難曲として知られる「悪魔の奇想曲」を筆頭にテデスコの代表作といわれる「ソナタ」など、20世紀に作曲されたギターの名作で編まれたプログラム。
副題に「賛歌」と付された作品が並ぶ。これについて福田は「このアルバムは、『オマージュ(讃歌)』をテーマに、クラシックの大作曲家たち、パガニーニ、シューベルト、ショパン、ボッケリーニへの讃歌を並べつつ、最終的にそれらは作品の被献呈者、巨匠セゴビアへの讃歌でもあるという、曲配列によって、ふたつの意味合いを持たせた。」とライナーノーツに記しています。
シンフォニックな響きを得るため、本レコーディングにはパワーとバランスを兼ね備た名器ロベール・ブーシェ(1973)を使用。ハーモニックスを含めた最高音域まで美しく響く名器を手に、超絶技巧を越え、作品の本質に迫る凄みを帯びた演奏が繰り広げられます。
使用楽器:ロベール・ブーシェ(1973/#144/パリ)
Guitar : Robert Bouchet (1973 / #144 / Paris)
「私はこのアルバムを、2024年3月に亡くなられた恩師マエストロ・オスカー・ギリアに捧げたい。1980年頃、イタリアのシエナ・キジアーナ音楽院で、セゴビアの後継者である マエストロから学んだテデスコやポンセの表現が、その後の私の演奏の中に「今も生きている」と感じられるからである。」(福田進一 ライナーノーツより)
【悪魔の奇想曲/福田 進一(ギター)/ハイレゾ】
1 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
2 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. M. ポンセ[作曲]
3 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. M. ポンセ[作曲]
4 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. M. ポンセ[作曲]
5 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. M. ポンセ[作曲]
6 福田 進一(ギター)[アーティスト], A. タンスマン[作曲]
7 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
8 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
9 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
10 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
11 福田 進一(ギター)[アーティスト], M. カステルヌオーヴォ=テデスコ[作曲]
12 福田 進一(ギター)[アーティスト], A.ルーセル[作曲]