2018年リーズ国際ピアノ・コンクール優勝者エリック・ルーによる、詩的な感性と想像力あるシューベルトのソナタ
シューベルトの音楽は、どれほど意味深いものであるかを説明するのは難しいものです。彼は、純粋な意味での究極の芸術家でした。人生の後半、死が彼を見つめ、すべての希望と夢が打ち砕かれる中、彼は次から次へと傑作を生み出し続けました。
2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールにて僅か17歳で第4位入賞した米国のピアニスト、エリック・ルーは、1997年米国マサチューセッツ州生まれの中国系アメリカ人。2017年の国際ドイツ・ピアノ賞で優勝。そして2018年のリーズ国際ピアノ・コンクールでも優勝!じっくりとした落ち着きと深みのある演奏は「若きピアニストの中でもレベルを遥かに超えたもの」と高い評価を得ています。
このシューベルトのアルバムでは、1823年に書かれたソナタ14番イ短調と、作曲家の短い生涯の最後の年である1828年に書かれた第20番イ長調という、彼の偉大なソナタの2曲が組まれており、それらを1827年のアレグレット ハ短調D .915で繋いでいます。エリック・ルーは「シューベルトこそが最も強く心を動かされる作曲家」とし、「詩的な感性と想像力でピアノ文学の深みを探求できる才能ある音楽家による見事な演奏」と高く評価されています。
【演奏】
エリック・ルー(ピアノ)
【録音】
2022年1月14-16日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
【ご注意】CDパッケージ用のコメントを利用していることがあるため、一部内容が当てはまらない場合があります。あらかじめご了承ください。
【Schubert: Piano Sonatas D. 784 & 959/Eric Lu, Franz Schubert/ハイレゾ】