---宇宙に散った無名のパイロットに捧げるラプソディ---

このアルバムはこれから作る東京をテーマにした失踪系、B級SF映画のための前段階的サントラ。
『静かな太陽を探す』物語である。
世の中は哀しく、ヤバイ雰囲気になってきた。
2011年3月11日以降、東京に降り注いだ放射能はどうなっているんだろう？
あの時から僕たちはいろいろと学んだ。
この国はアメリカに依然と支配され、テレビ、マスコミは何を言っているのかわからないし頼りにならない。
真実は自分で探さなければならない。
そして、世界はおかしくなり地球の自転は狂ってきた。
ロシアはソヴィエトにもどり,テロはあちこちで起き、ISISは暴れ、アメリカ、中東は戦争。
歯止めの効かない難民は増え続ける。世界は壊れていく。
70年代、ウオーというバンドが『世界はゲットーだ』と歌ったが
今、そんな時代になりそうだ。
アルバムはそんなことも考えながら作った。
サウンドはピアノを中心にムーグ、メロトロン、ギター。ヴォイスを入れて世界観を演出した、プライベート録音である。
是非、聴いていただければ幸いである。