連載『厳選 太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』 第61回

2018/09/10
『B'Ridge』 B'Ridge
~佐山雅弘氏のピアノと、新リズム隊の強烈グルーヴ! ~
■ ジャケ買いで見つけた、驚異のピアノ・トリオ

なかなか太鼓判と呼べるハイレゾ音源に出会えず、e-onkyoの新譜ページを眺めていると、ふと目に止まった1枚のアルバム。同じデニム系カラーでコーディネートされた、ちょっと自分の好みなファッション。写真の構図も好きな感じ。何より、この撮影された場所って、キングレコード・スタジオのエントランスでは?

クリックして詳細ページを見ると、何やら大御所ピアニストの佐山雅弘氏による新しいバンドとのことです。こんな面白そうなピアノ・トリオの発売を見逃していたとは、何たる不覚。どうも音質にも拘った録音のようで期待できます。
そして、やはりレコーディングはキング関口台スタジオ 第1スタジオ。ジャケ写の場所は、キング・スタジオのエントランスで間違い無しです。

いや、ジャケット写真のご縁って、あるものなんですね。ファッション、カメラマン、そして撮った場所から「このアルバムを聴け」という音楽の神様からの声が聞こえてきたような瞬間でした。

『B'Ridge』B'Ridge
96kHz/24bit


早速、『B’Ridge』の1曲目を試聴。ハイレゾ音源なので普段はデータ再生をスタートさせるだけの所作なのですが、その日はレコードの針を盤面に下ろすような不思議な気分を感じました。そして冒頭、いったい何の音か分からない重低音が響き、そこへ自由奔放なドラムが割り込んできます。いや、自由奔放というより、リズムキープを無視して滅茶苦茶に叩いている? そしてピアノ。まるで高原の湖のように、透明で波風が立たず、限りなく美しいピアノの音色。

いや~、ぶったまげました。初めは「アバンギャルドにも、ほどがある」と思ったのですが、なかなか次の曲へのスキップボタンが押せない。この攻めすぎの1曲目こそ、アルバム『B’Ridge』の幕開けなのです。

この感触、過去のJAZZ名盤で味わったような記憶があります。自分の理解を超える、難解というか意味不明というか・・・それでいて惹かれる何か。本作『B’Ridge』がそんな名盤のひとつに成り得るかどうかは、数十年後の音楽ファンがきっと決めてくれることでしょう。私達は新譜として『B’Ridge』と向き合えるリアルタム世代であり、この新鮮なピアノ・トリオの味に初挑戦できるのです。しかも、ご機嫌なハイレゾで。

もっと『B’Ridge』について知りたいと思い取材オファーしたところ、『B’Ridge』の音楽監督である、ベーシスト織原良次さんへのインタビューが実現しました。これでアルバム1曲目の重低音の秘密が明らかになるかも?


■ ベーシスト織原良次さんインタビュー------------------------------------------------



Q: ハイレゾについてのイメージは?

織原: アルバム製作開始当初から、ハイレゾ配信するというアナウンスはありました。ですが、楽曲を作ったりレコーディングしたりするにあたって、僕としては全くハイレゾを意識しなかったです。意に介していないというと変ですけれども、ハイレゾだから楽器や機材を変更するとか、そういうことは全く無いのが普通ですから。

ですが、ハイレゾのレコーディングは一般的な48kHz/24bit録音に比べ、単純に音が良く、自分でも満悦しているところがありますね。ハイレゾは、立体的で画素数が高いと感じています。


Q: 音楽監督としてのアルバムコンセプトは?

織原: 僕にとっての佐山さんは、元プリズムのキーボーディストというのもありますが、やはり学生時代に聴いていたPONTA BOXですね。佐山さんの息子さん(ピアニストの佐山こうた氏)が僕と同世代ですし、同世代のミュージシャンで佐山さんからピアノを教えてもらったという人が結構いるんですよ。ですので、佐山さんの印象は、PONTA BOXと教育者であり、ピアノの重鎮かな。

その佐山さんのピアノは、他の人と何が違うのか。そう考えたときに、やはり音色のバリエーションだと思ったんです。まず佐山さんの音色が聴けるアルバムにしたいと考えました。その場合、エレキベースよりもウッドベースを使い、ジャズのフォーマットのほうが美しく聴こえるだろうと思ったんです。ですが、福森康くんというドラマーの、パワフルでグルーヴィーなところも聴かせたい。その2つを聴かせるとしたら、矛盾が生じるんですよね。綺麗な音色のピアノと、バッキバキに叩いてもらったドラム。それを両立したいなっていうのが、僕が音楽監督として最初に考えていたことです。


Q:本作のレコーディングについて

織原: 基本的には一発録りですが、テイクを選んだり重ねたりもしています。オーバーダブもしているし。2曲くらいはマルチ録音で録っています。

何曲かやったパターンは、ドラムとベースだけ先に録って、更にドラムのテイクを全部で3テイクくらい録っておく。あとから佐山さんに、そのテイクのうちのひとつを聴きながら、ピアノを弾いてもらう。ミックスダウンでは、1テイク目のドラムでピアノを弾いてもらったけど、2テイク目や3テイク目のドラムでも聴いてみる。ドラムのテイク違いで、佐山さんのピアノを聴くわけです。実際のレコーディング現場ではアンサンブルしていない、ドラムとピアノの感じ。そのギャップのほうが面白いケースもありました。

エンジニアはキングの吉越晋治さんです。レコーディングから、ミックスとマスタリングまで、全て吉越さん。素晴らしかったです。人間的にはもちろん、常に、こちら側の意見をかなり辛抱強く聞いてくれて。

普段の吉越さん作品よりも、もっとグチャグチャなものにしたかったんです。アコースティックな音としてまとまっているというよりは、「なんだこのデコボコは!」「なんだこの変なエネルギーは!」というか。

ピアノの音がとにかく綺麗で、ドラムは凄く叩いていて、しかもエレキベースという不思議なサウンドにしたかったんです。僕はそれが物理的に難しいと思っていたんですけれども、吉越さんは軽々と実現してくました。


Q: ハイレゾで聴いてほしいポイントは?

織原: まずは、1曲目「Ballad for Yasushi」。ドラムとピアノとベースが、こうやって共存することができるよ っていうところを聴いていただければなと思います。

2曲目「しなやかな指をもちなさい」もオススメです。僕の曲だということもあるんですけれど、佐山さんの後半のピアノ・ソロに注目してください。僕がベースでハーモニクスのパターンを弾いていて、そこにメロディーが乗っかってきてピアノ・ソロになる。そのピアノソロの間、僕のベースはレの音しか弾いていないんです。佐山さんに「好きなことやってくださ~い」って弾いてもらったソロが、もう無茶苦茶に凄かったんですよ。僕、鳥肌立ちました。僕の中に「ここのピアノは、こういう感じだったらいいな」って、佐山さんに言わなかったですけどイメージはしてたんです。そうしたら、それを軽く超えてきて。なので、2曲目の佐山さんのピアノ・ソロは、ぜひ聴いてほしいですね!

もう1曲はファンキーな曲で、4曲目の「Space Bridge」。また僕の曲で恐縮なんですけど、これはライブでも評判が良い曲なんです。他の曲のリズムは抽象的なものが多いんですけど、この「Space Bridge」はフュージョン的なリズム・パターンでグルーヴしています。福森康くんのドラムの魅力を伝えるためにも、この曲はオススメです。




■ 【動画で解説】 1曲目の重低音の秘密はこれだ!

ベーシスト織原良次さんにインタビューする際、どうも私のことをオーディオ系ライターと思われていた様子でした。そこで、オーディオ製品の開発だけでなく、アンソニー・ジャクソン氏や櫻井哲夫氏のベースケーブルや楽器チューニングも担当していることを伝えたところ、意気投合。インタビュー後に、一緒に渋谷の楽器店へ移動し、1曲目の重低音の秘密を、実際の楽器を使い実演していただくことになりました。

謎は、『B’Ridge』1曲目のD音で持続する重低音。ベースは弦を弾く減衰音の楽器ですので、1曲通しての持続音を鳴らすことは不可能です。普通なら、エフェクターを使って持続音化するというアイデアとなるのでしょうが、『B’Ridge』1曲目で鳴っている持続音は、音量が微妙に変化しながらピアノとドラムの演奏に呼応している。ぜひ動画でチェックしてみてください。まさか、こんなアナログの手法だったとは!
(動画収録協力: )ハイエンドベース専門ショップ「ベースコレクション」様

■ ハイレゾで『B’Ridge』を聴く意義

『B’Ridge』というアルバムには、優しいピアノの音色の根底に、なぜか鬼気迫る気迫のようなものを感じました。それはピアニストの佐山雅弘さんが大病された後のレコーディングだったためか、新たなリズム隊に魂が喜んで輝いたためか、それは私には分かりません。ですが、音楽の記憶が持つ、もっと深いところにアクセスできるのがハイレゾ音源です。なかなかCD盤や音楽配信では気づきにくい、その深みへと、ハイレゾ音源は導いてくれます。B’Ridgeの3人が2018年2月に記録したこの素敵な音楽たちには、ハイレゾで聴く意義を感じる、そんな凄みが見えました。


<Information>
佐山雅弘ニュー・トリオ"B’Ridge"CD発売記念ライヴ決定!
○9/18(火)
会場:目黒BLUES ALLEY JAPAN
出演:佐山雅弘(p)織原良次(flb)福森康(ds)
https://www.bluesalley.co.jp/



当連載に関するご意見、これを取り上げて欲しい!などご要望は、こちらにお寄せください。
※“問い合わせの種類”から“その他”を選んで送信お願いします。



【バックナンバー】
<第1回>『メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス』 ~アナログマスターの音が、いよいよ我が家にやってきた!~
<第2回>『アイシテルの言葉/中嶋ユキノwith向谷倶楽部』 ~レコーディングの時間的制約がもたらした鮮度の高いサウンド~
<第3回>『ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(1986)』 NHK交響楽団, 朝比奈隆 ~ハイレゾのタイムマシーンに乗って、アナログマスターが記憶する音楽の旅へ~
<第4回>『<COLEZO!>麻丘 めぐみ』 麻丘 めぐみ ~2013年度 太鼓判ハイレゾ音源の大賞はこれだ!~
<第5回>『ハンガリアン・ラプソディー』 ガボール・ザボ ~CTIレーベルのハイレゾ音源は、宝の山~
<第6回> 『Crossover The World』神保 彰 ~44.1kHz/24bitもハイレゾだ!~
<第7回>『そして太陽の光を』 笹川美和 ~アナログ一発録音&海外マスタリングによる心地よい質感~  スペシャル・インタビュー前編
<第8回>『そして太陽の光を』 笹川美和 ~アナログ一発録音&海外マスタリングによる心地よい質感~  スペシャル・インタビュー後編
<第9回>『MOVE』 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト ~圧倒的ダイナミクスで記録された音楽エネルギー~
<第10回>『機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック』 3作品 ~巨大モビルスーツを感じさせる、重厚ハイレゾサウンド~
<第12回>【前編】『LISTEN』 DSD trio, 井上鑑, 山木秀夫, 三沢またろう ~DSD音源の最高音質作品がついに誕生~
<第13回>【後編】『LISTEN』 DSD trio, 井上鑑, 山木秀夫, 三沢またろう ~DSD音源の最高音質作品がついに誕生~
<第14回>『ALFA MUSICレーベル』 ~ジャズのハイレゾなら、まずコレから。レーベルまるごと太鼓判!~
<第15回>『リー・リトナー・イン・リオ』 ~血沸き肉躍る、大御所たちの若き日のプレイ~
<第16回>『This Is Chris』ほか、一挙6タイトル ~音展イベントで鳴らした新選・太鼓判ハイレゾ音源~
<第17回>『yours ; Gift』 溝口肇 ~チェロが目の前に出現するような、リスナーとの絶妙な距離感~
<第18回>『天使のハープ』 西山まりえ ~音のひとつひとつが美しく磨き抜かれた匠の技に脱帽~
<第19回>『Groove Of Life』 神保彰 ~ロサンゼルス制作ハイレゾが再現する、神業ドラムのグルーヴ~
<第20回>『Carmen-Fantasie』 アンネ=ゾフィー・ムター ~女王ムターの妖艶なバイオリンの歌声に酔う~
<第21回>『アフロディジア』 マーカス・ミラー ~グルーヴと低音のチェックに最適な新リファレンス~
<第22回>『19 -Road to AMAZING WORLD-』 EXILE ~1dBを奥行再現に割いたマスタリングの成果~
<第23回>『マブイウタ』 宮良牧子 ~音楽の神様が微笑んだ、ミックスマスターそのものを聴く~
<第24回>『Nothin' but the Bass』櫻井哲夫 ~低音好き必聴!最小楽器編成が生む究極のリアル・ハイレゾ~
<第25回>『はじめてのやのあきこ』矢野顕子 ~名匠・吉野金次氏によるピアノ弾き語り一発録りをハイレゾで聴く!~
<第26回>『リスト/反田恭平』、『We Get Requests』ほか、一挙5タイトル ~イイ音のハイレゾ音源が、今月は大漁ですよ!~
<第27回>『岩崎宏美、全53シングル ハイレゾ化』 ~ビクターの本気が、音となって届いたハイレゾ音源!~
<第28回>『A Twist Of Rit/Lee Ritenour』 ~これを超えるハイレゾがあったら教えてほしい、超高音質音源!~
<第29回>『ジム・ホール・イン・ベルリン』、『Return To Chicago』ほか、一挙5タイトル ~多ジャンルから太鼓判続出の豊作月なんです!~
<第30回>『Munity』、『JIMBO DE JIMBO 80's』 神保彰 ~喜びと楽しさに満ちたLA生まれのハイレゾ・サウンド!~
<第31回>『SPARK』 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト ~ハイレゾで記録されるべき、3人の超人が奏でるメロディー~
<第32回>『究極のオーディオチェックCD2016~ハイレゾバージョン~』 Stereo ~付録CD用音源と侮れない、本物のハイレゾ!~
<第33回>『パンドラの小箱』ほか、岩崎宏美アルバム全22作品ハイレゾ化(前編) ~史上初?! アナログマスターテープ vs ハイレゾをネット動画で比較試聴!~
<第34回>『パンドラの小箱』ほか、岩崎宏美アルバム全22作品ハイレゾ化(後編) ~アナログマスターテープの良いところ、ハイレゾの良いところ~
<第35回>『エラ・フィッツジェラルドに捧ぐ』 ジェーン・モンハイト ~オーディオ好き御用達の歌姫は、やっぱりハイレゾでも凄かった!~
<第36回>『Queen』ハイレゾ×5作品 ~ 超高音質CD盤をはるかに超えるサウンド!~
<第37回> CASIOPEAハイレゾ × 一挙18作品 (前編) ~ ハイレゾ界を変える?超高音質音源襲来!~
<第38回> CASIOPEAハイレゾ × 一挙18作品 (後編) ~ ハイレゾ界を変える?超高音質音源襲来!~
<第39回> Earth, Wind & Fireのハイレゾはグルーヴの宝箱 ~ 祝・ソニーミュージック カタログ配信スタート!~
<第40回> 日本の宝、あの名盤『FLAPPER』がハイレゾで聴ける日 ~ 祝・ソニーミュージック カタログ配信スタート! その2 ~
<第41回> オーディオ大定番音源の進化は、音の色温度に注目 ~ デジタルでも、あったかいサウンドは可能だった! ~
<第42回> 強い音楽エネルギーこそ、ハイレゾの魅力 ~ 骨太サウンド音源はこれだ! ~
<第43回> 桁違いの制作費から生まれた超豪華名盤が、ハイレゾで更に輝きを増す。 ~ 小室サウンドのハイレゾ決定版! ~
<第45回>神保彰氏の新作ハイレゾ × 2作品は、異なる海外マスタリングに注目!~ 公開取材イベントのご報告 ~
<第46回>生々しいピアノを聴くならこれだ! ~ 大御所スティーヴ・ガッド & ウィル・リーの名サポートも必聴 ~
<第47回>一糸乱れぬグルーヴを聴くならこれだ! ~ 名匠アンソニー・ジャクソン氏のベースを、歴史的名盤で ~
<第48回>DSDを聴くならこれだ! ~ ECMレーベルのDSDシリーズは一味違う。 ~
<第49回>ライブ盤を聴くならこれだ!~ 凄腕ミュージシャンとの一発録音で蘇る、あの名曲たち。 ~
<第50回>マイケル聴くなら、これだ!~ 圧倒的なグルーヴ、疾走感、そして驚くほど広大なサウンドステージ。
<第51回>ハイレゾとCD規格を比較するなら、これだ!~ ダイレクト2ch同時録音が生んだ、世界に誇れるハイレゾ音源
<第52回>ピアノのライブを聴くなら、これだ!~ 強烈なグルーブと音楽エネルギーで、目の前にピアノが出現する ~/a>
<第53回>
『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』~ 試聴テストに最適なハイレゾ音源は、これだ! ~
<番外編>
『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』を、イベントで実際に聴いてみた!
<第54回>
最新ロサンゼルス録音ハイレゾを聴くなら、これだ! ~『22 South Bound』『23 West Bound』~
<第55回>
『Franck, Poulenc & Strohl: Cello Sonatas』Edgar Moreau~ エドガー・モローのチェロに酔うなら、これだ! ~
<第56回>
『大村憲司 ~ ヴェリィ・ベスト・ライヴ・トラックス』大村憲司~ ライブの熱気と迫力を聴くなら、これだ! ~
<第57回>
『ドリームス』シーネ・エイ~ 部屋の照明を落として聴きたい、ハイレゾ女性ボーカルはこれだ! ~
<第58回>
『今ここにあるべき百戦錬磨~7人~』NOBU CAINE~日本最強の重厚グルーヴを聴くなら、これだ! ~
<第59回>
『Laidback2018』、『Call me』~ OTOTEN 2018で、女性ボーカルお二人とトークイベント! ~
<第60回>
『Laidback2018』、『Call me』~ OTOTEN 2018トークイベントは満員御礼! ~ たくさんのご来場、ありがとうございました!


筆者プロフィール:

西野 正和(にしの まさかず)3冊のオーディオ関連書籍『ミュージシャンも納得!リスニングオーディオ攻略本』、『音の名匠が愛するとっておきの名盤たち』、『すぐできる!新・最高音質セッティング術』(リットーミュージック刊)の著者。オーディオ・メーカー 株式会社レクスト代表。音楽制作にも深く関わり、制作側と再生側の両面より最高の音楽再現を追及する。自身のハイレゾ音源作品に
『低音 played by D&B feat.EV』がある。『厳選! 太鼓判ハイレゾ音源ベストセレクション キングレコード ジャズ/フュージョン編』をプロデュース。

 | 

 |   |