高い評価を受ける女流ピアニストの繊細かつ可憐なピアノソロアルバム!
'14年現在ドイツのyvp musicから2枚、AlfaMusicから3枚の計5枚のリーダー作を発表している女性ピアニスト、ステファニア・タリーニの’10年発表の作品。これが初のピアノソロ作品となる。彼女のコンポーザーとしての才能は各方面から評価されており、イタリアの大先輩でもあるエンリコ・ピエラヌンツィも彼女の曲を自らのアルバムで取り上げている。
高評価の作曲能力がうなずける佳曲が並ぶが全作品が彼女のペンによるもの。深く美しいメロディーに魅入られると同時に変拍子や内部奏法を駆使したサウンド表現にも確かな才能を見出せる。柔らかなタッチとはっきりしたトーンを使い分けるが音の繊細さ、透明感、情熱度は女性である彼女ならではのもの。ピアノ本来の美しい質感をたっぷり聴かせてくれる作品。
【演奏】
STEFANIA TALLINI(Piano)
【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】Artesuono(イタリア/ウディネ)
【サウンドエンジニア】Stefano Amerio
【ポストプロダクション】AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)
【サウンドエンジニア】Alessandro Guardia
■特別インタヴュー「ALFA MUSIC ~イタリアの「粋」を体現するジャズ・レーベル~」