ひとつのアルバムで4台のオルガンを聴き較べる、ハイレゾならでは愉しみ。元NHKチーフエンジニアで世界中の同業者・学生から憧憬の眼差しを集める深田晃氏の手によって、国内有数の響きを誇る二つの会場、「ミューザ川崎シンフォニーホール」と東久留米市「聖グレゴリオの家」のパイプオルガン、ポジティフオルガンそれぞれの魅力が最大限に引き出されています。
大ホールならではの空間を揺るがす荘厳なサウンド、北ドイツのバロック様式そのままのアーレント・オルガンの清澄な響きを心ゆくまで楽しめるアルバム。 32bit/384kHz Recording
全てが一点物で美術品・工芸品としての価値も高いオルガンのレコーディング・レポートは
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※ポジティフオルガン ~ パイプに空気を送り込む構造は同じながら、小さな筐体の内部に縦横にパイプが組み込まれたオルガン。据置型とされるが、リード(足踏み)オルガンとさほど変わらないサイズゆえ運搬も可能であり、ミューザ川崎のポジティフオルガンは東日本大震災によってホールが閉ざされた約2年の間多くの会場に運び込まれ、人々にそのあたたかい音色を届けた。
収録:2013年11月15日(ミューザ川崎シンフォニーホール) Tr 01 ~ Tr 05
2013年11月26日(東久留米市 聖グレゴリオの家) Tr 06 ~ Tr 16
使用楽器:クーン社パイプオルガン、ガルニエ社ポジティフオルガン(ミューザ川崎シンフォニーホール)
アーレント製パイプオルガン、ポジティフオルガン(東久留米 聖グレゴリオの家)
レコーディング&ミキシングエンジニア:深田晃(dream window inc.)
【天上のオルガン~ バロック音楽を中心にパイプオルガンとポジティフオルガンで聴く大ホールと礼拝堂の響き/塚谷水無子, 菅哲也/ハイレゾ】