さらなる大きな飛躍に向けて--
アーティスト村治佳織の集大成、待望のハイレゾ!世界中で愛されているロドリーゴの名曲を中心にギター協奏曲集としては内容、出来共に秀逸の一枚!
“1999年12月、響きの良さで知られるすみだトリフォニーホールでの録音。当時21歳の村治佳織による鮮烈なギターが聴ける。今回のハイレゾ音源は、96kHz/24bitのサラウンド・マスター音源から制作されており、ホールの響きもきれいにミックスされている。ギターと小編成オーケストラとのバランス……これはほんとに難しい。ソロがオーケストラに埋もれてしまうことなく、ギターの音像がクッキリと浮かび上がる。しかも協奏曲としてのバランスを保たなくてはいけない。ミキシング・エンジニアの感性に拍手を贈ろう。このような優れた録音には滅多に出会えない。弦をはじく瞬間のアタック音が生々しい。そして村治佳織の演奏が初々しい。第1楽章の出だしから快活なテンポと力強いソロ。目の覚めるような音色で聴き手の心を鷲掴みにする。第2楽章の甘いメロディにしても、彼女の演奏は凛として気品がある。世界に羽ばたこうとする若き演奏家の気概が名演を生み出したのだ。”(text by 長谷川教通)提供:
CDジャーナル
【演奏】
村治 佳織(ギター)
山下 一史(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
【サウンド解説より】
1999年12月、隅田トリフォニーホール録音、エンジニアは奥原秀之。
アルバム制作は、ソニー PCM-9000を用いたCD制作と、ジェネックス社GX-8000によるサラウンド制作とが同時に行われた。ハイレゾ化は96kHz/24bitサラウンドマスター音源から行った。
村冶佳織さんの力強く且つ繊細な演奏から創り出される音色感と、素直なオーケストラサウンドがホール音場空間に溶け込み、立体的な透明感あるアコーステックサウンドとなっている。…
☆〈サウンド解説〉フルバージョンは「アルバム購入」特典にてお楽しみ頂けます。
【マスター音源】
HD-MASTER D:24bit/96kHzやDSD 2.8MHzなどでデジタルダイレクト録音されたオリジナルマスターを使用
Recorded at SUMIDA TRIPHONY HALL
Produced at Tomoo Nojima
Engineered by Hideki Okuhara
HD Mastering by Kazushige Yamazaki
◆ VICTOR STUDIO HD-sound 特集ページ ◆
VICTOR STUDIO特設ページ◆ Phile-web:
高音質を支えるこだわりを訊く!インタビュー記事掲載★「アルバム購入」特典として今作のHDマスタリングを手掛けたサウンド・プロデューサー、高田英男氏による〈サウンド解説〉をダウンロード頂けます。