CTI最大のベスト・セラー・アルバム。哀愁の旋律が映える「アランフェス協奏曲」は、ジム・ホール一世一代の名演。
*アルバム購入特典として、音楽評論家・ライターの小川充氏によるライナーノーツとジャケット写真をダウンロード頂けます。
■「CTI Supreme Collection」シリーズの全タイトルは
コチラ
“ジム・ホールが亡くなってしまった。多くの人がいま、ビル・エヴァンスとの『アンダーカレント』を、そしてこのCTIからの『アランフェス協奏曲』を聴いて涙しているであろう、2013年の年の瀬であることよ。それにしても恐ろしいタイミングである。もちろん、CTIレーベルの多くのタイトルが2013年12月11日に本サイトにて配信となっているのは、ジムの死とは関係がない。だが、あまりにもタイミングがジャストすぎる。これ以上邪推しても意味がないのでやめておくが、この『アランフェス』は今回の“CTI Supreme Collection”シリーズのなかでも注目すべき一枚であることは間違いない。DSD2.8のほか、PCM24/192も同時に配信されるが、それぞれ別々のマスタリングがなされているとのこと。試聴はDSDで行なったが、きっとPCMもPCMならではの音の肉感的な感触が期待できる。しかしそれでも僕はこのDSDの持つ、あくまでも透徹した音響に涙するのだ。”(text by 國枝志郎) 提供:
CDジャーナル