極上のハイレゾ・サウンド。UNAMAS初となるクラシック作品をリリース。

2014/06/20
日本に於けるサラウンド研究の第1人者にして、自身の運営する「UNAMAS」レーベルからは、深町純『黎明』をはじめとする、実験的かつ音に対して並々ならぬこだわりが感じられる作品をリリースするMick沢口氏。その「UNAMAS」レーベルから初となるクラシック作品にして、ハイレゾにとことんこだわった新作が登場。

『The Four Seasons -Antonio Vivaldi』
/The Quartet Four Seasons



今作は、Mick沢口氏監修のもと、誰もが知るクラシックの名曲「ヴィヴァルディ:四季」を題材に、最新のテクノロジーと新たなアレンジとを組み合わせ新たな表現を行う一大プロジェクト。楽曲のアレンジには、気鋭の若手作曲家、土屋洋一を迎え、従来の「端正/華麗」な弦楽サウンドでなく「スピード感/重厚感」を重視したアレンジとなっています。またヴァイオリンのみならず、楽曲の4楽章それぞれのソロパートで、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの各楽器がフィーチャーされるというアレンジも施されており、これまでの「四季」のイメージを覆す斬新な内容です。


左から飯野和英(Viola)、春日井久美子(2nd Violin)、竹田詩織(1st Violin)、西方正輝(Cello)


また、今作では最高のサウンドクオリティでお届けするために、最新テクノロジーをふんだんに取り入れたレコーディングが行われた点にも注目頂きたい。その要となるのが、ドイツRME社の「MADI」と呼ばれる光伝送技術や、「Audio over IP」といったデジタル技術。アナログ伝送に比べ、外来ノイズの低減や、音の立ち上がりがシャープになるというメリットがあり、特に今回のような長距離のケーブルの引き回しが必要な録音現場では、非常に有効な技術だったとの事。





更にマイキングもコンデンサーマイク、リボンマイクに加え、デジタルマイクの3種類を使用。Mick氏のもっとも得意とするマイキング・テクニックにより、収録が行われた軽井沢・大賀ホールの豊潤な響きを効果的に生かした極上のハイレゾ・サウンドが作り出されています。



最新のテクノロジーと新たな表現で生まれたUNAMASレーベル初のクラシック作品「ヴィヴァルディ:四季」。その極上のサウンド・クオリティとこれまでのイメージを覆す斬新な演奏を是非お楽しみください。



Mick 沢口 (沢口音楽工房代表/サラウンド寺子屋主宰)

1971年千葉工業大学 電子工学科卒 同年 NHK入局 ドラマミキサーとして「芸術祭大賞」「放送文化基金賞」「IBC ノンブルドール賞」「バチカン希望賞」など受賞作を担当。1985年以降はサラウンド制作に取り組み海外からは「サラウンド将軍」と敬愛されている。2007より高品質音楽制作のためのレーベル「UNAMASレーベル」を立ち上げ、さらにサラウンド音楽ソフトを広めるべく「UNAMAS-HUG/J」を2011年にスタートし24bit/96kHz、24bit/192kHzでの高品質音楽配信による制作およびCD制作サービスを行っている。昨年の第20回日本プロ音楽録音賞ノンパッケージ部門2CH で深町純『黎明』(UNAHQ-2003)が優秀賞を受賞

UNAMASレーベル 配信タイトル

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