気鋭ピアニストの貴重なレコーディング 萩原麻未ニュー・アルバム

2019/10/25
2010年第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉での日本人初優勝をはじめ、数多くの受賞経験を持ち、「題名のない音楽会」「らららクラシック」「クラシック倶楽部」「名曲アルバム」等、多くのメディア出演でお茶の間での人気も高まりつつあるピアニスト、萩原麻未。これまで、唯一のアルバムがマイスター・ミュージックよりリリースされていた彼女の貴重なニュー・レコーディング作品が遂に登場。


■巨匠と気鋭の若手 斬新かつハイレベルなアンサンブル

『ラフマニノフ:チェロ・ソナタ & ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第4番』
/堤剛, 萩原麻未

チェロ奏者の枠を超え、我が国クラシック界の顔として多方面で活躍する堤剛と、気鋭の若手、萩原麻未による大好評のコラボ第2弾。

大胆かつ繊細、エネルギッシュな萩原のピアノに、熟達した豊かな歌で応える堤。斬新でありながら、核心を突いたハイレべルなアンサンブルは、作品の新たな側面を呈示します。

プログラムは、難曲のラフマニノフに、王道のベートーヴェンと、対象的な2つのソナタが並び、続いて、国内外で高い評価の作曲家、酒井健治(ジョルジュ・エネスク国際音楽コンクール作曲部門グランプリ、エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲部門グランプリ、第23回芥川作曲賞受賞グランプリ、他)の委嘱作品(チェロ無伴奏)が、そして最後に、酒井作品のテーマとなったバッハの無伴奏「サラバンド」で結ばれる、興味深いもの。




今回e-onkyo musicでは、特別に萩原麻未に今作についていくつかお話を伺ってみた。

--ニュー・アルバムについて

萩原:幼い頃から憧れていた堤先生とご一緒させていただけて、身が引き締まる思いとともに貴重なアンサンブル経験をさせていただいています。

--今回、ベートーヴェンとラフマニノフという大きな作品を取り上げられましたが

萩原:ベートーヴェンはパリ音楽院在学中にイタマール・ゴラン先生のレッスンを数回受けていたのですが、ラフマニノフのチェロソナタを本格的に取り組むのは今回初めてになります。昔から大好きな作品で、この度の機会をとても幸せに思っています。ベートーヴェンは、堤先生と共演させていただいたことから、また新たな世界を発見することができました。またベートーヴェンの他のチェロソナタも勉強したいと強く感じています。

--ワンポイントDXD384kHzでのレコーディングはいかがでしたか

萩原:マイスターミュージックさんのレコーディングでは、舞台の前に大きなマイク一本。視覚的にマイクが目に入っていないことから音楽に集中しやすいですし、音源を聴かせていただくと、客席で自分の耳で音楽を聴いている感覚ととても近いと思います。より自然な形で音楽に取り組み、レコーディングさせていただけた環境に感謝の気持ちでいっぱいです

--貴重なお話、ありがとうございました。




萩原麻未 プロフィール

2010年第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉において、日本人として初めて優勝。年によって1位を出さないこの伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝となった。第27回パルマドーロ国際コンクールにて史上最年少の13歳で第1位。
広島音楽高等学校を卒業後、文化庁海外新進芸術家派遣員としてフランスに留学。パリ国立高等音楽院及び同音楽院修士課程、パリ地方音楽院室内楽科、モーツァルテウム音楽院を卒業。
日本、フランスを中心に、スイス、ドイツ、イタリア、ベトナムなどでソリスト、室内楽奏者として演奏活動を行っている。これまでに、スイス・ロマン
ド管、南西ドイツ放送響など国内外における主要オーケストラとも共演を重ねているほか、フランスのラ・ロック・ダンテロン等の様々な音楽祭に招かれる。
メディアでは「題名のない音楽会」「らららクラシック「」クラシック倶楽部」「名曲アルバム」等のテレビ、ラジオ番組にも多数出演している。




■関連作品


『フランク&R. シュトラウス:ソナタ』/堤剛, 荻原麻未

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