A・ベネベンターノのトリオ・メンバー参加!ベテラン・ギタリストが聴かせる大人のモダン・バップ
渋いプレイで人気のイタリアのベテラン・ギタリスト、ニコラ・ミンゴのカルテット作品がイタリアAlfa Musicよりリリース!
ニコラ・ミンゴは1963年ナポリ生まれ。6歳でギターを始め、地元の音楽院やバークリー音楽院でジャズを学んだのち1994年に1stアルバムをリリース。その後今作を含める9枚のリーダー作や多くの客演作を残す等積極的に活動を続けているギタリストである。
カルテットのメンバーは、自身のリーダー作"In My Own Sweet Way”が日本でも評判になったフランシスコ・マルジアーニ(P)、Alfaからリリースされ世界中からバックオーダーが相次いだアンドレア・ベネベンターノの名盤”TRINACRIA”でプレイしトリオの一員だったピエトロ・チャンカリーニ(B)とピエトロ・イオディス(Dr)。
スウィング中心のバップ・スタイルによるどちらかといえばオールド・ジャズ的サウンドであるが、肩の力の抜けたリラクシンな演奏がとても心地よく耳に馴染んでくるアルバム。ジョー・パスやウェス・モンゴメリーを思わせるフレージングやギター・トーンを聴かせるニコラのプレイはテクニックを披露するというよりもメロディーを重視する歌心溢れるプレイで魅了。アンドレアの作品では緊張感溢れるプレイを聴かせてくれたリズム隊もどこかリラックスしたような大人のプレイでしっかりとサポートしているのも好印象。安心して聴ける大人のプレイとアダルティな色気に満ちたサウンドを堪能できる。
オススメは、クールなメロがたまらない2曲目、スピード感溢れる5曲目、レオン・ラッセルの名曲カヴァーの7曲目、ポップなメロが心地よい8曲目、哀愁ブルースの10曲目。
酸いも甘いも知ったベテラン・ギタリストによるリラクシンな大人のトーンとモダン・バップ・スタイルのナイス・サウンドがたっぷりと味わえる作品!
Nicola Mingo(Guitar)
Francesco Marziani(Piano)
Pietro Ciancaglini(Double Bass)
Pietro Iodice(Drums)
【MY SIXTIES IN JAZZ/Nicola Mingo/ハイレゾ】
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