エベーヌ弦楽四重奏団とアントワン・タメスティが加わり、心に響く暖かさ、各楽器との対話により、新鮮で魅惑的な演奏を披露。常に時代に合った新鮮味を加え、作品の深奥に迫っていく鋭敏な感性には脱帽です。
【収録予定曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
1-4 弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K.515
I. Allegro - II. Menuetto: Allegretto - III. Andante - IV. Allegro
5-8 弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
I. Allegro - II. Menuetto & Trio: Allegretto
- III. Adagio ma non troppo - IV. Adagio: Allegro
【演奏】
エベーヌ弦楽四重奏団
ピエール・コロンベ[ヴァイオリン]
ガブリエル・ル・マガデュール[ヴァイオリン]
マリー・シレム[ヴィオラ:I (K.516) & II (K.515) ]
ラファエル・メルラン[チェロ]
アントワン・タメスティ[ヴィオラ:I (K.515) & II (K.516) ]
【録音】
2020年6月3-6日、パリ、Auditorium, Seine Musicale
ここに収められたモーツァルトの弦楽五重奏曲の2曲は、1787年にペアとして作曲されましたが、対照的な性格を持っており、交響曲第40番と第41番とのように擬せられ、随所に流れる美しい旋律は、モーツァルトの数ある作品の中でも、もっとも深い憂いをたたえたものに数えられています。この弦楽五重奏曲は弦楽四重奏にヴィオラが追加されたもので、音の絡み合いが複雑であり弦楽四重奏の響きの純度に比べると、中音部のバランスが重要視されます。エベーヌ四重奏団の瑞々しく新鮮に、何よりも生き生きと蘇った見事なバランスによる透明な響き、しなやかな歌のあふれた緊密なアンサンブル。そして世界で最も偉大なヴィオリストと称され、比類のないテクニックと深い芸術性をもつ音楽家であることに加え、美しく、豊で深みのある、磨きぬかれた質の高い音色で知られるヴィオラ奏者のアントワン・タメスティが加わり、心に響く暖かさ、各楽器との対話により、何とも新鮮で魅惑的な演奏を披露しています。常に時代に合った新鮮味を加え、作品の深奥に迫っていく鋭敏な感性には脱帽です。
【Mozart: String Quintets K. 515 & 516/Quatuor Ébène, Antoine Tamestit, Antoine Tamestit, Quatuor Ébène, Wolfgang Amadeus Mozart/ハイレゾ】
1 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
2 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
3 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
4 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
5 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
6 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
7 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]
8 Quatuor Ébène, Antoine Tamestit[MainArtist], Wolfgang Amadeus Mozart[Composer]