石井裕太とハードバップ・リバイバーズ、デビュー!e-onkyo music独占配信!島裕介インタビュー。

2014/06/18
1950年代、ニューヨークで隆盛を極めた「ハードバップ」シーンの名曲の数々をMOTION BLUE YOKOHAMAでの公演等で話題を呼んだ国内若手ジャズの精鋭が熱演した「ハードバップ・リバイバーズ」がe-onkyo music独占で配信される事となった。

今作は、Shima&Shikou DUOでの活躍でも知られる、トランペッター・島裕介氏が全面参加&プロデュースを行っている。
配信を記念して、島氏のインタビューをお届けする。
-今作はどういったコンセプトで制作に臨まれましたか?

島裕介:ジャズが最も熱かったと言われる時代1950年代NY ”ハードバップ”と呼ばれるシーンがありましたが、コンセプトとしては、”現在においての日本のハードバップ”を示すべく、その数々の名曲を、日本の若手精鋭ジャズミュージシャンがカヴァーしました。

今作をハイレゾで制作しようと思われた理由を教えてください。

島裕介:”パッケージ”という意味で価値がいまだ残るCDに対して、データによる音楽配信に付加価値をつけるとするなら、当然、CD以上の音質である必要があると思っています。

-録音機材はどのようなものを使用されましたか?

島裕介:細かい機材名はあまり記憶していませんが、レコーディング環境としては、ドラムのみ別ブース(マイク8本)、他同ブース、ベース(ライン1本エアー1本)、ピアノ(2本)、サックス(1本)、トランペット(1本)のシンプルなマイキングでの一発録りです。

-影響を受けられたアーティスト(アルバム)を教えて頂けますでしょうか。

島裕介:今回の制作でイメージしたのは、アレンジ面では1950年代ハードバップジャズ原曲そのままで、録音ミックスが最近の感じ。強いて言うなら、High Five Quintetの初期作品でしょうか。ジャズにしてはロー強めですが、生感を大切にしました。

-アルバム制作中のエピソードがございましたら教えてください。

島裕介:リーダー石井くんが用意してきた選曲の半分くらいが、現場で変更になった。 オリジナル曲を結局書いてこなかったので、その場での即興セッションを2つにぶった切って、インタルード1,2としました。

-この後、ライブ・ツアーが始まりますが、見どころを教えてください。

島裕介:日本の20歳そこそこの世代のジャズマンのレベルの高さに驚かされます。ジャズは癒しのような弱い音楽ではなく、熱い音楽であるべきです。間違いなく熱い夜になります!
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【ライブスケジュール】
■8月19日(火)渋谷 JzBrat
石井裕太とハードバップリバイバーズ 1stアルバムリリース記念ライブ
1st:Open 17:30 Start 19:30
2nd:Start 21:00
ご予約・詳細 JzBrat:03-5728-0168
E-mail:info@jzbrat.com
http://www.jzbrat.com/top.html

■8月22日(金)名古屋金山 "ミスターケニーズ"
石井裕太とハードバップリバイバーズ 1stアルバムリリース記念ライブ
〒460-0023 名古屋市中区金山5-1-5 満ビル2F
E-Mail:mr.kenny@chic.ocn.ne.jp
Tel/Fax: (052)-881-1555

■8月23日(土)
大阪梅田 "ロイヤルホース"
石井裕太とハードバップリバイバーズ 1stアルバムリリース記念ライブ
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-最後に、e-onkyo musicのユーザー様にメッセージをお願いします。
:高音質での”現在のハードバップジャズ”、息吹まで聴こえる熱いサウンド、お楽しみください。

-貴重なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました!

ハードバップ・リバイバーズ(96kHz/24bit)
/石井裕太とハードバップ・リバイバーズ



数々のアーティストサポート・プロデュース、またリーダーとして新たなジャズシーンを切り開いてきたトランぺッター島裕介が主宰する、Jazz・金管楽器・シンガーソングライターをコンセプトとしたレーベル”MOS sound”。ミュージシャンならではのセンスと審美眼で、新しいジャズシーン・アーティストを紹介し、サポートしていきます。




■島裕介(Yusuke Shima)

トランペッター(その他金管楽器)、プロデューサー、作編曲。2002年からプロ活動を開始。
キャリア11年にして300タイトルほどのアルバムに参加したという超多忙サポートトランペッターとして注目を集める一方で、リーダーユニット"Shima&ShikouDUO"を結成。トランペットとピアノというシンプルな編成でありながら、叙情的・情熱的な演奏が全国話題となり、FujiRockFestival07' にも出演。

2ndアルバム「RoadToTheDeepNorth」はタワーレコードJ-JAZZチャート1位を獲得、海外でも高く評価される。3rdアルバム「Poetry」をビクターよりリリース。
4th「呼吸」のリリース記念ライブではNHK-FMの1時間特番が組まれ、大きく話題となった。

ソロプロジェクト"SilentJazzCase"としても活動。カヴァー作品「Jazzin'R&B」はジャズアルバムとしては異例のロングヒットを記録(iTune2010年度ジャズ部門1位)。
2009年オリジナルアルバム「SilentJazzCase」も大ヒットを記録。

CM「そうだ京都行こう」2011年秋バージョンでのトランペット演奏、
エゴラッピン・オレンジペコー・畠山美由紀・Bluey(Incognito), 沖仁, パリスマッチ, 一青窈などの有名アーチストの作品・ツアーにも参加している。

執筆活動として「JazzJapan」(元スイングジャーナル誌)の連載、 ジャズとシンガーソングライターのレーベル"MOS Sound"を主宰しアーチストプロデュースを積極的に行っている。
2013年、初の本人名義アルバム「名曲を吹く」「名曲を吹くII」2作をリリース。全国津々浦々で70本超えるツアーを行った。

■関連作品

名曲を吹く -Ink Blue-
/島 裕介(48kHz/24bit)



名曲を吹く 2
/島 裕介(48kHz/24bit)



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