サックス奏者、鈴木央紹 5年ぶりの新譜はオルガン・トリオによるスタンダード集

2019/05/22
日本を代表するサックス奏者として不動のポジションを築く鈴木央紹の5年ぶりのニューアルバム『Favourites』のハイレゾ配信がスタート。前作『Standards++』と同じスタンダード集という内容ながら、今作はオルガン、ドラムを従えたトリオ編成によるアグレッシヴなサウンドを展開。e-onkyo musicでは今作の主役、鈴木央紹氏にメールインタヴューを敢行。今作の魅力についてお話を伺ってみた。


『Favourites』/鈴木央紹



日本を代表するサックス奏者として不動のポジションを築きつつある鈴木央紹が放つ5年ぶりのニュー・アルバム 「Favourites」が登場。前作「Standards++」と同じ珠玉のスタンダード集という楽曲の方向性ながら、編成スタイル はオルガン、ドラムとのトリオ編成による、これまでありそうで無かったアグレッシブなサウンドによるジャズ・スタ ンダード・アルバムに仕上がっている。
サイドマンにはアルバム「The Way」をリリース、今をときめく若手マルチキーボード奏者・宮川純をオルガンとし て、ドラムには盟友・原大力を迎え、気心知れたメンバーでスリリングかつ熟成された芳醇なサウンドを作り出す。 時代を超えて生き続ける名曲たちに新たな息吹を吹き込む、今という時代を生きるミュージシャンだからこそ生み出す ことの出来るサウンド。全世代のジャズ・ファンに贈る、進化を遂げながら輝きを放つエヴァーグリーンなジャズ・ア ルバムがここに誕生した。

HISATSUGU SUZUKI TRIO
鈴木 央紹 - tenor & soprano saxophone
宮川 純 - hammond b-3 organ
原 大力 - drums (omit #9 & #10)

CREDIT
Recorded by Takaoki Saito on Feb. 24, 2019 at Landmark Studio
Mixed by Takaoki Saito at Landmark Studio
Assistant Engineer: Mai Kondo (Landmark Studio)
Mastered by Koji “C” Suzuki at Sony Music Studios Tokyo
A&R: Tadashi Shimizu
DESIGN: JAM Suzuki
PHOTO: Kayoko Yamamoto

EXECUTIVE PRODUCER: Tadashi Shimizu



◆鈴木央紹スペシャル・インタヴュー

――ニューアルバム『Favourites』のリリースおめでとうございます。今作のテーマ、そして作品に込められた思いなどありましたら教えてください。

鈴木央紹(以下、鈴木) ありがとうございます。今作も前作の流れを引き継ぎ、スタンダードナンバーを題材にして、自由にアンサンブル、インプロヴィゼイションを繰り広げる、ジャズ本来のスタイルにこだわりました。ライブを重ね、非常に面白いサウンドが出来上がってきたので、ぜひこれをアルバムにして広くお楽しみ頂こうと思い録音しました。

――今作はハモンド・オルガンとドラムを迎えたトリオ編成ですが、これまでも、このメンバーでの演奏は多かったのでしょうか?

鈴木 ハモンド・オルガンの宮川純とは10年以上前から共演しており、彼のオルガンの演奏法に惹かれて、数年前からデュオで活動していました。たまにドラムを入れてもやってみたいね、となった時、デュオの世界観をさらに広げてくれるのは原大力氏だろうと二人の意見が一致。結果、想像以上に音楽が広がりました。だいたい月1回のペースで活動しています。



――今作も、前作『Standards++』に続き、スタンダードがメインですが、楽曲のセレクトはどのようにされましたか?

鈴木 色んなスタイルのジャズをお楽しみいただこうと、あらゆるフィール、拍子で演奏しました。スタンダードナンバーはその辺りも自由にアレンジできるので奏者のセンスがでる部分でもあります。有名な曲から、あまり知られていない曲まで、バランスよく収録できたと思います。“Witchcraft”はこのプロジェクトを始めるきっかけになった曲で、ルパンバンドのサウンドチェックで純が弾いていたんです。「よくそんなマニアックな曲知ってるねー」って驚いて。で、スタンダードを自由に演奏するバンドやろうよ、というのがスタートです。

――オルガン・トリオでの演奏で特に気を遣った点。逆にオルガン・トリオならでは奏功した点などございますか?

鈴木 オルガンだからこんなイメージ、と言うのは実はあまり気にした事はないです。逆になんでもチャレンジしていけば新しいサウンドが生まれると思っています。そこがまた楽しくて。何よりオルガンという楽器の特性は、鍵盤を押さえている限り音が伸び続け、そして伸ばしている中で音量も音色も変化させることができる事ですが、特に“Where Or When”や“Never Let Me Go”といったバラードナンバーで、その特性を存分に生かせていて、この編成ならではのサウンドをお楽しみ頂けると思います。あと、録音時はドラムをブースに入れず、一番大きいメインフロアで録音しましたので、奥行きのある録音に仕上がりました。











――今回共演したメンバーお二人についてのご紹介をお願い致します。

鈴木 ドラムの原大力氏は僕のバンドでも20年ほど共演していて、ジャズ音楽のインプロヴィゼイションの可能性を常に追求している、もう大尊敬しているプレイヤーです。音楽を型やスタイルにはめることなく、常に自由な発想で音楽を作ろうとしてくれるので、いつも様々なインスピレーションを与えてくれます。毎回新鮮な気持ちで演奏出来ます。

オルガンの宮川純は、まだ彼が20歳位だった頃からの付き合いで、彼のデビューアルバムにも参加させて頂いています。僕がプロデュースするプロジェクトでもたくさん参加してもらっていて、音楽に貪欲でメキメキと力をつけているのを感じます。ルパン三世の大野雄二さんのプロジェクト(Yuji Ohno & Lupintic Six)にも紹介し、今も共演しています。オルガンの特性を十二分にコントロールして、さらに自由な発想で曲を構築させることができる、数少ないオルガンプレイヤーです。

――最後にe-onkyo musicのリスナーの皆さんにひとことお願い致します。

鈴木 録音時にもかなり時間をかけて音作りをしました。ミックスも各楽器の生音の太さや暖かさを最大限に再現できるようこだわりました。低域にも高域にもどこまでも伸びる音像、何よりどこまでも広がるジャズの世界をぜひお楽しみください。そしてライブで生演奏もぜひお楽しみいただければ嬉しいです。音も音楽もさらに広がっていく演奏を体感しに来てください。

――貴重なお話、大変ありがとうございました。





◆鈴木央紹『Favourites』アルバム発売ツアー

6月13日 trio
六本木『Alfie』
03-3479-2037
オフィシャル・サイト

7月6日、7日 trio
札幌市北24条『Lazy Bird』
011-707-7388
オフィシャル・サイト

7月8日 trio
旭川『Bulerias』
0166-25-8226
オフィシャル・サイト

7月21日 duo
銀座『季立』
03-3575-0315
オフィシャル・サイト

8月4日 duo
本厚木『Cabin』
046-221-0785
オフィシャル・サイト

8月21日 trio
名古屋覚王山『Star Eyes』
052-763-2636
オフィシャル・サイト

8月22日 trio
大阪梅田『Mr. Kelly's』
06-6342-5821
オフィシャル・サイト

9月18日 duo
岡山『SOHO』
086-368-8455
オフィシャル・サイト

9月19日 trio
博多『New Combo』
092-712-7809
オフィシャル・サイト

9月20日 trio
熊本『おくら』
096-325-9209
オフィシャル・サイト

9月26日 trio
東京南青山『Body&Soul』
03-5466-3348
オフィシャル・サイト





◆鈴木央紹からビデオメッセージ&オフショット動画が到着しました。




◆関連作品




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