ロサンゼルス・フィル創立100周年のためにルイ・アンドリーセンが作曲した、ジャズ、ポップスとの融合による大規模作品!
【収録曲】
ルイ・アンドリーセン:『ザ・オンリー・ワン』
【演奏】
ノラ・フィッシャー(ヴォーカル)
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニック
【録音】
2019年5月2-5日、ロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサートホールでのライヴ
この作品『The only one』は、ロサンゼルス・フィル創立100周年のためにルイ・アンドリーセンが作曲したものです。またルイ・アンドリーセン(1936-)にとっても、80歳となる節目の年でもあります。この作品をアンドリーセンが書くのにあたって、ベルギーの詩人Delphine Lecompte(1978-)の詩集からの、機知に富んだ、知的な、実験的で、狡猾な詩から取られています。この内容は、作詞作曲の素晴らしい伝統を持つ遠く離れたアメリカに向けられるものとして相応しい内容となっています。もうひとつに、クラシック音楽とポップミュージックを融合させたダイナミックで、クリエイティブ・プロジェクトでも知られるアムステルダムを拠点とする活躍する歌手、ノラ・フィッシャーと出会ったことです。アンドリーセンは「彼女の多様性の深さは、作品の音楽言語に強く影響を与えました。この曲は、特定の種類のポップソングやライトミュージックへ浮気したような、美しいメロディーを作曲し、彼女が最高の表現力で歌われる」と語っています。オーケストラで通常使われる楽器以外に、ルイ・アンドリーセンの作品としては珍しくギターとベースが使用され、さらにハープ、チェレスタ、ピアノも使用されます。この録音は、2019年5月にロサンゼルスでの初演ライヴを収録したものです。この曲は、同年9月のBBCプロムスでも演奏されています。
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【Louis Andriessen: The only one/Los Angeles Philharmonic, Esa-Pekka Salonen, Nora Fischer, Dmitriy Lipay, Esa-Pekka Salonen, Kevin Wapner, Leland Alexander, Los Angeles Philharmonic, Louis Andriessen, Randy Piotroski, Robert Schraut/ハイレゾ】