大管弦楽の咆哮、胸のすくような旋律の連続と、最新映画音楽も真っ青、1919年初演作とは信じられない「惑星」は不動の大衆的人気をかちえました。ところで本国イギリスでは、作曲当時は発見されていなかった冥王星を同国の作曲家コリン・マシューズが音楽化、2000年初演のその楽章を最後に付け足して(7から切れ目なく続く。やはり女声合唱付)演奏するのが急速に広まりつつあります。ナクソスは当然、ホルスト得意のロイド=ジョーンズを起用して「冥王星」付きバージョンを圧倒的熱演で世に問います!更にホルストのファンを狂喜させるのが、こんなワーグナー風の秘曲があったかと唸ることうけあいの9。この1曲だけでも価値ありのアルバムと言えましょう。
【ホルスト: 組曲「惑星」/神秘のトランペッター Op. 18/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団, デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ/ハイレゾ】
1 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], プッチーニ[作曲]
2 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], ロッシーニ[作曲]
3 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], ロッシーニ[作曲]
4 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], ロッシーニ[作曲]
5 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], ヴェルディ[作曲]
6 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], パガニーニ[作曲]
7 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], レスピーギ[作曲]
8 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], レスピーギ[作曲]
9 クレア・ラター[ソプラノ], ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[指揮], レスピーギ[作曲]