◆本作品は16bit/44.1kHzのマスター音源をビクタースタジオ FLAIRが有するオリジナル技術
『K2HDプロセッシング』を用いハイレゾ化した作品となります。
【サウンド解説より】
2002年 サウンドインスタジオ録音 エンジニア 北川照明
CDマスター音源からK2HDプロセッシングによるハイレゾ化。
このアルバム「南風」は編曲と伴奏を吉川忠英さんによる、究極のアコースティック・
サウンドである。(BD-1除く)
吉川氏は夏川りみの歌声を「まさに南国の夜にキラメく大きな星の様に、強く、
やさしく、あたたかく、僕の心をくすぐってゆく」(ウィキペディアより)
シンプルな楽器編成だからこそ、それぞれの楽器一つ一つにその楽器が持つ音表情を最大限に引き出す技術力がエンジニアに求められると思う。
このアルバム「南風」のサウンドは、アコースティック・ギター、三線など演奏者の思い
(強弱表現、余韻の美しさ・・・)が繊細に録音されており、エンジニアの優れた音色感、バランス感覚などにより、夏川さんの歌声がより際立つ音創りとなっている。
更に、夏川さんの歌(言葉)が心にしみるミキシングであり、(BD-6 花)のアカペラで始まる歌声はエコー無しのドライな唄声から始まり、ほんの少しずつエコー処理して
2コーラスに広がっていくなど、細部にわたって拘りのサウンドとなっている。
HDマスタリングとしては、K2HDプロセッシングにより夏川りみの歌声の質感をより
リアリティーあるパラメーターを選択、素直で深みのあるハイレゾ・サウンドを目指した。
サウンド・プロデューサー 高田 英男
Recorded at Sound Inn Studio
Produced by Chuei Yoshikawa except BD-1
Engineered by Teruaki Kitagawa
HD Mastering by Takeshi Hakamata 「FLAIR」
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高音質を支えるこだわりを訊く!インタビュー記事掲載