連載 『厳選 太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』第74回

2019/11/01
『COMPLETE SOLO PIANO WORKS I』 和泉宏隆
~素敵なメロディーたちを、美音のピアノで聴くハイレゾ!~

■ハイレゾは高域がクリアなのか?


ハイレゾらしい音とは? “高域がクリア” というイメージを持たれている方が多いようです。それは正しくもあり、間違いでもあります。ハイレゾ=高域が伸びている音というイメージは、いわゆるCD規格とハイレゾ規格の波形比較図を見て、「なるほど、20kHz以上が伸びているのがハイレゾなんだ~」という刷り込みからきているのではないでしょうか?

20kHz以上の超高域は可聴帯域外と言われていますので、音質としてハイレゾの高域が伸びていると感じるのは、本質ではないように感じます。答えを先に書いてしまうと、20kHz以上がバッサリと無くなっている違和感こそ、CD規格の弱点だったのです。つまり、ハイレゾで高域がクリアになったといったことではなく、超高域は実際には聴こえていない帯域だけれども、CD規格は超高域が全く無かったことによる不安感が音楽につきまとっていた。これこそがCD規格とハイレゾ音源の相違点の本質であると、私は考えています。

それでは、なぜ可聴帯域外である20kHz以上を、人は認知できるのでしょうか? それは音楽だからです。音楽とは、ハーモニー。聴こえていない帯域とはいえ、倍音となって他のハーモニーに影響を与える。20kHz以上は和音として音楽の一部であったものなのに、CD規格はその超高域を聴こえない帯域だからといって無にしてしまった。これが、そもそもの違和感の素になったのだという仮説です。

アナログ録音再生の時代は、20kHz以上の帯域が決して完璧に再生されていたわけではないのですが、自然減衰していたのがポイント。可聴帯域外が自然に減衰していたため、超高域は人間の危険レーダーに察知されず、音楽に違和感がなかったのではないでしょうか?

例えるなら、自分の立っている場所のすぐ向こう側が切り立った崖だとしても、崖が霧で見えなければなんにも怖くないのと一緒。CD規格は、20kHz以上の帯域が完全に無かったという崖が、人間の危険察知能力に反応したと考察すれば、これまでの音楽リスニングの経験値と一致して納得できることが多いのです。

その仮説を踏まえ、ハイレゾらしい音とは何かを考えてみましょう。まず、ハイレゾは本当に高域がクリアであるか否か。これは、ハイレゾが超高域まで自然に収録できていることから、CD規格にあった20kHz以上の崖を認知することなく、自然に音楽が楽しめるという結果に繋がります。そういった意味では、原理的にハイレゾは高域がクリアと言えます。

実際はどうかというと、実はこの“ハイレゾは高域がクリア”というイメージが悪さをし、人為的な音質操作が加わってしまうという、困った現象を生み出してしまいました。「ハイレゾとは高域がクリアであるべき」というリスナー側の期待に応えようとし、音楽制作側でついつい高域を強調した音質へと仕上げる傾向にあるのです。

でも、制作側の気持ちもわかります。せっかくハイレゾ音源として発売するのに、「なんだ、CDの音と変わらないじゃん」と言われたくないのです。そうすると、どんな手段を取るか? CD規格の仕上がりに対し、ハイレゾ納品用の音源は高音にちょいとスパイスをかけたくなるのは人情。制作側の気持ちは大いに理解できるのです。

この問題は、時間が解決してくれる。そう私は信じています。高域強調=ハイレゾ・・・これでは、未来へと音楽を残すべきハイレゾ規格なのに、元も子もない。未来の音楽好きの人たちに、ハイレゾ創成期の現代人として恥ずかしいではありませんか。聴く側も作り手側も、これから時間をかけてハイレゾ音源に馴染み、しっかりとした判断基準を持ち、真の意味での“ハイレゾ=高域がクリア” を実現していきたいと思います。

■高音質の筆頭条件は、やはりメロディーと演奏者の腕!


冒頭の “ハイレゾらしい音” というテーマから、今回の太鼓判音源を選出してみました。



日本を代表するフュージョン・グループのひとつであるT-SQUARE。F1のテーマ曲である 『TRUTH』 は、誰もがそのメロディーを聞いたことがあると思います。そのT-SQUARE黄金期のキーボーディストが和泉宏隆氏。和泉氏がT-SQUARE時代に残した美しいメロディーの数々を、本人の生ピアノで奏でるというのが本アルバムです。

実は、この手のご本人企画モノ、私はあまり得意ではありません。豪華な原曲に対し、どうしてもシンプルなアレンジや演奏に物足りなさを感じるのが一般的だからです。ですが、本作は一味違う。生ピアノ一本によるシンプルな演奏は、逆に楽曲が持っていた美しい旋律たちを浮き彫りにしたかのように、豪華な元アレンジよりもグイグイと心に迫ってくるではないですか! これから冬へと向かうこの季節、こういったピアノ・アレンジが心に染みます。バラード系アルバムですが、決して悲しいメロディーではないのがミソ。ものすごくポジティブになる美音アルバムです。

特に楽しみにしていたのは 「Omen's of Love」 と 「TAKARAJIMA」 。吹奏楽の大定番曲であり、もはや音楽の教科書に出てくるのではないかというくらいの有名曲。この2作品、実は和泉宏隆氏の作曲なのです。

実際に聴くまで 「Omen's of Love」 をピアノ一本で再現するのは無理だと思っていました。原曲は、かなりパンチの効いたアレンジです。私も学生時代にバンドでコピーしたので、原曲の細部まで知り尽くしている 「Omen's of Love」。それだけに、ピアノアレンジだと、聴くのが恥ずかしくなるバージョンになるかもと心配していたくらいです。

ですが、本作の 「Omen's of Love」 は良い! 原曲のイメージを決して壊さず、流れるような美しいメロディーが生ピアノだけで完成されているという奇跡。少しアレンジを変えた 「TAKARAJIMA」 ともども、大いに楽しめました。

ちなみに、この 「Omen's of Love」、キョンキョンのアルバム 『Flapper』 の2曲目 「ウィンク・キラー」 として、松本隆氏作詞の歌詞付きで楽しめます。ついつい私は、「Omen's of Love」 のサビを、「投げて~ウィーンク~♪」と、未だに歌ってしまいます。

肝心の音質はというと、生ピアノのワイドレンジかつ広大なサウンドステージを、なんとも自然に再現してくれる好録音。ハイレゾだからといって、決して高域を強調していない好マスタリング。つまりエンジニアの「俺の音を聴け」的な業を感じません。いたってナチュラルな音作りが、結果的には高音質作品となっている好例だと思います。

やはり、高音質作品の鍵を握っているのは、演奏が一番であると再認識しました。美しいメロディーと、良い演奏。これをハイレゾで自然に記録すれば、高音質作品は生まれるのです。

ちなみに、48kHz/24bitだからといって敬遠することはありません。そんじょそこらのDSDや192kHz/24bitよりも、はるかに本作のほうが高音質です。音質の要は記録フォーマットにあらず。さすがにこのハイレゾ時代に44.1kHz/16bitでは寂しいですが、48kHz/24bitで十分に高音質ハイレゾ作品は誕生します。太鼓判です!



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筆者プロフィール:


西野 正和(にしの まさかず)3冊のオーディオ関連書籍『ミュージシャンも納得!リスニングオーディオ攻略本』、『音の名匠が愛するとっておきの名盤たち』、『すぐできる!新・最高音質セッティング術』(リットーミュージック刊)の著者。オーディオ・メーカー 株式会社レクスト代表。音楽制作にも深く関わり、制作側と再生側の両面より最高の音楽再現を追及する。自身のハイレゾ音源作品に『低音 played by D&B feat.EV』がある。『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』をプロデュース。

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