小沼ようすけ待望の新作は、カリブ海に浮かぶフランス海外県グアドゥループの民族リズム“グオッカ”を採り入れた「Jam Ka」(2010)の続編。2010年10月のブルーノート東京でのコンサート以来、5年強となる歳月を経て、再びオリジナル・メンバーが集結。Parisにて録音された今作は、前作の世界観を踏襲しながら、更にアグレッシブに深化。ギターミュージックの魅力をたっぷりと伝えてくれる。
今作ではこの5年の間に登場したマルティニーク出身の俊英ピアニスト、グレゴリー・プリヴァが4曲に参加している。現在Parisにはフレンチ・カリビアンのジャズ・ミュージシャンの台頭が目覚ましく、ロンバール通りにあるジャズクラブBaiser Saleを中心に“クレオール・ジャズ”と呼ばれるカリビアン・グルーヴとジャズの融合が活性化している。「Jam Ka Deux」はParisのこのムーブメントと同時進行するクレオール・ジャズの最新スタイル。
ゲストにハーモニカ奏者ジョー・パワーズ、リサ・シモン・バンドで話題のギタリストエルヴェ・サム、グオッカ・マスターと名高いパーカッション奏者ソニー・トルーペ、詩人・作家シモーヌ・シュワルツバルトがポエトリーリーディングで参加。
【アーティスト・プロフィール】
2001年にSONY MUSICよりデビュー、10年間在籍。現在までにSONY他から9枚のアルバムをリリース。様々なアーティストとコラボレーションしながら、国内外のフェスに参加、幅広い活躍を見せている。2010年「Jam Ka」発売、同年にBLUE NOTE NY & TOKYOでリリースライヴをおこなう。2014年、ワールドミュージック要素を採り入れた「GNJ」を発表。ここ数年は様々な国を旅して得た影響を自分の音楽に採り入れ、世界を繋ぐ創作活動を続けている。2004年のリチャード・ボナとのレコーディングを契機に、独自の方法論による指弾きスタイルを確立。リーダー作以外のコラボレーション、セッションにも積極的に取り組み「トニーモナコ、小沼ようすけ&ジーンジャクソン」名義で活動するストレート・アヘッド・ジャズに現代性を加味したオルガンジャズトリオも高い評価を得ている。GIBSON社エンドースメント・アーティスト。エレキギターの他にナイロン弦アコースティックギターも使用する。
【Jam Ka Deux (PCM 96kHz/24bit)/小沼ようすけ/ハイレゾ】
1 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
2 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
3 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
4 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
5 小沼ようすけ[アーティスト], Arnaud Dolmen[作曲], Olivier Juste[作曲]
6 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
7 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
8 小沼ようすけ[アーティスト], Jacques Schwarz-bart[作曲]
9 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
10 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
11 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲], Simone Schwarz-bart[作詞]
12 小沼ようすけ[アーティスト], 小沼ようすけ[作曲]
13 小沼ようすけ[アーティスト], Jacques Schwarz-bart[作曲], Arnaud Dolmen[作詞]