e-onkyo musicでは、ヘッドフォン&イヤホンでの音楽リスニングに特化した新たなエンコード技術「HPL」を採用した音源の配信をスタート。
HPL(Head Phone Listening)はヘッドフォン&イヤホンでの音楽リスニング用にエンコードされた音源。
音楽制作の現場では、音の定位を決定する「ミックス」作業はほとんどがスピーカーを用いて行われます。しかし、いま主流となりつつあるヘッドフォン&イヤホンでの音楽リスニングでは、その性質上、頭の中から左右一直線に音が定位するという、制作サイドが意図した形とは異なる定位感となってしまい、本来のミックスバランスが崩れてしまいます。またサラウンド音源に関してはダウンミックスで2chに落とし込む作業が必要となってきます。
それらのヘッドフォン・リスニングの持つ定位の崩れを、よりスピーカーで聴いたときのものに近い形で再現するために生み出されたエンコード技術がHPL(Head Phone Listening)です。ヘッドフォン・リスニングでありながら、スピーカー・リスニングに近い定位感で音楽を再生しすることが可能です。 またHPLでは、ステレオ2chでの定位の再現だけではなく、5.0chのサラウンドの定位もヘッドフォン・リスニングで再現できるところが大きな特徴です。
e-onkyo musicでは、ステレオ、サラウンドの区別をわかりやすくするため、2chのマスターを使用した音源は【HPL-2】、5chのサラウンドをマスターに使用した音源は【HPL-5】、13chのサラウンドをマスターに使用した音源は【HPL-13】などをアルバム・タイトルに表記しております。
音源のフォーマットも、ステレオ、サラウンドともに通常の2chのハイレゾ音源ファイル(e-onkyo musicではWavとFlac)となり、通常のプレイヤーとヘッドフォンでお楽しみいただけます。
そのため、これまではホームシアター・ユーザーやサラウンド・ヘッドフォン・ユーザーでないと聴くことのできなかったサラウンド音源もお手軽にお楽しみ頂くことが可能になります。
◆現在配信中の「HPL」音源一覧⇒
「HPL」は株式会社アコースティックフィールドが有するエンコード技術です。