NAXOSの膨大なレパートリーの中にありそうでなかったのが、ロッシーニ(1792-1868)歌劇の序曲全集です。折角ならば全曲を聴いてみたいと熱望するファンの声に応えて、この度4枚からなる全集を企画、その第1集となるのがこちらです。さて、冒頭から聴いてみてください。抜けの良い録音と闊達なるベンダの指揮は、耳をわくわくさせること間違いなし。第3曲目はタイトルこそ「エリザベッタ、イギリス女王」ですが、使い回しの多いロッシーニのこと、今では「セビリアの理髪師」の序曲として知られているものです。喜劇あり悲劇ありのロッシーニの奥深い世界、まずは序曲から足を踏み入れてみませんか?
●レビュー
PS Tracks, April 2013
""Sparkling tunes and timbres…in fizzy yet precise performances from the Prague Sinfonia and Christian Benda, captured in colorful, open sound. ""
●録音
Recorded at Kulturni Dum Barikadniku, Prague, Czech Republic, on 5th and 6th September, 2011
Produced and engineered by Michael Rast
【ロッシーニ: 序曲全集 第1集/プラハ・フィルハーモニー合唱団, プラハ・シンフォニア管弦楽団, クリスティアン・ベンダ/ハイレゾ】