First Class Loungeシリーズから、国内有数の希少なマイクで録音された作品が2作配信!

2019/02/08
「大人のための高級ラウンジBGM」として人気のFirst Class Loungeシリーズから、国内有数の希少なマイクBock Audio/Bock49を使って録音された最上級ギター作品が2作品同時配信開始。偉大なヴィンテージマイクのサウンドを基礎としたBock49により、ラウンジBGMの範疇を遥かに超えた名録音作品となっている。本2作のエンジニアとディレクターに加え、プレーヤーお三方からもテキストインタヴューが届いた。
【First Class Loungeシリーズについて】
上質のカフェやラウンジにいるようなリラックスし落ち着いた空間を演出するためのBGM"というコンセプトのもと制作された企画盤でありながら、一流の演奏者、一流の録音とクールなアートワークでハイレゾストアでは軒並みランクインしており、耳の肥えたリスナーも満足させる「First Class Lounge」シリーズ。リラクゼーション目的というよりも、音楽そのものを楽しむことを目的にセレクトされたジャジーなナンバーが揃っている。


『First Class Lounge ~Premium Jazz Guitar Lounge~』
Cafe lounge Jazz



<作品紹介:First Class Lounge ~Premium Jazz Guitar Lounge~>
ジャズ・スタンダードからポップスの名曲までバランスよく配置された選曲によるフラメンコ風味たっぷりのジャジー・ギター・サウンドが満載のアルバム。全体的に哀愁テイストが溢れる選曲もあって、スパニッシュ・テイストがとても自然にマッチしている。ギター1本による独自のアレンジも新鮮味があって良い感じ。Bock49による太くありつつもくっきりと存在感あるサウンドはよりリアルなダイナミクスを生んでいるようで、生演奏をじかに聴いているような感覚にさらに近づいており、その豊かな音像をぜひ楽しんでもらいたい。
演奏:Tsuu(Guitar)


『First Class Lounge ~ Sax&Guitar Duo for Premium Afternoon Tea ~』
Cafe lounge Jazz



<作品紹介:First Class Lounge ~Sax&Guitar Duo for Premium Afternoon Tea~>
ジャズ・ギターとサックスのデュオによるジャズ・スタンダード・カヴァー作品。自由度の高いデュオ編成だけあって、 幅広い空間をのびのびと駆け巡る2人のプレイがとても楽しい作品。浅利氏の柔らかいタッチから繰り出される ジャジーなコード・トーンを生かしたなめらかでリズミカルなプレイ、瀬野氏のアタックを抑えた優しく伸びやかな 音色のロングトーンが気持ち良い。若いながらも豊富な現場経験を持つ2人の、ほんわかとした掛け合いも聴き どころのひとつ。ティータイムにとてもよく似合う、リラックスしたセッションによる心地よい空間がたっぷり体感できる 作品になっている。
演奏:Fumika Asari(Guitar)、Sayaka Seno(Sax)


ギター録音マイク:Bock49/Bock Audioについて



Bock Audioは、偉大なヴィンテージマイクロフォンを基礎とするハイエンドマイクロフォンの設計と製造を行っているメーカーです。創業者/オーナーであるチーフエンジニア、David Bock(デビッド・ボック)は、世界有数のヴィンテージマイクロフォンの専門家の一人です。
デビッド・ボックは、2003年にSoundelux E49をリリースしており、このマイクロフォンは、翌年のTECアワードにノミネートされました。Bock 49は、15年近い歳月を経て、改めて生産されるリミテッド"49"マイクロフォンです。

“Bock 49は、クラシックなM49/M50ボディに収まっており、Bock Audioのバッジを除くと、その外観は、M49/M50そのものといえます。E49と比較して、より大きく、暖かみのあるサウンドを生み出している要因のひとつが、改善されたトランスフォーマーです。また長年に渡り改良を施してきたBock Audioのカプセルデザインが採用されていることも大きな変更点です。このアップグレードされたマイクロフォンと新調されたパワーサプライとの組み合わせが、Bock 49をよりヴィンテージ49サウンドに近いものにしています。すべてにおいて更新されているコンポーネントが絶品の”49“サウンドの到達に貢献しているのです。 - David Bock”

<仕様>
指向性パターン:無指向、カーディオイド、双指向 連続可変式(パワーサプライに搭載)
周波数レンジ:30Hz to 16kHz, +/-2dB
感度:13mv/PA (-37dB=94dBSPL)
等価ノイズ:19dB (“A”weighted) 30dB (unweighted)
Distortion vs. SPL @1kHz:119dB = 0.5% THD 125dB = 1% THD 128dB = 2% TH
D (増加する歪みは指数関数的ではなく、ほぼ線形であり、主に2次高調波である)
インピーダンス:200 オーム トゥルートランスフォーマーバランス
推奨負荷:1.2k オーム
ダイナミックレンジ:100dB
S/N比 (94dB-noise):75dB “A” 64dB unweighted
カプセルサイズ:1”直径、シングルバックプレートk47 タイプ
真空管タイプ:New Old Stock EF732 サブミニチュア5極管

◆Bock Audioオフィシャルサイトはコチラ!!

エンジニアインタヴュー



エンジニア:三好達也

Q1 Bock49について
今回Bock49を使用した背景は、以前同レーベルで外部スタジオを使用し、NEUMANN M49で録音したアコースティックギター楽曲が非常に良く内外で評価されたことが発端で、昨年立ち上げた同レーベル専用スタジオの機材選定においていくつかのマイク候補の1つでした。 最初に聴いた印象は“洗練されたM49”。密度があって、立体感があって、味わい深い音です。NEUMANN M49自体がヴィンテージなので個体差があるのですが、総じて経年変化しているのに対し部品が新しい分Bock49は全体的にぼやけがない印象です。

Q2 それぞれの録音について
「Premium Jazz Guitar Lounge」「Sax& Gutar Duo for Premium Afternoon Tea」ともにギターの録音で奇をてらったことはしてません。
だいたいホールから15センチくらいのオンマイクでHAはAMS NEVE 1073 SPXです。
ミックスに関しては「Premium Jazz Guitar Lounge」はギター1本なので適度なEQと適度なリバーブをかけたのみです。
「Sax& Gutar Duo for Premium Afternoon Tea」に関してはサックスが主メロの部分が多いのですがギターがあまりに伴奏になり過ぎないように主役が1人ではなく2人の顔が見えるようなバランスになるよう少しだけ心がけました。


Q3 今回のリリースの2作品でぜひ聞いてほしい曲を1曲あげるとしたら?
「First Class Lounge Premium Jazz Guitar Lounge」→Besame Mucho
「First Class Lounge Sax&Guitar Duo for Premium Afternoon Tea」→Beautiful Love

曲がいいのはもちろんですが皆さんの演奏が素晴らしくて何回も聴きたくなります


Q4 「First Class Lounge」シリーズの過去作との比較
シリーズ過去のギター作品「First Class Loungeじっくり聴きたい夜カフェギター」は、マイクをNEUMANN 87Ai、HAはSolid State Logic X Rack Mic Amp Moduleの組み合わせで、演奏は「First Class Lounge -Premium Jazz Guitar Lounge-」と同じギタリストによるものです。NEUMANN 87Aiで録音したものは乾いていてカラッとしているのに対し、今回のBock49とAMS NEVE 1073 SPXの組み合わせが若干濡れた印象で中域に密度がある分より生々しく聴こえるのではないでしょうか。

『First Class Lounge~じっくり聴きたい夜カフェギター~』
Cafe lounge Jazz




【使用機材】
『First Class Lounge Premium Jazz Guitar Lounge』
マイク:Bock49
ヘッドアンプ:AMS NEVE 1073 SPX
録音:S2S Studio

『First Class Lounge Sax& Gutar Duo for Premium Afternoon Tea』
Guitar用マイク:Bock49
HA:AMS NEVE 1073 SPX
Sax用マイク:DPA4006
ヘッドアンプ:AMS NEVE 1073 SPX
録音:S2S Studio


ディレクターインタヴュー



First Class Loungeシリーズ・ディレクター:片山将尚

Q1: Bock49で録音したギター2作品について、聴きどころをお聞かせください。
どのようなプレイスタイルでも素晴らしい音で録れるので、ギタリストの方々には細かいディレクションをするよりも自由に弾いていただき、プレイヤーそれぞれの魅力を出せるようにしました。
「First Class Lounge ?Premium Jazz Guitar Lounge~」では、強いアタック感の部分でも柔らかい感じで録ることができたので、ギタリストの表現力を最大限に思う存分発揮していただけました。“暖かみのある哭きのプレイ”といったものを聴いていただけたらと思います。
「First Class Lounge ~Sax&Guitar Duo for Premium Afternoon Tea~」では、カッティングもソロも温かみのある音で録れましたので、自由に伸び伸びと ライブ感のある演奏をしていただくことができたかとおもいます。DPA4006で録音したSaxとの音のブレンド感と、2人のプレイヤーの小気味よい掛け合いを楽しんでいただけたらと思います。


Q2:それぞれの作品でおすすめ曲を1曲あげるとしたら?

「First Class Lounge Premium Jazz Guitar Lounge」→My Melancholy Blues
「First Class Lounge Sax&Guitar Duo for Premium Afternoon Tea」→Willow Weep For Me



ミュージシャンインタヴュー



Q1: Bock49について、レコーディング時の印象、演奏でこだわった、気を付けた点等あれば教えてください。

Tsuu:デリケートな音から、荒々しい音まで、音楽的に良い音で拾ってくれるマイクなので、演奏者の個性や情感をしっかり受け止めてくれます。 気持ち最優先で演奏する事を心がけて演奏しました。

浅利史花:細かいニュアンスをクリアに表現してくれるマイクだなぁと感じました。
とにかく丁寧に、一音一音の歌い方に気をつけながら弾いていました。


Q2:仕上がった作品をきいての、Bock49の魅力など、作品の聴きどころをお聞かせください。

Tsuu:Bock49は非常に生々しく、それでいてどの帯域でも温かみがあり、演奏者の体温が伝わるようなマイクです。
その音を受け止めきるニーヴのプリアンプとのコンビネーションが素晴らしく、まさに「生感覚」と言えるようなサウンドだと思います。
ギターならではの生々しさや、繊細さ、哭く、歌う、そんな部分をお聴き頂けたら幸いです。


瀬野冴香:Bock49で録音されたギターの音は広がりと奥行きかつ透明感があり、ギターとSaxそれぞれがクリアに聞こえつつも上手く溶け合っていて、心地よいサウンドになっていると感じました。
ギターとSaxのデュオならではの柔らかいニュアンスと、ライブ感のあるアンサンブルをお聴きいただきたいです!


浅利史花:(Q1で答えたように、細かいニュアンスをクリアに表現してくれるので、) サックスとギターというシンプルな編成のデュオでも、ふくよかで豊かなサウンドに聴こえます。


Q3:今作の曲でぜひ聞いてほしい曲を1曲あげるとしたら?

Tsuu:My Melancholy Blues

瀬野冴香:Bossa Antigua

浅利史花:バラードのBut Beautiful です。


Q4:前作「First Class Lounge ~じっくり聴きたい夜カフェギター~」と聴き比べをするとしたらどんなところ?

Tsuu:前作はギターでのアンサンブルでの自由に駆け回るギターメロディと、それを演出し支えるバッキングギターとの絡みを楽しんで頂けたらと思いましたが、今回はギター1本での音世界の中にどれだけ情感を込められるかをテーマに弾きました。 そんな二作品の違いと、弦を指で押さえ、爪で弾くという、ある意味原始的なギターという楽器の持ち味を楽しんで頂けたらと思っています。


<ミュージシャン・プロフィール>


Guitar: Tsuu
7歳からクラッシックギターを始め、10代20代はエレキギターにのめり込む。スパニッシュテイストを取り入れたバンド「Slowair」でギター・作曲を担当、プロデビューを果たす。現在、2018年に「哭きのギター」「哭きのヴァイオリン」を発売し、ハイレゾサイトでチャート・インなど好評を得た、インスト・バンド「EDEN」でも活躍中。


Sax: Seno Sayaka(瀬野冴香)
愛媛県出身。中・高での吹奏楽部を経て、洗足学園音楽大学音楽学部に入学。
ソプラノ・アルト・テナーサックスの他、フルートを演奏する。
卒業後は自身がリーダーを務めるバンドでの活動や、メジャー・インディーズ問わずアーティストのサポート、レコーディング、アレンジ等多岐のジャンルに渡って活動をしている。


Guitar: Fumika Asari (浅利史花)
1993年生まれ。福島県出身。 幼少期よりクラシックピアノを学ぶが、兄弟の影響でギターに興味を持ち、高校在学時より部活動でジャズギターを始め、福島市内にあるライブハウス『MINGUS』に通いジャズを本格的に聞くようになり、グラントグリーンやジムホール等に大きな影響を受ける。 2012年、大学進学に伴い上京。
岡安芳明氏、潮先郁男氏に師事。 ジャズギターの王道を行くスインギーなスタイルで、モダンジャズを中心に様々なジャズミュージシャンと都内のライブハウスで活動中。



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