【50年前の名盤特集!】「1972」 第二弾 期間限定10%ポイントアップキャンペーン

2022/09/05

e-onkyo musicでは、今からちょうど50年前、1972年に国内リリースされたアルバムを大特集!
ロック、ソウルを中心に発売時期に分けて名盤をご紹介。第二弾は1972年5月~8月リリース作品!
期間限定ポイントアップも実施いたします。この機会にぜひ名盤の数々に触れてみてください。

文:竹田泰教(e-onkyo music)

 



【50年前の名盤特集!】
「1972」 第二弾 期間限定10%ポイントアップキャンペーン


本企画掲載の25作品を期間限定ポイントアップ!対象アイテムをアルバム購入でもれなく10%*にポイントアップいたします。是非この機会に名盤をハイレゾでお楽しみください!

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■期間:2022年9月5日(月)〜10月31日(月)23:59:59まで
■対象アイテム:このページでご紹介の25作品(34品番)>>作品一覧ページはこちら
※ポイントアップは「アルバム購入」のみ対象となります。
※ポイント付与は税抜き金額が基準となります





May. 1972

・沖縄本土復帰。沖縄県発足
・ジョン・レノン、アメリカ国外退去命令を受ける
・テルアビブ空港乱射事件

『Exile On Main Street』
The Rolling Stones

ルーツ・ミュージックに回帰した『ベガーズ・バンケット』『レット・イット・ブリード』『スティッキー・フィンガーズ』を経て制作された集大成的なLP2枚組の大作だが、節税のために移住したという南仏のヴィラで"耽溺"の環境で録音されたことが功を奏し(?)良い意味で"ラフで散漫"なため、風通しがよく、最後まで飽きずに楽しめる。発売当時は賛否両論を巻き起こしたが、パンクやグランジを経た現在は本作を最高傑作とする声も多い。後にキースは本作が"グランジの最初のレコード"であると発言しているそう。ちなみに「ザ・ローリング・ストーンズ」名義で初めてライブを行ったのが1962年なので、本作はバンドの結成10周年アルバムとも言える。





Live! In Europe』
Rory Gallagher


クリーム解散公演の前座も務めたバンド「テイスト」の解散後にソロデビュー。本作は欧州ツアーの模様を収録したライブアルバム。後世のハードロックギタリストに大きな影響を与えたロリー・ギャラガーだが、本作では若々しいボーカルやアコースティックな楽曲における熱演も魅力的。


『The Jeff Beck Group』
Jeff Beck Group


黒人メンバー二人を正式メンバーに迎え、ブラック・ミュージックの実践を試みた第二期ジェフ・ベック・グループの2nd。リリース後のツアーを以てグループの活動は終了するが、傑作インスト・アルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』に繋がるファンク要素はここで育まれた。


『Still Bill』
Bill Withers


炭鉱の町で生まれ育ち、海軍での兵役と飛行機の修理工を経験したという異色の経歴を持つビル・ウィザーズ。彼の音楽は内省的かつソウルフルで、フォーキー・ソウルとも呼ばれることもある。間も含めたリズム・セクションが印象的な「Use Me」「Lean On Me」は高音質で聴くと新たな発見があるかもしれない。



『Brother, Brother, Brother』
The Isley Brothers



50年代から活動しているアイズレー・ブラザーズ16枚目のアルバム。マーヴィン・ゲイ「What's Going On」に触発され作られたキャロル・キングの「Brother, Bother」をアイズリーブラザーズがソウルフルにカバーする、この感動的な一曲目だけでも聴いてほしい。


『Roberta Flack & Donny Hathaway』Roberta Flack & Donny Hathaway

既に人気を不動のものにしていたロバータ・フラックと『ライヴ』をリリースしたばかりのダニー・ハサウェイ、新進気鋭男女ソウルシンガーの唯一のデュエットアルバム。ミディアムでウェットな曲が多い。ここでもキャロル・キング『You've Got a Friend』がカバーされている。


『Crossings』
Herbie Hancock



前衛ジャズが「フュージョン」「クロスオーバー」に収斂する以前のジャズ混迷の時代に産み落とされた奇跡の結晶。アフリカ音楽に影響を受けた前作『ワンディシ』と同じ路線だが、よりロック的なアンサンブルを聴くことができる。「Sleeping Giant」のクライマックスは現代のロックフェスでも大盛り上がりしそうなほどグルーヴィ。


 

 

Jun. 1972

・ウォーターゲート事件発覚
・佐藤栄作首相退陣表明

『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』
David Bowie

グラム・ロックの代表作であり、70年代のロックを代表する名盤。"映画的"とも評される展開の多さが楽しい。鮮やかなミック・ロンソンのギタープレイも冴えている。デヴィット・ボウイ名義の作品であるが、ジギー・スターダストという架空のロックスターとそのバンド、スパイダース・フロム・マーズの栄枯盛衰が描かれたコンセプトアルバムだ。ボウイは三島由紀夫からの影響を公言しているが、「Ziggy Stardust」と「午後の曳航」のストーリーの類似性など、本作も三島からの影響を感じずにはいられない。評論家の橋本治曰く、三島の仮面の下は”虚”であったが、三島事件から3年後の73年、ボウイは無事ジギーを"引退"させ、その後も傑作を生み出し続けた。





『Eagles』
Eagles



76年のモンスターアルバム『ホテル・カルフォルニア』があまりにも有名なイーグルスのデビュー作。バンジョーやマンドリンを使用したカントリー・ロックが中心だが後年を思わせるロック路線の楽曲も含まれる。美しいコーラスが甘酸っぱく爽やかな雰囲気を醸成する。


『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』
ジョン・レノン, ヨーコ・オノ


代表作『ジョンの魂』『イマジン』の後にリリースされた作品だが、直接的な政治的メッセージ性が強いせいか高い人気は獲得できなかった。本作は二枚組のアルバムとしてリリースされたが、二枚目の「Live Jam」ではフランク・ザッパ&マザーズ・オブ・インヴェンションとの共演を聴くことが出来る。


『Lou Reed』
Lou Reed



イエスのスティーヴ・ハウ、リック・ウェイクマンらと共にロンドンでレコーディングされたルー・リード初のソロアルバム。収録曲の大半はヴェルヴェッツ時代の楽曲を再録音したもの。作風が曖昧であるという批判があるが、よく言えば素朴で奥ゆかしい。



『Carney』
Leon Russell


レオン・ラッセル初のシングル・ヒット「タイト・ロープ」を収録した3rd。ジャケがピエロというよりジャック・ニコルソンのようで怖いが、中身はルーツ・ミュージック愛に溢れたポップなロック。見せ物小屋を思わせるアレンジが楽しい。日本でも人気を博した。


『Amazing Grace』
Aretha Franklin


映像と音声を同期できなかったという技術的な問題で長くお蔵入りしていた映画が昨年(21年)公開されたばかり。300万枚以上の大ヒットを記録した作品。自身のルーツであるゴスペル/教会に向き合った名盤。ここでもキャロル・キング『You've Got a Friend』がカバーされている。


『Greatest Hits』
SIMON & GARFUNKEL


70年に活動を休止したサイモン&ガーファンクルの公式ベストアルバム。「ミセス・ロビンソン」「明日に架ける橋」など代表曲を網羅している。



J
ul. 1972

・第1次田中角栄内閣発足
・映画「ゴッドファーザー」公開

・刑事ドラマ「太陽にほえろ!」放送開始

『All Directions』
The Temptations

デビューから10年、オリジナルメンバー二人の脱退と新メンバーの加入という大きな転機を経てリリースされた「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」が大ヒット、11分を超える奇妙なサイケデリック・ソウルの名曲が全米一位に輝いた。グループの音楽性はこの後すぐにファンクに傾倒していくので、この楽曲を含む数曲のサイケデリック・ソウルは彼らの長いキャリアの中で異端である。「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」を収録した本作も過去最高のセールスを得たが、大ヒット直前に脱退し後に自ら命を絶つことになるオリジナルメンバーのポールは、どのような思いで彼らの成功を見つめていたのだろうか。





『Chicago V』
Chicago


デビュー以来2枚組でのリリースにこだわっていたが本作で初めて1枚でのリリースとなった。多忙の中わずか一週間でレコーディングされた作品だが結果的に72年に最もヒットしたアルバムとなった。全米アルバム・チャートで初の首位を獲得。9週もの間1位に君臨し続けたモンスターアルバム。


『Toulouse Street』
The Doobie Brothers


彼らのトレードマークであったツイン・ドラム/ツイン・リード・ギター体制になって最初の作品。「Jesus Is Just Alright with Me」などでこの体制ならではの音の厚みやグルーヴを感じることができる。グレイトフル・デッドやオールマン・ブラザーズ・バンドと並び3大ライブバンドと評された。


『Trilogy』
Emerson, Lake & Palmer


プログレッシヴ・ロックのスーパーグループの3rd。前作の組曲「タルカス」のような色々な意味で衝撃的な楽曲はないが、その分聴きやすい作品とも言える。日本でも非常に高い人気を得ており、本作リリース直後来日、後楽園球場と阪神甲子園球場でコンサートが開かれた。



『Never A Dull Moment』
Rod Stewart


第一期ジェフ・ベック・グループに在籍していた人気ロックシンガーの4th。ソロ前作の成功を経てフェイセズとの亀裂が生じている中レコーディングされたが、冒頭の「トゥルー・ブルー」はフェイセズ全員が参加している。ロッドのハスキーなボーカルは高音質で聴くとより魅力的に聞こえるかもしれない。


『Son Of Schmilsson』
Harry Nilsson


銀行員、ソングライターを経てソロ活動を始めたという異色の経歴を持つハリー・ニルソンのポップ・ロックには大人の余裕が感じられる。ビートルズメンバーを含む異常に豪華なゲストを迎えたアルバムによく"いびき"の音を収録できるものだなと素直に感心する。無心で楽しく聴ける名盤。


『Saint Dominic's Preview』
Van Morrison


60年代から現在まで第一線で活躍する、北アイルランド出身のブルー・アイド・ソウル・シンガーの6th。A面B面それぞれの最終曲「Listen to the Lion」「Almost Independence Day」が10分超えの長尺曲であるのはこの時代ならではか。本作が初の全米トップ20アルバムとなった。




『ゴッドファーザー』オリジナル・サウンドトラック
ニーノ・ロータ


泣く子も黙る伝説のコッポラ映画のサウンドトラック。シチリアの美しい風景を除けばバイオレンスな光景しか思い出すことができないが(長男ソニーの最期はトラウマもの)、完成度の高い品のある映画に仕上がっているのは音楽の作用もあるだろう。ニーノ・ロータは本作のほかフェリーニ監督作品の映画音楽や純音楽も作曲している。


 



Aug. 1972

・ミュンヘンオリンピック開催



『Rock Of Ages[Live At The Academy Of Music, New York / 1972』The Band

多数のゲストを迎えたラストコンサートを収めた『ラスト・ワルツ』が有名だが、本作も初期の代表曲のホーンアレンジ版を聴くことができる作品として評価が高い。デラックス版にはディランをゲストに迎えたテイクが収録されているが、残念ながら本作には未収録。


『Everybody's in Show-Biz』
The Kinks



スタジオ録音盤とライブ音源の2枚組としてリリースされたキンクスの10th。どちらも円熟した演奏を聴くことができる。"ミュージシャン=旅芸人"という、レオン・ラッセルの『カーニー』と少し似たテーマをコンセプトにしているのが面白い。本作では後の演劇要素の萌芽が指摘される。


『Ben』
Michael Jackson



デビュー作『ガット・トゥ・ビー・ゼア』より少しだけ成長した声を聴くことができる。後に"キング・オブ・ポップ"の称号を手にすることになる天才はこの時まだ13歳だが、本作収録の「ベンのテーマ」が初の全米No.1となった。ちなみに"ベン"は同年公開の同名映画に出てくるネズミの名前。


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