北欧のJAZZシーンを牽引し続ける存在であるデンマークのピアニスト、ニルス・ラン・ドーキーの最新作！

ヨーロピアン・ジャズ・ピアノの最高峰に数えられるひとり、ニルス・ラン・ドーキーによる新作フル・アルバム。本作は、彼の故郷であるデンマークのライフスタイルをかたどり、普段の生活におけるフレキシビリティを表現した内容に。ゲスト・ヴォーカルには、兼ねてからニルスとのコラボレーション・ライヴを行っており、「We Are Family」などのヒット曲で知られるシスター・スレッジのメンバー、デビー・スレッジを、そして、同郷デンマークのJAZZディーヴァ、アマンダ・トムセンを迎えて「Kiss」や「Lady Marmalade」、「Man In The Mirror」などの名曲を、ニルスの繊細かつダイナミックなアレンジを施してカヴァーし、題目通り【インプロビゼーション】の妙を聴かせる。もちろん、ニルスのメロディ・センスを活かしたオリジナルの新曲も収録。生活に寄り添うような、珠玉の北欧JAZZの世界を堪能できる。

来日公演決定！2017年6月25～27日＠BLUE NOTE TOKYO


BIOGRAPHY
1963年、デンマーク、コペンハーゲン生まれ。幼少のころからピアノに親しみ、バークリー音楽院卒業後、1986年にデビュー作を発表して以来、これまでに30枚を超えるアルバムを発表している。デンマークのみならず、アメリカ、イギリス、日本など世界中で演奏経歴があり、パット・メセニーやビル・エヴァンスらとの共演も果たした。演奏技術はもとより、アレンジや作曲能力の高さも評価されており、ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世の前で演奏を披露したり、2010年にはデンマーク国よりナイトの称号も授与されるなど、卓越したキャリアを持つピアニストでもある。ジャズだけに留まらずクラシックやポップスのセンスも兼ね備え、世界中の注目を浴び続ける音楽家である。