数あるピアノ協奏曲の中でも、最も人気が高く、またピアニストにとっても困難な壁である「ラフマニノフの第2番」。交響曲第1番の初演時における手痛い失敗を跳ね返した、ラフマニノフにとっての特別な作品です。
名手ギルトブルグにとってもこの作品は特別な存在であり、演奏する際には特別な心構えが必要だとブックレット(英文)で語っています。ブックレットによると、オープニングの鐘の音を思わせるピアノの重厚な和音、続く激流のようなアルペジョ。これらについてギルトブルグは熟考をめぐらし、一つ一つの音を大切に奏でている様子が理解できます。ギルトブルグは練習曲「音の絵」についても多くの考察をめぐらせており、その演奏で作品の持つ魅力を完璧に伝えることに成功しています。
ジャケットに使われている写真は、ギルトブルグ自身が撮影したサンクトペテルブルクの「血の上の救世主教会」。ラフマニノフの音楽を象徴する鐘の音を象徴する風景です。
【ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 他/ボリス・ギルトブルグ, ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団, カルロス・ミゲル・プリエト/ハイレゾ】
1 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], カルロス・ミゲル・プリエト[指揮], ラフマニノフ[作曲]
2 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], カルロス・ミゲル・プリエト[指揮], ラフマニノフ[作曲]
3 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[アーティスト], カルロス・ミゲル・プリエト[指揮], ラフマニノフ[作曲]
4 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
5 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
6 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
7 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
8 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
9 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
10 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
11 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
12 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]
13 ボリス・ギルトブルグ[ピアノ], ラフマニノフ[作曲]