Brahms: Piano Quartet No. 1, Symphony No. 3 - The Schoenberg Effect

Notos Quartett

Sony Classical/Sony Music

2021/03/19

(P) 2021 Deutschlandradio/Sony Music Entertainment Germany GmbH

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1
Piano Quartet No. 1 in G Minor, Op. 25: I. Allegro
0:13:27
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Notos Quartett[AssociatedPerformer], Notos Quartett[MainArtist], Johannes Brahms[Composer]

2
Piano Quartet No. 1 in G Minor, Op. 25: II. Intermezzo. Allegro man non troppo
0:07:37
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Notos Quartett[AssociatedPerformer], Notos Quartett[MainArtist], Johannes Brahms[Composer]

3
Piano Quartet No. 1 in G Minor, Op. 25: III. Andante con moto
0:10:00
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4
Piano Quartet No. 1 in G Minor, Op. 25: IV. Rondo alla Zingarese. Presto
0:08:35
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5
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90 (Arr. for Piano Quartet by Andreas N. Tarkmann): I. Allegro con brio
0:11:54
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6
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90 (Arr. for Piano Quartet by Andreas N. Tarkmann): II. Andante
0:07:31
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7
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90 (Arr. for Piano Quartet by Andreas N. Tarkmann): III. Poco allegretto
0:05:14
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Notos Quartett[AssociatedPerformer], Notos Quartett[MainArtist], Johannes Brahms[Composer]

8
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90 (Arr. for Piano Quartet by Andreas N. Tarkmann): IV. Allegro
0:08:27
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Notos Quartett[AssociatedPerformer], Notos Quartett[MainArtist], Johannes Brahms[Composer]

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バルトークのピアノ四重奏曲初録音で音楽界を驚嘆させたノトス・カルテット第2弾は、来日公演で絶賛されたブラームス。しかも驚愕の交響曲第3番のピアノ四重奏版・世界初録音収録!ノトス・カルテット/シェーンベルク・エフェクト~ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番、交響曲第3番(ピアノ四重奏版)

 ブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、1861年11月にハンブルクでのクララ・シューマンの演奏会において披露されました。第1楽章のほの暗い第1主題と落ち着いた第2主題にブラームスの革新性が取り入れられ、第2楽章の流れるようなメロディ、第3楽章の牧歌的なメロディと中間部の行進曲調、第4楽章のジプシー風ロンド(チャルダッシュ)では情熱的で気分爽快な音楽です。シェーンベルクはブラームスのこのピアノ四重奏曲に多くの豊かさを見いだし、3管編成の巨大なオーケストラ用に編曲し、ブラームスの濃密なメロディの美しさとシェーンベルクの雄弁をきわめたオーケストレーションの魅力が相互に作用しあった希有なオーケストラ曲を作り出したのでした。シェーンベルクは編曲の理由を私信で「私はこの作品が好きだが滅多に演奏されず、しかもピアノ・パートに優れた演奏家がいるとそのパートが強調されるためにかえってまずい演奏になるため、全てのパートが聴こえるように編曲した」と語っています。
 この作品はドイツ気鋭のピアノ四重奏団、ノトス・カルテットの文字通り看板レパートリーであり、バルトークのピアノ四重奏曲の日本初演が話題となった2019年7月の来日でもプログラムのメインに据えられていました。そのピアノ四重奏曲第1番に組み合わせる作品として、ノトス・カルテットは室内楽と交響曲の境界を超えるかのように、アンドレアス・N・タルクマンに同じブラームスの交響曲第3番の編曲を依頼したのです。ただしタルクマンの編曲は、シェーンベルクとは正反対のアプローチを採用しており、代わりにブラームスの第3交響曲の室内楽的な特徴を明らかにしていきます。初録音となるこれまで耳にしたことのない構造が突然明らかになるピアノ四重奏版を通じて、編曲作品はピアノ四重奏曲としてのオリジナリティを獲得し、聴き手はまったく新しい方法でこの作品を体験することになるのです。つまり、土台としてのシンフォニック・サウンドと室内楽の透明性が共生することで、ブラームスの作曲家としての驚異的な音楽づくりを証拠だてているかのようです。確信に満ちたタルクマンの編曲手法は、「交響曲じゃないよな」という疑念を吹き飛ばし、ブラームスのピアノ四重奏曲「第4番」とでもいうべき説得力を獲得したのです。

[ノトス・カルテット]
2007年創設のプロのピアノ四重奏団。アルバン・ベルク四重奏団、マンデルリング四重奏団、ウーヴェ=マルティン・ハイベルク、クレメンス・ハーゲン、メナヘム・プレスラー、アンドラーシュ・シフの指導、支援を受けた。これまでにアリス&エレノー・シェーンフェルド国際弦楽コンクール(中国)、アルメレ国際室内楽コンクール(オランダ)、チャールズ・へンネン国際室内楽コンクール(オランダ)、フィレンツェ国際室内楽コンクール(イタリア)で第1位を獲得。2017年にはドイツ・エコー賞クラシック部門で新人賞を受賞し、脚光を浴びた。その後、ウィグモア・ホール、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、ベートーヴェン・ハウス、パレ・デ・ボザール、フェニーチェ劇場などヨーロッパの主要ホールおよび音楽祭に出演、また、定期的に訪れている東南アジアでは演奏活動のみならず若い音楽家たちのキャリア形成を促進することに努めている。さらにイギリスやドイツにおいてノトス室内楽アカデミーの創設者として若い音楽家たちに影響を与え、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学では室内楽研究員を務めた。ソニークラシカルには2019年の「ハンガリアン・トレジャーズ」でデビュー。

【演奏】
ノトス・カルテット[ピアノ四重奏団]
シンドリ・レーデラー(ヴァイオリン)
アンドレア・ブルガー(ヴィオラ)
フィリップ・グラハム(チェロ)
アントニア・ケスター(ピアノ)

【ご注意】CDパッケージ用のコメントを利用していることがあるため、一部内容が当てはまらない場合があります。あらかじめご了承ください。
【Brahms: Piano Quartet No. 1, Symphony No. 3 - The Schoenberg Effect/Notos Quartett/ハイレゾ】

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