~アートは制作者の想像力によってこの世に生を受ける。それには当然その人間の美意識や価値観、そして人生観が反映される。世界にふたつとない作品となる。音楽はその極めて個人的で孤独な世界を、その美しさを損なわずに、協働作業によって広げていく芸術だと私は思う。 私はこれらのことを最も大切にして音楽をつくっている。今回のアルバムは、バリエーション豊かなものが録音出来たと思います。ストレート・アヘッドなものからファンキーなもの、例えば、3曲目に入れたAperture Priorityでは、ベースの池尻君はWbsでなく、ウクレレベースを使っています。音は、ナイロン弦の普通のウクレレのベース版ですね。ミュートトランペットとハモンド・オルガンとギターって言う、かなりファンキーな曲にしていて、最後は、だんだん壊れていく感じ。これも面白いかなってそのまま生かすことにしました。
それと最後の「Let's Gaumy Jam」みたいに気楽にみんなで歌を歌った曲もありますね(笑)。それも、高低を重ねた18声のオーバーダブ。本当に冗談みたいな曲ですよね。ドラムのサウンドに関してはデニスが「寝ている時に考えた」とか言っていて、ブラスバンドの大太鼓みたいにしたら面白いと思ったみたいです。その話を聴いて「いいね、やろう」と。「サウンド・チェックする?」とも言われたんですけど、みんなが何も知らない方がワクワクするから、みんなにどういう曲かも言わずにとりあえず「ハイ、せーの」って(笑)。
07-05原朋直~
原朋直グループのGummy Jam レーベル2作目となる本アルバムは、自己のオリジナルメンバーにTsax鈴木央紹 Apfに宮川純を迎えたSextetで全編彼らのオリジナルを演奏した意欲作。レコーディングは、2017年2月6-7日音響ハウス第一スタジオ。
~“Time In Delight”の録音中にずっと漂っていた、とても個人を大切にし、他者の世界をrespectし合うムードはそこに居た全員の世界観がそういう意味で一致していたのだと思う。
【Time In Delight/原 朋直 グループ/ハイレゾ】
1 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
2 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
3 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
4 原 朋直 グループ[アーティスト], Hiroshi Ikejiri[作詞], Hiroshi Ikejiri[作曲]
5 原 朋直 グループ[アーティスト], Takuma Asada[作詞], Takuma Asada[作曲]
6 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
7 原 朋直 グループ[アーティスト], Dennis Frehse[作詞], Dennis Frehse[作曲]
8 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
9 原 朋直 グループ[アーティスト], Hiroshi Ikejiri[作詞], Hiroshi Ikejiri[作曲]
10 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]
11 原 朋直 グループ[アーティスト], Tomonao Hara[作詞], Tomonao Hara[作曲]