福田 進一「ギター・ディスカバリー・シリーズ」最新作は話題の新星・岡本拓也

2021/04/24

これからの活躍が期待される優れた才能を発掘し、世に送りたいという想いを抱いて、2013年にスタートした「福田進一ギター・ディスカバリー・シリーズ」の第5弾は、話題の新星、岡本拓也のアルバム『1』。録音はもちろん、マイスター・ミュージックレーベルを主宰するオーナーエンジニアの平井義也氏。超高性能な「ゲアール」マイクを用いたワンポイント録音によるレコーディングとなります。


澄んだ感性と爽快な技術を武器に、
クラシックギターが目指す次の領域へ1 ~福田進一 ギター・ディスカバリー・シリーズ V~
岡本拓也



 これからの活躍が期待される優れた才能を発掘し、世に送りたいという想いを抱いて、2013年にスタートした「福田進一ギター・ディスカバリー・シリーズ」の第5弾。
 岡本拓也は、ウィーン国立音楽大学にてアルバロ・ピエッリに師事。2018年、同大学院修士課程を満場一致の最優秀成績で修了。ウィーンでは歴史的演奏法やリュート演奏法も学ぶ。スペイン・アルハンブラ国際ギターコンクールにて第2位を獲得。
 選曲は「クラシックギターが目指す次の領域」をテーマにカラハン、クレンジャンズ、パット・メセニーなど21世紀を生きる作曲家を配置。パリエールは岡本と同世代で親交もあり、収録作「プレリュード」はコロナ自粛生活のなかで生まれ、岡本に献呈されたもの。




アルバムに寄せて  ~ 福田進一


 これからの活躍が期待される優れた才能を発掘し、最高の録音で世に送りたいという強い想いを抱いて、2013年にスタートした「ギター・ディスカバリー・シリーズ」も今回で4人目。話題の新星、岡本拓也の登場である。 
 初めてその演奏を聴いたのは、ある夏期講習会でのレッスンで、彼はまだ中学生だった。臆する事なく非常に聡明、自分の意思をはっきりと伝えることのできる少年に出会ったという印象が強く、ジュリアーニの大序曲の溌剌とした演奏など忘れ難く記憶に残っている。そして、その後の国内での成長、さらに楽都ウィーンに学んでからの研鑽は、常に我々の注目するところだ。
 先にこのシリーズで紹介した先輩たちより5歳ほど若い岡本拓也は、さらに先の時代を歩むギタリストだと言えよう。そのことは、録音プログラムにも反映されており、そこにはクラシックの定番楽曲から、パリエール、カラハンといった未知の作曲家、さらにジャズ・フュージョン系のメセニーまで、様々なスタイルの音楽が並んでいる。これら「良い音楽」には実は新旧も国境もない、と同時にクラシックギターでなければ実現出来ない深い音楽でもある。
 このニュー・アルバムには、澄んだ感性と爽快な技術を武器に、クラシックギターが目指す次の領域へと軽やかに駆けていく岡本拓也の姿が見事に映し出されている。


(「1 ~ワン~ / MM-4091」 ライナー・ノーツより)




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