クラシック、ジャズ、タンゴなどジャンルを超えて活動する作曲家・チェロ奏者の内田麒麟が、チェロ、ヴァイオリン、二胡、DTMを駆使して紡ぎあげたファースト・アルバム。オリエンタルかつ抽象的なサウンドを即興を交えて追求した「呼び声高く」、エレクトリック&超絶技巧サウンドを楽しめる「SPEEDSTER」ほか、内田麒麟の表現の多彩さを堪能できるアルバムです。
~この度は僕のファーストアルバム『HEAVEN』をお手に取っていただき誠にありがとうございます。
幼少の頃から物作りが好きだった僕は、小学校時代にはピアノを、高校時代にはバンド活動に励んでおりました。
そのころにDTM(いわゆるコンピューターミュージック)を覚え、いろんなサウンドを組み合わせて音楽を作ることの楽しさを知りました。そして18歳でチェロと出会い、その時から目標はチェロを使って自作自演を、またDTMと合わせて独自の音楽を作ることでした。
今回の『HEAVEN』はまさに目標の一つの達成であり、これからの新しいライフワークのスタートでもあります。これらの作品が皆さまにとって新鮮な癒しや刺激となることを願っております。(内田麒麟)
内田麒麟 Kirin Uchida プロフィール
大阪府出身。18歳の時に京都薬科大学にて作曲家を目指しつつチェロを始める。その後東京藝術大学に入学、同大学院修士課程を大学院アカンサス賞を受賞して修了。第11回ビバホールチェロコンクール第2位受賞、その他青山音楽新人賞、青山音楽賞バロックザール賞を前例のない三度の受賞を果たすなど、数多くの賞を受賞。
現在はレコーディング活動を中心に、クラシック、ジャズミュージシャン、タンゴミュージシャン、和楽器奏者らと共演するなどジャンルを超えて様々な演奏活動を行う。また作曲家としても高い評価を得、二胡やバイオリンなど様々な弦楽器を操り、自身の作品に生かしている。
【HEAVEN/内田麒麟/ハイレゾ】