2017年最新リマスター音源による、クリュイタンスのベートーヴェン交響曲
ベルリン・フィル初のベートーヴェン全集としても知られるこの録音は、深みと重量感のあるテンポ設定が格調の高さを実感させられる、カラヤン色に染まる以前のベルリン・フィルならではの音色を生かしきった名演といわれています。フランス音楽のスペシャリストと見られがちなクリュイタンスがなぜベルリン・フィル初のベートーヴェン全集を任されるという栄誉を担ったのか、それはこの素晴らしい演奏自体が何より雄弁に物語っています。
このベートーヴェン交響曲は、2017年に発売された『クリュイタンス没後50周年記念ボックス(65CD)~管弦楽&協奏曲EMI録音全集』で使用された2017年、オリジナル・マスターテープより、パリのStudio Art & Son にて24bit/ 96kHzリマスターされた音源を使用しています。
【収録曲】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱付き』
【演奏】
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グレ・ブロウェンスティーン(ソプラノ), ケルステン・マイヤー(メゾ・ソプラノ),
ニコライ・ゲッダ(テノール), フレデリック・ガスリー(バリトン),
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団,
【録音】1957年、ベルリン、グリューネヴァルト教会(ステレオ)
【ご注意】CDパッケージ用のコメントを利用していることがあるため、一部内容が当てはまらない場合があります。あらかじめご了承ください。
【Beethoven: Symphony No. 9, Op. 125 "Choral"/André Cluytens, Berliner Philharmoniker, Ludwig van Beethoven/ハイレゾ】