■イヤホンで最強のサブ・システムを!
太鼓判ハイレゾ音源の連載を2か月ほどお休みしました。申し訳ございません。体調がすぐれなかったということでは全くなく、単に新発売したイヤホン系グレードアップ・アイテムの生産が追いつかず、そちらに集中しておりました。どうぞお許しください。
自宅にいる時間が長くなったこの時期、我が家ではイヤホンによる音楽リスニングが大活躍。私と同じようにスピーカーでのリスニングが主である皆さんにも、ぜひイヤホンに挑戦していただきたい。まるでスピーカーと同じ気持ちで音楽を楽しめるイヤホンのシステムも、最近では出現してきました。音楽好きなら、これを聴き逃がす手はないと思います。
スピーカーでサブ・システムを組もうとすると、アンプやプレーヤーといった機器への投資や、ラインケーブルやスピーカーケーブルのケーブル類、電源環境の構築、スピーカー・セッティングの技術、そして何よりサブ・システムを設置する部屋スペースの大問題。なかなかのハードルの高さです。
その点、イヤホンでシステムを組むのは超簡単。スマホを使っているなら、プレーヤーはそれでOK。音源はサブスクにすれば、無限に近い量の音楽が手中に。そしてイヤホンなら新規購入でもお財布に優しい。私のメインのイヤホンは、本体1,700円+有償アクセサリー2,200円の合計3,900円。これでメインのスピーカー・システムと同等、いや、スピーカーには無いイヤホン独自の魅力があるくらいのサウンドを楽しめるのですから、驚きの時代になったものです。
もちろん、スピーカーで聴く音楽は格別。肌で感じる音楽は、イヤホンでは得られない世界です。しかし、ご近所さんも在宅なら、あまり爆音で長時間聴くわけにも・・・。そんなとき、イヤホンなら誰にも気兼ねなく音楽を楽しむことができます。意外と、この「音、大きすぎるかな? 迷惑じゃないかな?」という心のブレーキが、音楽の感動を薄くしていたことに最近気付かされました。
耳に負担のない程度のリスニング時間と音量に気をつけながら、イヤホンという強力な味方で、ますます音楽を楽しもうではありませんか!
■音楽ジャンルの好みはさておき、この高音質を一度は体験すべき!
別に本連載で取り上げなくても、皆さんご存知の超高音質ハイレゾ音源!
前作 『Laidback2018』 は2018年の本連載トークイベントでも取り上げ、ゲストに井筒香奈江さんとエンジニア高田英男さんをお迎えし、立ち見が出るほど満員御礼の大盛況でした。詳しくはこちら。
新作と前作を直接比較試聴してはいませんが、私の記憶の音では本作が音質的に上回っているように感じました。前作の経験値が加味されたためでしょうか。機材や録音技術、スタジオの違いというより、何かもっと精神論的な部分の向上かもしれません。とにかく、ぶっ飛ぶくらい音が良い!
本作の特殊なレコーディング方法は、ネットを探せば記事がたくさん見つかることでしょう。e-onkyo特集はこちら。
もう冒頭のヴィブラフォンからして、息を呑むほどの美しさ。e-onkyo販売ページのネット試聴でも認識できるくらい、素晴らしい音の佇まいです。まずはぜひ聴いてみてください。
本作で聴ける楽器たちは、ヴィブラフォン、ピアノ、エレキ・ベース、ウッド・ベース。そして井筒香奈江さんの歌声。そのどれもが、今まで体験してきたオーディオの再現を上回るかのように、ベールが数枚なくなったような臨場感で迫ってきます。そう、例えるなら、今までは透明なアクリル板越しに音楽に手を触れようとしていたような・・・。歌の、そして楽器が奏でる空気の震えが、本作ではアクリル板無しで実感することができる。そんな印象です。
濃い薄いだけでは語りきれない、音の濃密さ。強引に例えるなら、音という生地の丈夫さというのでしょうか。しなやかで薄い布地なのに、どうやっても破れそうにない。そんな音の力強さを感じる、オーディオ未体験のサウンドです。
■9つもあるファイル形式、聴くのはこれだ!
さて、本作を購入しようとするとき、悩むのはファイル形式でしょう。なんと9つも用意されています。高額ランクの本作ですから、そうホイホイと複数のファイル形式を購入するのも躊躇します。ですので、私の耳で聴いた生の試聴結果をお伝えしますので、ご購入の参考になればと思います。もちろん忖度なし!
ずばり、最高音質は、DIFF 11.2MHz/1bitです。DSD11.2MHzが聴けるシステムなら、迷わずコレを選んでください。DSF 11.2MHz/1bitのほうがジャケット画像表示可で便利に感じるかもしれませんが、残念ながら音質はDIFFの圧勝です。本作は音質を重視してご購入される方が多いでしょうから、DSD規格なら迷わずDIFFを選んでください。
DIFFを聴くと、DSFはDIFFからコピーして一世代後退したような鮮度の劣化を感じます。原因は不明ですが、機会があればエンジニアの高田英男さんに質問してみたいところです。
DIFF 11.2MHzで聴く本作は、まるでシルクの手触り。音と音との連続性が実になめらか。まるでアナログテープのマスター音源を聴いているのかと錯覚するくらいです。DIFF 11.2MHと比較すると、他のDSDやPCMのファイル形式はザラッとした肌触りで、デジタル音源独特のサウンドだと感じます。更にDIFF 11.2MHzは、私がDSD規格で苦手とする超高域のディザノイズの影響、つまり上方向の音像が伸び切らないという現象も全く感じません。一発録りによりディザノイズが乗算されていないためだと推測できます。
次点は、WAV 192kHz/24bit。flacよりも音質的優位なWAVを選択してください。本作のWAV 192kHz/32bitを未聴なのでなんとも言えませんが、前作 『Laidback2018』 でもエンジニアの高田英男さんが 「192kHz/24bitデータが、ミックスダウン時の自分のイメージが良く再現されており、オススメ」 とコメントされていたので、192kHz/24bitは悪い選択ではないと思います。実際、私のシステムでは機材の関係でPCM音源のほうが優れているので、WAV 192kHz/24bitがご機嫌で鳴ってくれました。DIFFと比較したときはWAV 192kHz/24bitが圧勝だったのですが、DIFF 11.2MHzの滑らかさにはWAV 192kHz/24bitも脱帽です。
まとめると、音質で選ぶ本作のファイル形式は、DIFF 11.2MHz/1bitがイチオシで、次点がWAV 192kHz/24bit。とはいえ、これはあくまで音のプロが、ファイル形式ごとに音質を比較しながら集中して聴いた結果ですから、聴けるファイル形式があれば、とにかく本作を楽しんでいただければと思います。なにせ、ネット試聴データからもその音質的優位性を感じられるのですから。
もちろん、井筒香奈江さんの歌が好きかどうか、その音楽的ジャンルの好みもあるでしょう。ただ、それを超えて聴いていただきたいくらい、音楽の記憶として未来へと自信を持って送り出せる音質のハイレゾ音源です。海外のオーディオマニアをも唸らせることのできる実力が、Made in Japanの本作にあると思います。
自分の好きなアーティストが、このレコーディング方式でハイレゾ音源を作ってくれないものか? もはや、そんな妄想が止まりません!
当連載に関するご意見、これを取り上げて欲しい!などご要望は、こちらにお寄せください。
※“問い合わせの種類”から“その他”を選んで送信お願いします。
【バックナンバー】
<第1回>『メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス』 ~アナログマスターの音が、いよいよ我が家にやってきた!~
<第2回>『アイシテルの言葉/中嶋ユキノwith向谷倶楽部』 ~レコーディングの時間的制約がもたらした鮮度の高いサウンド~
<第3回>『ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(1986)』 NHK交響楽団, 朝比奈隆 ~ハイレゾのタイムマシーンに乗って、アナログマスターが記憶する音楽の旅へ~
<第4回>『<COLEZO!>麻丘 めぐみ』 麻丘 めぐみ ~2013年度 太鼓判ハイレゾ音源の大賞はこれだ!~
<第5回>『ハンガリアン・ラプソディー』 ガボール・ザボ ~CTIレーベルのハイレゾ音源は、宝の山~
<第6回> 『Crossover The World』神保 彰 ~44.1kHz/24bitもハイレゾだ!~
<第7回>『そして太陽の光を』 笹川美和 ~アナログ一発録音&海外マスタリングによる心地よい質感~ スペシャル・インタビュー前編
<第8回>『そして太陽の光を』 笹川美和 ~アナログ一発録音&海外マスタリングによる心地よい質感~ スペシャル・インタビュー後編
<第9回>『MOVE』 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト ~圧倒的ダイナミクスで記録された音楽エネルギー~
<第10回>『機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック』 3作品 ~巨大モビルスーツを感じさせる、重厚ハイレゾサウンド~
<第12回>【前編】『LISTEN』 DSD trio, 井上鑑, 山木秀夫, 三沢またろう ~DSD音源の最高音質作品がついに誕生~
<第13回>【後編】『LISTEN』 DSD trio, 井上鑑, 山木秀夫, 三沢またろう ~DSD音源の最高音質作品がついに誕生~
<第14回>『ALFA MUSICレーベル』 ~ジャズのハイレゾなら、まずコレから。レーベルまるごと太鼓判!~
<第15回>『リー・リトナー・イン・リオ』 ~血沸き肉躍る、大御所たちの若き日のプレイ~
<第16回>『This Is Chris』ほか、一挙6タイトル ~音展イベントで鳴らした新選・太鼓判ハイレゾ音源~
<第17回>『yours ; Gift』 溝口肇 ~チェロが目の前に出現するような、リスナーとの絶妙な距離感~
<第18回>『天使のハープ』 西山まりえ ~音のひとつひとつが美しく磨き抜かれた匠の技に脱帽~
<第19回>『Groove Of Life』 神保彰 ~ロサンゼルス制作ハイレゾが再現する、神業ドラムのグルーヴ~
<第20回>『Carmen-Fantasie』 アンネ=ゾフィー・ムター ~女王ムターの妖艶なバイオリンの歌声に酔う~
<第21回>『アフロディジア』 マーカス・ミラー ~グルーヴと低音のチェックに最適な新リファレンス~
<第22回>『19 -Road to AMAZING WORLD-』 EXILE ~1dBを奥行再現に割いたマスタリングの成果~
<第23回>『マブイウタ』 宮良牧子 ~音楽の神様が微笑んだ、ミックスマスターそのものを聴く~
<第24回>『Nothin' but the Bass』櫻井哲夫 ~低音好き必聴!最小楽器編成が生む究極のリアル・ハイレゾ~
<第25回>『はじめてのやのあきこ』矢野顕子 ~名匠・吉野金次氏によるピアノ弾き語り一発録りをハイレゾで聴く!~
<第26回>『リスト/反田恭平』、『We Get Requests』ほか、一挙5タイトル ~イイ音のハイレゾ音源が、今月は大漁ですよ!~
<第27回>『岩崎宏美、全53シングル ハイレゾ化』 ~ビクターの本気が、音となって届いたハイレゾ音源!~
<第28回>『A Twist Of Rit/Lee Ritenour』 ~これを超えるハイレゾがあったら教えてほしい、超高音質音源!~
<第29回>『ジム・ホール・イン・ベルリン』、『Return To Chicago』ほか、一挙5タイトル ~多ジャンルから太鼓判続出の豊作月なんです!~
<第30回>『Munity』、『JIMBO DE JIMBO 80's』 神保彰 ~喜びと楽しさに満ちたLA生まれのハイレゾ・サウンド!~
<第31回>『SPARK』 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト ~ハイレゾで記録されるべき、3人の超人が奏でるメロディー~
<第32回>『究極のオーディオチェックCD2016~ハイレゾバージョン~』 Stereo ~付録CD用音源と侮れない、本物のハイレゾ!~
<第33回>『パンドラの小箱』ほか、岩崎宏美アルバム全22作品ハイレゾ化(前編) ~史上初?! アナログマスターテープ vs ハイレゾをネット動画で比較試聴!~
<第34回>『パンドラの小箱』ほか、岩崎宏美アルバム全22作品ハイレゾ化(後編) ~アナログマスターテープの良いところ、ハイレゾの良いところ~
<第35回>『エラ・フィッツジェラルドに捧ぐ』 ジェーン・モンハイト ~オーディオ好き御用達の歌姫は、やっぱりハイレゾでも凄かった!~
<第36回>『Queen』ハイレゾ×5作品 ~ 超高音質CD盤をはるかに超えるサウンド!~
<第37回> CASIOPEAハイレゾ × 一挙18作品 (前編) ~ ハイレゾ界を変える?超高音質音源襲来!~
<第38回> CASIOPEAハイレゾ × 一挙18作品 (後編) ~ ハイレゾ界を変える?超高音質音源襲来!~
<第39回> Earth, Wind & Fireのハイレゾはグルーヴの宝箱 ~ 祝・ソニーミュージック カタログ配信スタート!~
<第40回> 日本の宝、あの名盤『FLAPPER』がハイレゾで聴ける日 ~ 祝・ソニーミュージック カタログ配信スタート! その2 ~
<第41回> オーディオ大定番音源の進化は、音の色温度に注目 ~ デジタルでも、あったかいサウンドは可能だった! ~
<第42回> 強い音楽エネルギーこそ、ハイレゾの魅力 ~ 骨太サウンド音源はこれだ! ~
<第43回> 桁違いの制作費から生まれた超豪華名盤が、ハイレゾで更に輝きを増す。 ~ 小室サウンドのハイレゾ決定版! ~
<第45回>神保彰氏の新作ハイレゾ × 2作品は、異なる海外マスタリングに注目!~ 公開取材イベントのご報告 ~
<第46回>生々しいピアノを聴くならこれだ! ~ 大御所スティーヴ・ガッド & ウィル・リーの名サポートも必聴 ~
<第47回>一糸乱れぬグルーヴを聴くならこれだ! ~ 名匠アンソニー・ジャクソン氏のベースを、歴史的名盤で ~
<第48回>DSDを聴くならこれだ! ~ ECMレーベルのDSDシリーズは一味違う。 ~
<第49回>ライブ盤を聴くならこれだ!~ 凄腕ミュージシャンとの一発録音で蘇る、あの名曲たち。 ~
<第50回>マイケル聴くなら、これだ!~ 圧倒的なグルーヴ、疾走感、そして驚くほど広大なサウンドステージ。
<第51回>ハイレゾとCD規格を比較するなら、これだ!~ ダイレクト2ch同時録音が生んだ、世界に誇れるハイレゾ音源
<第52回>ピアノのライブを聴くなら、これだ!~ 強烈なグルーブと音楽エネルギーで、目の前にピアノが出現する ~
<第53回>『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』~ 試聴テストに最適なハイレゾ音源は、これだ! ~
<番外編>『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』を、イベントで実際に聴いてみた!
<第54回>最新ロサンゼルス録音ハイレゾを聴くなら、これだ! ~『22 South Bound』『23 West Bound』~
<第55回>『Franck, Poulenc & Strohl: Cello Sonatas』Edgar Moreau~ エドガー・モローのチェロに酔うなら、これだ! ~
<第56回>『大村憲司 ~ ヴェリィ・ベスト・ライヴ・トラックス』大村憲司~ ライブの熱気と迫力を聴くなら、これだ! ~
<第57回>『ドリームス』シーネ・エイ~ 部屋の照明を落として聴きたい、ハイレゾ女性ボーカルはこれだ! ~
<第58回>『今ここにあるべき百戦錬磨~7人~』NOBU CAINE~日本最強の重厚グルーヴを聴くなら、これだ! ~
<第59回>『Laidback2018』、『Call me』~ OTOTEN 2018で、女性ボーカルお二人とトークイベント! ~
<第60回>『Laidback2018』、『Call me』~ OTOTEN 2018トークイベントは満員御礼! ~ たくさんのご来場、ありがとうございました!
<第61回>『B'Ridge』B'Ridge~佐山雅弘氏のピアノと、新リズム隊の強烈グルーヴ!
<第62回>『音楽境地 ~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~ Vol.2』 村上“ポンタ”秀一~限りなくライブそのままのハイレゾ音源! ~
<第63回>『la RiSCOPERTA』 KAN~補正に頼らぬ精密なパフォーマンスが素晴らしい、歌とピアノと弦楽四重奏!~~
<第64回>~イベントで聴いた、今一番熱い高音質ハイレゾ音源はこれだ!!~
<第65回>~二人の巨匠が強烈グルーヴする、NY録音の低音ハイレゾ決定版!~
<第66回>~音楽愛あふれる丁寧な仕事で蘇る、奇跡の歌声! ~
<第67回>『SLIT』 安部恭弘~80年代シティポップの名盤が、まさかのハイレゾ化! ~
<第68回>『Essence』 Michel Camilo~バリバリ鳴る熱いホーンセクションを堪能するハイレゾはこれだ! ~
<第69回>『Red Line』 吉田次郎~DSD一発録音は凄腕ミュージシャンが映える! ~
<第70回>『Don't Smoke In Bed』 ホリー・コール・トリオ~オーディオ御用達盤のDSDハイレゾ化は買いだ! ~
<第71回>『Double Vision (2019 Remastered)』 Bob James, David Sanborn~あの音ヌケの良い高音質アルバムの音を、ハイレゾで更に超える! ~
<第72回>『Across The Stars』アンネ=ゾフィー・ムター, ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ, ジョン・ウィリアムズ ~個人的ベスト・ハイレゾ2019の最有力候補はこれだ!~
<第73回>『Spectrum』 上原ひろみ~このピアノ、あなたのシステムは鳴らしきれるか!~
<第74回>『COMPLETE SOLO PIANO WORKS I』 和泉宏隆~素敵なメロディーたちを、美音のピアノで聴くハイレゾ!~
<第75回>拡大版!神保 彰『26th Street NY Duo』&『27th Avenue LA Trio』インタヴュー
<第76回>『Time Remembered』 須川崇志バンクシアトリオ~ハイレゾのデモに最適なピアノトリオはこれだ!~
<第77回>『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』 MISIA~七色の声とゴージャス・バンドをハイレゾで!~
<第78回>『From This Place』 Pat Metheny~巨匠テッド・ジェンセン氏のマスタリングが冴える!~
筆者プロフィール:
西野 正和(にしの まさかず)3冊のオーディオ関連書籍『ミュージシャンも納得!リスニングオーディオ攻略本』、『音の名匠が愛するとっておきの名盤たち』、『すぐできる!新・最高音質セッティング術』(リットーミュージック刊)の著者。オーディオ・メーカー 株式会社レクスト代表。音楽制作にも深く関わり、制作側と再生側の両面より最高の音楽再現を追及する。自身のハイレゾ音源作品に『低音 played by D&B feat.EV』がある。『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』をプロデュース。