みよく気持ち良い。4人のシンガーもコンクール優秀者だけあって様々に違った表情付けが楽しい。ホーン・アンサンブル、リード・プレイ、味のあるヴォーカル等たくさんのハイライトが詰まった聴きごたえたっぷりの作品になっている。

オススメは、ナイス・スウィングの1曲目、アダルティな2曲目、グッド・メロディーの3曲目、ラテンの5曲目。

敏腕ミュージシャン／アレンジャーによる演奏と豊かな表現力の魅力的シンガーの歌声が堪能できる、心地よいビッグバンド作品！

Angelo Schiavi（Sax）
Franco Piana（Flugelhorn, Trumpet）
Marco Tiso（Piano）
Carlo Conti（Sax）
Federica Michisanti（Bass）
Piero Gesuè（Vo）
Leslie Newell（Vo）
Clara Arcucci（Vo）
Roberta Giovanardi（Vo）
etc…