独自の視点で奏でるロランス・エキルベイによる、管弦楽編曲版によるシューベルト歌曲集
オリジナル作品から編曲まで、ありとあらゆる「合唱曲」を独自の視点で奏でるロランス・エキルベイ。今作は彼女の手兵であるアンサンブル「インスラ・オーケストラ」を率い、シューベルトの歌曲の数々を演奏しています。シューベルトの一連の歌曲は、もともとピアノと歌という極めてシンプルなものですが、これらの歌曲に魅せられたシューベルトの同時代から現代の作曲家たちにより、思い思いの形で管弦楽伴奏版が作られていることは良く知られています。これらは曲に彩りを添えるとともに、シューベルト歌曲の新たな魅力を引き出しており、聴き手にとっても新たな想像力を広げる担い手となっています。ソリストたちは、みな国際的に評価の高い若手歌手たち。また、アクサンチュスのためにも、リヨン音楽院の教授であるフランク・クラフチクが編曲した合唱ヴァージョンを3曲用意、繊細なハーモニーが楽しめます。オーケストラのみのオリジナル曲「ロザムンデ」の間奏曲をはさみ、盛りだくさんな内容も嬉しいところです。
演奏:
ヴィーブケ・レームクール(メゾ・ソプラノ:2,7,8,10)、
スタニスラス・ドゥ・バルビラック(テノール:1,3-6,13,15)
アクサンチュス(合唱:11.12,14)、
インスラ・オーケストラ、 ロランス・エキルベイ(指揮)
録音:
2017年4月、フランス、ブローニュ、ラ・セーヌ・ミュジカル
【Schubert: Nacht und Träume/Laurence Equilbey, Franz Schubert/ハイレゾ】