大原ゆい子1stアルバム『星に名前をつけるとき』配信記念 スペシャルインタヴュー

2019/09/25
『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』、『からかい上手の高木さん』、『はねバド!』など、数多くのアニメタイアップ曲を送り出してきたシンガーソングライター、大原ゆい子。その記念すべき1stアルバム『星に名前をつけるとき』は、単に“アニメの曲を沢山歌ってる人のアルバム”とはとても呼べない、珠玉のクオリティの作品に仕上がっている。
幸運にも今回、大原ゆい子本人に加えて担当ディレクター水野氏に直接インタヴューに応えて頂けた。大原ゆい子の楽曲との向き合い方、アニメ作品との距離感など、彼女の音楽の実像にも迫ってみたい。

Interview & Text:e-onkyo music

【イベント】アニソンHOLIC Presents 大原ゆい子1stアルバム『星に名前をつけるとき』リリース記念イベント in ONKYO BASE 開催!



■曲を書くことと、星に名前をつけること

 

ー:記念すべき1stアルバムの発売おめでとうございます。デビューから4年、これまでに8作のシングルを経ての待望のアルバムですが、振り返ってみて心境はいかがですか?

 

大原:デビューした頃は、自分がアニメソングを歌うアーティストとしてこの先どうなっていくのかあまり想像もできなかったんですけど、こうしてアルバムの曲を振り返ってみると、色々な作品に関わらせてもらっていくうちに自分自身も自分の音楽も成長できたんじゃないかなと感じます。

 

ー:『星に名前をつけるとき』というタイトルが非常に印象的ですが、この背景はどのような?

 

大原:私が決めさせて頂いたんですけど、“星に名前をつける”のと“曲を書く”のが凄く似ているなって。だからディレクターの水野さんにもこのタイトルでとお願いしました。

 

水野D:実は、最初に本人から出てきた案が『カメレオン』というタイトルで、とりあえずスタッフ一同から5秒でボツになりましたね(笑)でも一応理由を聞いてみたところ、「色々な曲が入っているから」ということで、なるほど、と。でも『カメレオン』だと緑色のジャングルみたいなジャケットになるよ?って(笑) それなら、過去の曲でも「星」とか「夜空」みたいな要素も大事にしてきたんだし、そういう方向で考えてみたら?ということで最終的にとても綺麗なタイトルとジャケ写になりましたけど、『星に名前をつけるとき』と言われても、星に名前をつけた事がないし…

 

大原:例えば自分に星の命名権があったとして、自分がその星に名前をつけたら地球上ではこの先ずっとその名前で呼ばれるじゃないですか。曲を書くのもそれと同じだと思うと、ものすごい責任だなって。

 

水野D:つまり“そこに永遠に残るものを創っている”ということを言いたいんだなって納得しました。

 

大原:あ、ありがとうございます。和訳して頂くとそういう事です(笑)

 

ー:よく分かりました(笑)今回の多彩な楽曲を一つのアルバムに収めるプロセスについて教えてください。これだけカラフルな楽曲が並ぶと、ともすれば散らかったものになる可能性もあるだけに苦労されたのではないかと思いました。

 

大原:そこは何も考えなかったです。「Magic Parade」と「煌めく浜辺」以外は自分で書いて歌っている曲なので、正直私も散らかってるなと少し思うんですけど、まあいいかなって(笑)ディレクターとしてはどうでしたか?

 

水野D:シングルが8枚あってのアルバムですからね。そもそも全部入れるのかって話にもなったんですけど、どれも大原らしい曲だしそこは入れようと。それ以外で、タイアップ曲としてはちょっとやりづらいような曲はこのアルバムでやろうっていう話をしたくらいですね。

 

大原:そもそもバラバラなので、じゃあ新曲も思い切ってバラバラでいこうって。

 

ー:もし僕が担当者だったら、大原さんから『カメレオン』ってタイトルが来た瞬間に「ですよね!それで行きましょう!」って即レスしそうです。あまりにヴァリエーションが豊かなので、果たして大原さんの音楽的なルーツがどこにあるのかという部分が興味深いです。

 

大原:もともと歌うことが好きだったみたいで、3歳くらいから母が音楽教室に通わせてくれたんです。そこでエレクトーンを教わったものの、そんなに好きになれなくて。小学校に上がる時に引っ越して管弦楽部がある学校に入ったんですけど、部活でヴァイオリンを弾くようになってクラシックの音楽に初めてちゃんと触れたときに“音楽で表現するってこんなに楽しいんだ!”って。

 

ー:弦楽器が性に合っていた?

 

大原:そう、すっごく楽しくて。自分の弾く力の強さで音を操れるっていうのが本当に楽しかったです。最初に習ったエレクトーンでは感じられない楽しさでしたね。そこから家にあったギターを触り始めたりして。

 

ー:どういう音楽が好きだったんですか?

 

大原:父が松任谷由実さんが大好きだったので、私もずっとそういう音楽に触れていました。あとはスピッツさんとか、どこか郷愁というか寂しさがある音楽が好きで。そうするうちに私が中学生のころにYUIさんに出会って、そこでギターを弾きながら歌うというスタイルに憧れました。

 

ー:ギターに限らず楽器を始めたころってバンドを組む方向に流れることが多い気がするんですけど、大原さんの場合はギターを弾きながらソロで歌う形が強くイメージにあったんですか?

 

大原:うーん、そうでもなかったんですけど、当時音楽をやってる友達はクラシックの子ばかりでバンド組んでる子もいなかったんですよね。だからどう始めたらいいいかも分からず、だからとりあえず1人でやろうかなぁってところから始まりました。

 

ー:専門学校に進学された後も“バンドを組もう”とは思わなかったですか。

 

大原:意思疎通がどうも苦手で遠慮しちゃうんですよね(苦笑) そういうのがすごく嫌で、1人でやる方が楽かなって。

 

水野D:寂しいね・・・(笑)

 

ー:たしかに、バンドにはバンドでそういう苦労がありますもんね。

 

大原:指示が出せないんですよ。バンドのヴォーカリストとかセンターには全然向いてない(笑)この時点でバンドはあきらめました。

 

ー:とはいえ、これまでたくさんの曲をアレンジャーさんと共に生み出しています。特に大原さんの楽曲のアレンジを多く手がけられて、ギタリストとしても一緒にステージに立たれている吉田穰さんとのやりとりはどんな感じなんですか?

 

大原:ギターで作るときでも鍵盤で作るときでも、とりあえず簡単なメロディとコードを打ち込んだデモをアレンジャーさんにお渡ししてます。

 

ー:その時点で曲の最終的な全貌がある程度見える形になっているんですか?

 

大原:いや、本当に簡単なメロディとコードだけですね。希望する雰囲気はちゃんと伝えますけど、あまり私がカッチリ決め込んでしまうとそれはそれでつまらないなって。

 

水野D:オーディオファイルですらない、プロジェクトファイルのデータをそのまま送りつけたりしてますけどね(笑)

 

ー:作曲イコールほぼ最終アレンジみたいな方もいる一方で、大原さんの場合はかなりプリミティヴなんですね。

 

水野D:そういう意味ではアレンジャーさんにお任せの要素がかなり強いよね。

 

大原:うん、そうですね。だからこそ幅の広い曲ができるかなって。

 

ー:作曲はギターと鍵盤のどちらでされる場合が多いですか?

 

大原:作為的に作り込んだメロディで、自分の引き出しの中に無いものを形にしようとするときはピアノで作ります。ギターを弾きながら声で出てくるメロディとは違って、鍵盤を弾いて出てくる、“手癖なんだけどちょっと運指を間違えちゃった”みたいなところから派生する新しいメロディが面白いことも多いですね。

 

水野D:ギターのときは歌で、ピアノのときは鍵盤でメロディを作るってことだよね。

 

大原:そうですね。だから歌いやすいのはやっぱりギターです。

 

水野D:ピアノで作った曲はレコーディングで苦労することもあるね(笑)

 

ー:先ほどの意思疎通の話に戻りますが、そうして生まれた曲のアレンジの際、編曲家さんとのやり取りはもうスムーズに?

 

大原:はい、もう長い付き合いの方が多いですし、好きなものを作ってくれるっていう信頼感がありますからね。同時に、私が求めていたものとは少し違うけれどとても面白い要素を取り入れてくださるので。特に吉田穣さんはそうですね。

 

水野D:大原が初めて吉田さんに会ったのは楽器のレコーディングの時だったんですけど、最初は怖がってたね(笑)

 

大原:いやもう本当に怖くて話しかけることも出来ず・・・

 

水野D:ザ・ミュージシャン!って感じの人は苦手だよね。

 

大原:そうなんですよ。髪の毛に色がついてるだけで怖い・・・

 

ー:ピアノの河内肇さんなんて、あの特徴的な逆立った髪型ですしね。

 

大原:そうそう!あまりに恐くて「どうしよう・・・」って(笑)話すとあんなに穏やかでいい人なのに。

 

 

■ギタリストとしての大原ゆい子

 

ー:ミュージシャンの話題も出たところで、ギタリストとしての大原さんのお話も聞いてみたいです。アコースティックのイメージがもちろん強いのですが、「ハイステッパー」のMVではブルーのレスポールを弾いている姿も印象的です。

 

大原:どっちも好きです。楽曲の雰囲気にあわせて音色を変えられるのがエレキギターの面白さだと思うんですけど、正直に言うとまだ技術量的にエレキを弾きこなせていないので、どうしてもアコギがメインになってるところもありますけど。とはいえアコギもアコギで、コードが難しい曲が多いので毎回沢山練習させてもらってます。自分の曲なのに(笑)

 

水野D:コードチェンジが多いんですよね。特に「星を辿れば」とか。

 



大原:「言わないけどね。」もそうなんですけど、普通はシンガーソングライターだと1番と2番を同じコード進行にしがちなんですよね。でも私の曲は全部変わってる。

 

水野D:さらっと聴き流せちゃうけど、実は相当難しい作りになってますね。

 

 

■スタジオワークとの関わり方

 

ー:全体的に生演奏の割合が非常に多いですが、楽器の録音にはよく立ち会いますか?

 

大原:もちろん楽器のレコーディングを見るのは大好きです!スタジオにいてもほぼ見てるだけなんですけど、夢中になっちゃいますね。

 

ー:ではMIXやマスタリングも?

 

水野D:ほとんど立ち会ってるよね。

 

大原:そうですね。

 

ー:ご自身でも“こういうサウンドにしたい”というイメージがあるが故に?

 

大原:うーん、というよりは主に歌声の部分ですね。どういう風に聴こえてるかなっていうところはいつも気を使ってます。でもオケや全体的なバランスに指示を出すようなことはほとんど無いです。

 

水野D:ほぼいつも同じスタッフィングなので、だいたい初稿ですでに音は完成していますね。

 

大原:エンジニアさんが私の曲をよく分かってくださってるので、すごくスムーズでやり易いです。

 

ー:制作面で苦労した楽曲はありますか?

 

水野D:M1の「Magic Parade」(映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』主題歌)ですかねえ。今回の配信には含まれてないですが、劇場作品なので5.1chのMIXも作らなくてはいけなかったというのに加えてストリングスが生でしたから。でもおかげで凄く贅沢な作りですね。Sound City世田谷スタジオで6型の編成で録音しました。

 

 

■本格シティポップを狙った「星が眠るまで踊ろうよ」

 

ー:ヴァラエティ豊かな本作の中にあって尚、「星が眠るまで踊ろうよ」は更に異彩を放っていますね。最初からこのシティポップな方向性で?

 

大原:はい、まさにシティポップを狙ってメロも作りました。アレンジも松本良喜さんにお願いして。※(中島美嘉「雪の華」作・編曲など)

 

水野D:本当にこの形を最初からイメージしてお願いしました。狙い通りだったよね。

 

大原:どうしてもこういう曲を作りたかったんです。

 

ー:お父様が松任谷由実さんを聴いていて、大原さんもそれを聴きながら育ったとおっしゃっていました。ご自身のルーツでもありますね。

 

大原:昨日はじめてこの曲を父に聴いてもらったんですけど、凄く喜んでくれて!父はTOTOとかも好きで、昔自分もドラムを叩いていたのもあって。

 

水野D:この曲はミュージシャンも他の曲と違う方達にお願いしていて、本気でAOR、シティポップ方向で作り込んでいますね。ドラムは佐野康夫さん、ベースは種田健さんです。みんな“TOTOみたい!”とか言いながらレコーディングを夢中で見てたよね(笑)

 

大原:夢中でした!

 

 

■ギターを鍛えてくれるmanzoさんのぶっ飛びアレンジ

 

ー:manzoさんの編曲も相当ぶっ飛んでますよね。

 

大原:アルバムでは「えがおのまほう」と「星を辿れば」の2曲ですね。manzoさんはホーンのアレンジも凄いです。

 

水野D:コードチェンジも複雑だよね。

 

大原:「かっぱっぱー」って一文字ずつコードが変わる(笑)

 



水野D:manzoさんとは「星を辿れば」が初めましてだったんですけど、これがとにかく難しくてミュージシャンもちょっと嫌がるくらい。manzoさんも自分では弾けない(笑)

 

大原:だめだmanzoさんの悪口になってしまう(笑)

 

水野D:これはアニメ『リトルウィッチアカデミア』側からの「とにかく複雑にしてほしい」という要望もあって、そのままmanzoさんに伝えたら「本当にいいの?」って。

ぱっと聴きでは割と単純そうなんだけど、実際に楽器を触ると分かる恐るべき複雑さ。譜面を見てても本当に合ってるのか不安になります。

 

大原:むしろちょっと間違えても大丈夫かもしれない・・・

 

ー:ミストーンがあっても「あれ?テンションかな?」みたいな(笑)

 

大原:そう、勢いで(笑)

 

ー:「透明な翼」は鈴木 Daichi 秀行さんによるデジタルライクなアレンジですね

 


水野D:
プログラミングも全部Daichiさんですね。『リトルウィッチアカデミア』の2期のEDだったんですけど、物語の進行にあわせてこういう雰囲気の編曲をお願いしました。

 

大原:DaichiさんはYUIさんのアレンジもされていたので、ずっと会いたくて!

 

水野D:Daichiさんのスタジオで録音したので「このギター、YUIちゃんが使ってたやつだよ」なんて言われてね。

 

大原:泣きそうになりました・・・

 

水野D:ただのミーハー状態(笑)

 

 

■タイアップ曲では、自分に無いものを表現できる

 

ー:これだけ沢山のタイアップ曲を手掛けられていますが、タイアップ用の曲とそうではない自分用の曲を書く時のスタンスの違いはありますか?

 

大原:題材を決めて曲を書くのは昔から好きで、その時観ているドラマの曲を書いてみようとか、自分なりによくやっていたんです。あまり公にはしていなかったですけどね。でも、作品の曲を書かせて貰うのってまさにさにそういう機会ですよね。例えば魔法がテーマの作品だったら、現実世界で魔法は使えないけれど、そういう要素を曲に盛り込む事はできる。自分に無いものを曲で表現できるのは凄く楽しいです。一方で、カップリングではそういうことから離れて自分が作りたいものを作らせてもらえているので、自分の中でのバランスは凄くいいなって思います。

 

ー:アニメタイアップの発注は結構な無茶を言って来ることもあると思いますが・・・

 

水野D:わりとありますね。だからシンガーソングライターでそれができる人ってそんなにいなくて、普通は作詞家さんなり作曲家さんに発注する場合が多いんですけど、彼女の場合はNGが出た事ってほとんど無いんですよ。作品を読み解くのが非常に上手なんだなって思います。

 

ー:たしかに、例えば『からかい上手の高木さん』と大原さんの距離感って凄く素敵だなと思っていました。無闇に作品に寄せるのではなく、大原ゆい子さんのまま作品に寄り添っているように聴こえます。

 

大原:もちろん、曲や歌詞を作る前に綿密な打ち合わせをさてもらいました。1期の「言わないけどね。」時は、はキャラソンには絶対にならないようにしたいというお話もあったので、高木さんの世界観ではあるけれど、“高木さんというキャラクターではない誰かの歌”という形にさせてもらいました。それでも距離感はいつも難しいですけどね。

 

 

■レスポールでゴリゴリに!

 

ー:思いっきり寄せてキャラソンにしてしまえば安全であろうところを、作品側もあえてキャラソン的なものを避けたわけですね。

 

水野D:タイアップものは色々な発注がありますから、いずれアルバムを出す時は絶対曲調が揃わないよねって話をしてたんです(笑)でも「ハイステッパー」でもう振り切れたよね。


大原:
この曲は自分でも大好きです。自分が好きだったアーティストさんはその人らしいカラーを最初から最後まで保ってるんですけど、この曲は私のイメージをまんまと壊してくれますね。

 

水野D:このジャケ写なのにレスポールでロックをやる人もなかなかいないだろうと。「ハイステッパー」を作ったときは勝手な裏テーマがあって、【夏フェスに出たい】でした。

 

大原:フェスでブイブイ言わせたいですね。

 

水野D:アコギ弾いてる女の子ってサマソニは相手にしてくれなそうなので、「ハイステッパー」のMVで”ゴリゴリです!!”ってアピールしたい(笑)

 

大原:私もずっとやりたかった形です!

 

水野D:大原は身長も高いし手足が長いし、絶対レスポールが似合うと思ったんですよ。で、イメージカラーが青なのでなんとかブルーのレスポールをですね・・・

 

ー:Gibsonにあんな鮮やかな青のレスポールがあるなんて知りませんでした。

 

水野D:ギタリスト/アレンジャーの吉田穰君の私物なんですけど、もともと彼が昔買った後に友達に貸してたそうなんです。で、“青いレスポール無いかな?”って話をしてるときにそれを思い出して、その場で電話してくれました。「ハイステッパー」のMVを公開したあとにGibsonから事務所にメールがあって“エンドースのお誘いか?”とワクワクして開いたのですが、「ご使用いただきありがとうございます!」的な普通の営業メールでした(笑)

 

ー:アコギは何をお使いですか?

 

大原:もうずっとMORRISです。

 

水野D:そのMORRISが異様に音が良いんですよ。ピックアップとの相性がものすごくよくて、何も挟まずにラインでミキサーに入れるだけでとても良いエレアコの音が出る。同じピックアップを他のギターに載せてみたんですけど、同じ音は出ないですね。

 

ー:完全に当たり個体ですね・・・絶対に手放しちゃ駄目なやつです。

 

大原:もうずっとMORRISを使っているので、そろそろエンドースしていただけたら嬉しいんですけどね・・・(笑)

 

ー:サイトでプッシュしておきます。

 

水野D:最近ウクレレ買ったんだよね?

 

大原:買いました!MARTINのウクレレです。

 

ー:KAMAKAとかじゃなくMARTINというのが渋いですね。サイズはテナーですか?

 

大原:コンサートです。ギターとはコードの押さえ方が結構違うんですけど、だいぶ慣れてきましたね。ヴァイオリンが4弦だったので、わりと馴染むのも早かったです。

 

ー:いつか楽器モノでなにか企画したいですね(笑)

 

水野D:「御茶ノ水へいこう!」とか?そういえば、ウクレレを買ったときはちょうどアルバムの作業が煮詰まってて、“これが終わったら御茶ノ水に行く!”って言ってたんだよね。

 

ー:随分危険な精神常態で御茶ノ水に行ったんですね・・・

 

大原:危険でしたね・・・。今はギターが欲しいんですよ。なんでしたっけ?あの空洞の・・・

 

水野D:セミアコ?GibsonのES-335みたいな。そういえば「えがおのまほう」のMVを企画してるときに、音の感じ的にセミアコだよねって話してたね。結局”幼児と踊る”映像になってギター関係なくなっちゃったけど(笑)

 

大原:今御茶ノ水に行くとセミアコしか目に入らないと思うんで、しばらく近づかないようにします。

 

 

■はじめてのライヴツアー

 

ー:さて、ツアーが始まりますが意気込みなどお聞かせください。

 

大原:はじめてツアーをさせて頂くので楽しみです!何を食べようかな・・・

 

水野D:この間も森口博子さんのラジオ番組に出させていただいて、福岡の美味しいものを色々教わってたよね(笑)

 

大原:はい(笑)なので、皆さんも旅行も楽しみながら観に来てくれたら嬉しいです!

 

 

ー:では水野さん、e-onkyo musicのリスナーに向けて制作者視点で聴きどころなどお願いします。

 

水野D:今回ほぼ全てのパートの録音が96kHz行われています。特に「星が眠るまで踊ろうよ」や、「変わらない宝物」、「夜になれば」は生楽器のみで録っていて、プログラミングはゼロです。「雨宿り」、「205号室」はプレーヤーの息遣いやペダルの音、鍵盤に指が当たる音まで感じ取れると思います。こんな作品は近年なかなか無いと思うので、ぜひその辺もハイレゾで楽しんでください。

 

ー:お二方とも、今日はありがとうございました。

 

大原水野D:ありがとうございました!



【大原ゆい子】
2月5日、千葉県出身。
幼少期よりエレクトーン、ヴァイオリン、ギターなど様々な楽器に触れ音楽性を養い、高校時代に初めて参加したオーディションでオリジナル楽曲の魅力に惹き込まれ、シンガーソングライターへの道を歩みはじめる。
2014年に劇場版アニメ『リトルウィッチアカデミア』の主題歌アーティストオーディションを勧められ、見事に主題歌アーティストの座をつかみ取る。

2015年10月7日、映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』主題歌「Magic Parade」でメジャーデビュー。

芯のある柔らかな歌声で、聴く人の心にそっと寄り添うような歌を奏でる、アニメソング界のシンガーソングライター。

◆大原ゆい子 Official Site
http://yuiko-ohara.com/

大原ゆい子 レギュラーラジオ番組アニソンHOLIC(i-dio)で放送中!
『大原ゆい子のどれみふぁ交換日記♪』
毎月最終土曜日 12:00~/ 17:00~/ 22:00~
https://ch.i-dio.jp/anison-holic/yuidore

【イベント】アニソンHOLIC Presents 大原ゆい子1stアルバム『星に名前をつけるとき』リリース記念イベント in ONKYO BASE 開催!

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