e-onkyo music 特集・連載記事

2000/01/01

大手レコードレーベル等からマスター音源を借用し、独自のマスタリングシステムにて高音質化を図ってリリースをしているインディペンデント系レーベルは欧米に数多く存在する。そうした中においてカナダの「2xHD」は、一部を除いたほぼすべてのコンテンツをDSDまたはDXD(352.8kHz/24ビット)で変換、頒布している点がセールスポイントだ。このフォーマットを見て食指が動かないオーディオマニアはいないはずだ。

小原由夫(2023.6.5)

 


 



『厳選 太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』第109回『Linger Awhile』 Samara Joy
~ハイレゾ時代の新オーディオ・リファレンス音源はこれだ!~

 

2002年、ノラ・ジョーンズのデビュー・アルバム 『Come Away With Me』 がオーディオ界を席巻しました。オーディオ・ショウのデモンストレーションで流れるのは 「ドント・ノー・ホワイ」 ばかり。オーディオ好きのCD棚には必ずある1枚といっても過言ではない作品でした。

あれから20年、やっと 『Come Away With Me』 に次ぐ新リファレンス音源が登場したのではないでしょうか。

西野正和(2023.5.31)



 



音楽ライター原典子の“だけじゃない”クラシック「ウクライナの音楽」

 

ロシアによる軍事侵攻から1年以上が経っても、いまだウクライナの地は戦火のなかにある。
日々ニュースで報じられる「ハルキウ」「オデーサ」「リヴィウ」といった都市も、いつの間にか地図上の位置がわかるようになり、これまでいかにウクライナという国について知らなかったのかを思い知る日々だ。

原典子(2023.5.31)



 



【INTERVIEW】鈴木祥子、中山佳敬
“スタジオ・ライヴ”の可能性に迫る鈴木祥子のセルフ・カヴァー
『歌う、聴こえる~そして10のメモワール』のハイレゾ版が発売に!

 

鈴木祥子さんのスタジオ・ライヴ・シリーズに新たな作品が加わりました。『歌う、聴こえる~そして10のメモワール』は、2023年2月5日にビクター・スタジオの302スタで行われたスタジオ・ライヴの第2部を収録したもので、セット・リストは1989年から1993年にリリースされた5枚のアルバムからの11曲。エピック・ソニー時代の楽曲が、スタジオ・ライヴの可能性を突き詰めたサウンドで甦っています。実に興味深いこのスタイルは音楽のレコーディングにどんな作用を及ぼすのか。お話しいただいたのは鈴木祥子さん、ビクター・スタジオのチーフ・エンジニア中山佳敬さんのお二人。e-onkyo music恒例のロング・インタビューでお届けします。スタジオ・ライヴ当日の写真とともにお楽しみください!

文・取材・写真:山本 昇(2023.5.21)



 




ジミー・スコット『All Of Me ~ ライブ・イン・トーキョー』

人生、生きてりゃなんとかなるーー。そんな“真実”を見せつけたシンガーのライヴ・アルバム


オハイオ州クリーブランド出身のジャズ・シンガー。教会でピアノを弾いていた母親の影響で音楽の道に進み、1940年代半ばにエステル・カレドニア・ヤングという曲芸師のツアーに参加したことからプロとしての道を歩み始めます。このレビューからは、多くの黒人エンタテイナーが誕生しているそう。時代を感じさせますね。

印南敦史(2023.6.1)



 


オーディオ評論家・山之内正厳選!ドイツ・グラモフォン〜世界最古クラシックレーベルの多様性〜

 

 今回は、ドイツ・グラモフォンの膨大なライブラリのなかから、同レーベルならではの多様性に焦点を合わせ、各世代を象徴する演奏家とその代表作を選ぶことにした。20世紀の至宝というべきクライバーやアバドの名録音、1970年代から今日まで活発な演奏活動を続けてきたヴィルトゥオーソたち、現役世代として活躍するスター級アーティスト、そして今後のクラシック音楽界を担う若手世代。この4つのジェネレーションに注目し、その音楽性と録音に私自身が強く惹かれる音源を25作品ピックアップした。声楽・オペラを多めに選んでいるのは選者の個人的な好みだが、ドイツグラモフォンがこの分野に多くの名録音を揃えていることも理由の一つだ。

山之内正(2023.5.19)



 



【INTERVIEW】二ノ宮ゆい、伊澄アキ、早川博隆
ジャズの魅力を届ける新感覚キャラクタープロジェクト「swing,sing」の世界とは?

 

熱狂の非日常と熱い音楽ではなく、穏やかな日常とそこに寄り添う音楽。そんなこれまでにはない雰囲気のプロジェクトが「swing,sing」だ。キャラクターソングは何と「ジャズ」。その世界観や音楽はどのように生み出されたのか。原案・原作の伊澄アキさん、音楽プロデュースの早川博隆さん、メインキャラクター八乙女菫として楽曲を歌う声優の二ノ宮ゆいさんからお話を聞かせていただいた。またインタビュー中にはAstell&Kernのハイレゾ対応プレイヤーとイヤホンによる「swing,sing」ハイレゾ音源の試聴も実施。それぞれの印象を伺った。

取材・文:高橋 敦
写真:村上宗一郎
提供:株式会社アユート
(2023.4.21)




 



関白宣言で自滅した作曲家がいる→グスタフ・マーラー


幼くして才能を発揮し、10歳のころにはピアニストとして演奏会に出演。15歳でウィーン学友協会音楽院(現・ウィーン国立音楽大学)に入学し、その翌年にはピアノ四重奏曲を作曲。20代前半から指揮者としても活躍し、38歳でウィーン・フィルの指揮者に就任。また話は前後しますが、28歳のときに書いた『交響曲第一番ニ長調』を筆頭に、数々の交響曲を残してもいます。つまり音楽家としては早熟であり、明らかに抜きん出ていたわけです。僕も大好きな作曲家です。

印南敦史(2022.5.25)


 
 


「第83回  いま世界で最も注目を浴びる27歳の指揮者、クラウス・マケラの『春の祭典』ほか~麻倉怜士推薦音源


評論家・麻倉怜士先生による、今月もぜひ聴いておきたい“ハイレゾ音源”集。

麻倉怜士(ASCII.jp / 2022.5.24)



 


注目タイトル Pick Up

“巧い!”というレベルをはるかに超えたマリア・ドゥエニャスのデビュー音源

井上鑑の最新アルバムは360 Reality Audio版も同時配信中


ハイレゾ、興味はあるけどよくわからない……
というそこのアナタ! これまでとは次元の違う高音質ワールドを体験してみませんか?

國枝志郎 / 長谷川教通
(CD Journal / 2023.5.23)



 


第108回 『WELCOME BACK!本田雅人』 T-SQUARE
涙なくしては聴けない、熱気あふれるライブ盤はハイレゾで!


帰ってきたハイパー・サックスプレイヤー! / なぜここまで劇的な復活となったのか?! / このハイパー・サックスを待っていた!

西野正和(2023.5.2)


 

 



こちらハイレゾ商會 第115回 坂本龍一が日記のようにスケッチした音楽『12』


ハイレゾ、興味はあるけどよくわからない……
というそこのアナタ! これまでとは次元の違う高音質ワールドを体験してみませんか?

牧野良幸(CD Journal / 2023.5.9)


 


音楽ライター原典子の“だけじゃない”クラシック「坂本龍一のDNA」

 

坂本に影響を受けた音楽家は、世界中のあらゆるジャンルに無数にいるだろう。その中から今回は、坂本作品を収録したアルバムや、坂本が参加したアルバムを中心にご紹介したい。

原典子 (2023.4.14)







小原由夫 SOUNDS GOOD良質名盤 『パドル・ホイール』特集

 

本邦ジャズ界の黎明期、70年代のそれを支えたのがTBMやイーストウェストとするならば、80年代のそれはパドル・ホイールに相違ない。国内企画の優良な作品を多数輩出しただけでなく、アナログからデジタルへと録音スタジオのシステムが変革したことにもいち早く対応し、国内外の優れたアーティストとの確たる信頼関係の元、一大勢力を築いたのである。

小原由夫(2022.4.7)







設立125周年 麻倉怜士セレクト「ベスト・オブ・ドイツグラモフォン」

 

ドイツ・グラモフォン(DG)の歴史は、まさにレコードの歴史そのものだ。その嚆矢が、1898年6月、ドイツはハノーファーに設立された、円盤レコード発明者のエミール・ベルリナーのグラモフォン社(旧EMI)のプレス工場である。以後、125年に渡り、メディアはSP、LP、CD、SACD……と変遷しているが、クラシック録音のメッカとしての地位は、いつの時代も不動だ。

麻倉怜士(2022.2.17)







あなたのマイ・ベスト・ハイレゾ2022 


昨年末からユーザーの皆様に募集していた『あなたのマイ・ベスト・ハイレゾ 2022』を発表します!
皆様からお寄せいただいた素晴らしいコメントも併せて掲載させていただきます。

(2023.2.1)








第105回 『燦燦』 神保彰
高音質の秘密に迫る、ご本人コメントあり!


『燦燦』のサウンドを深堀りすべく、神保彰氏にメール・インタビューを敢行。そうすると、オーディオ好きが大好物な特ダネ情報満載の回答をいただきました。ウンチク編の連載本編は後回しにして、まずは神保氏の回答をノーカットでどうぞ。

西野正和(2023.2.3)






【INTERVIEW】SHANTI
ストリングス・カルテットとの共演で贈るライブ・レコーディング

 

ポップスとジャズを自由に行き来するシンガー・ソングライターのSHANTIさん。e-onkyo musicではチャートの常連アーティストとしても親しまれている“ハイレゾ時代の歌姫”のニューアルバムは、ストリングス・カルテットとの共演という魅力的なステージのライブ録音となりました。

文・取材:山本 昇(2022.1.25)







マイ・ベスト・ハイレゾ2022発表!


年末恒例企画”マイ・ベスト・ハイレゾ 2022”発表!
音楽/オーディオ業界の方々に、今年一番聴いた、特に良かったハイレゾ作品を3作品ずつ選んでいただきました。
作品選びの参考にぜひご覧ください!

(2022.12.30)








麻倉怜士が選ぶ「e-onkyo musicベストテン」 2022年版


2022年の締めくくりとして「麻倉怜士のハイレゾ真剣勝負」にて今年一年間に紹介された作品の中より、年間ベスト10を選出していただきました。

麻倉怜士(2022.12.26)







DXDとは何か? DXD384kHz/24bit vs 96kHz/24bit 聴き比べ

『ザ・ウルティメイト DSD 11.2MHz Vol. 2』と同内容の384kHz/24bit と96kHz/24bitフォーマットの音源を、オーディオ評論家・麻倉怜士氏とアールアンフィニ代表・武藤敏樹氏に麻倉邸で試聴していただいた。そもそもDXDとは何なのか?96kHzに勝ち目はあるのか?

対談:麻倉怜士、武藤敏樹(アールアンフィニ代表)
文・構成:竹田泰教(e-onkyo music)
写真:ナクソスジャパン
(2022.12.28)







ハイレゾ音源を持ち出そう!
ポータブル・オーディオでこそ出会えるハイレゾ音源の魅力


あなたは普段どんな環境でハイレゾ音源を聴いていますか?本稿はふだんスピーカーでハイレゾ音源を聴いている方にこそ読んでいただきたいポータブル・オーディオの特集です。「日頃から本格スピーカー再生に親しんでいる方こそ、それとの対比によってポータブルならではの魅力もより深く楽しめるはず(本文より)」なのです!今回は人気DAPブランド「Astell&Kern」にご協力いただき、オーディオライター高橋敦氏にポータブル・オーディオの魅力について語っていただきました。

文・選盤・写真:高橋 敦 
写真・構成:竹田泰教(e-onkyo music)
提供: 株式会社アユート 
(2022.12.22)




 
 
 
 

 


連載一覧


小原由夫
SOUNDS GOOD〜良質名盤〜

厳選 太鼓判ハイレゾ
音源はこれだ!西野正和

音楽ライター原典子の
“だけじゃない”クラシック


印南敦史の名盤はハイレゾで聴く

印南敦史の「クラシック音楽の穴」

ASCII.jp
麻倉怜士のハイレゾ真剣勝負

 

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