2016年2月のジャパンツアーで演奏された楽曲を中心に、スタジオにて収録された今作には、アース・ウィンド&ファイアのヴォーカル、モーリス・ホワイトに捧げた「キャント・ハイド・ラヴ」。スティーヴィー・ワンダー「ファースト・フィナーレ」(1974)収録の「ブギー・オン・レゲエ・ウーマン」。そしてアメリカン・トラディショナルである「ジョニーが凱旋するとき」の3曲のカバーを収録。一方、小沼ようすけの作曲による、「アット・ワン」「ザ・プレイヤー」はこのバンドのモダンな側面を引き出ししている。トニー・モナコがスタジオで書き下ろした“Giant Steps”コード進行に沿った「ジャスティン・ステップス」など、ジャズアプローチの難曲も聞きどころのひとつ。伝統を継承しながらも多彩なアプローチによって現代オルガンジャズの新たな方向性を示した1枚。
【アーティスト・プロフィール】
トニー・モナコ、小沼ようすけ&ジーン・ジャクソンの、白人、日本人、黒人で構成されるインターナショナル・オルガン・トリオ。東日本大震災の後の落ち込んだ日本を励ますために結成された、国境や人種間を越えてハーモニーを紡ぐピースフルなバンド。デビュー作「Live at Cotton Club, Japan」(2013)を発売した同年と翌2014年に、結成の地である東京丸の内コットンクラブにて、満員の観衆を迎えて大晦日カウントダウンライヴをおこなった。
【At One (PCM 88.2kHz/24bit)/トニー・モナコ, 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン/ハイレゾ】
1 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Tony Monaco[作曲]
2 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
3 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], SCARBOROUGH SKIP[作曲]
4 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Stevie Wonder[作曲]
5 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Tony Monaco[作曲]
6 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Tony Monaco[作曲]
7 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], G JACKSON[作曲]
8 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
9 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Traditional[作曲]
10 トニー・モナコ[アーティスト], 小沼ようすけ & ジーン・ジャクソン[アーティスト], Tony Monaco[作曲]