「ピアノの詩人」ショパンの美しい旋律を、超絶技巧と繊細なタッチを併せ持った天才ピアニストのサウンドで
活動期間は長くないながら日本でも熱狂的な支持者を持ち、伝説のレーベルとしてカルトな人気を誇るアメリカのレコード・レーベル「Everest Records」の数あるライブラリーの中から、最後のロマン派ヴィルトゥオーゾと称される天才ピアニスト、ホルヘ・ボレットによるショパンのピアノ曲集が登場!
Everest Recordsは’58年にニューヨークにて設立されたクラシックをメインにリリースしていたレーベル。ステレオ創世記であった当時に「35mmの磁気テープ(映画で使われる35mmテープと同じ幅のテープ)を使用した自社開発の高性能録音機器にて制作した高音質のステレオ作品」を売りに話題を呼び、実際その高音質作品は多くのオーディオマニアを驚かせたという。また、マーラーの交響曲第5番・第9番の初のステレオ録音音源や、死の数日前に録音されたヴォーン・ウィリアムズの交響曲第9番、アーロン・コープランドの初指揮となる交響曲第3番等、クラシック界の貴重な音源のリリースや、20世紀初頭の音源の発掘も手掛けていた事から、歴史的資料を多く排出したという点においても大きな功績を残したレーベルとも言えるであろう。
ホルヘ・ボレットは、キューバ生まれのピアニスト・指揮者。超絶技巧ピアニストとして知られるレオポルド・ゴドフスキーの弟子として腕を磨いた凄腕のプレイヤーで、リストの弟子のモーリツ・ローゼンタールに教えを請いていたというリストの孫弟子でもあったことから”リスト弾き”の名手であり、ロマン派音楽の名演で非常に良く知られている。非常に高い演奏技術と優れた表現力で、現在でも多くのファンを持つ名手である。
非常に高い演奏力で繰り広げられるショパンの美しい旋律に彩られた世界観がしっかりと刻み込まれているピアノ曲集。強いタッチから穏やかなサウンドまで操る非常に感情豊かなピアノの音に引き込まれてしまう。まるで一人でオーケストラを表現しているようなダイナミックで繊細で豊かな音世界を、60年代の録音とは思えない豊潤な音場を持ったこのハイレゾ音源でぜひ堪能して欲しい。オススメは、まるでオーケストラを思わせるダイナミクスの1曲目、信じられないスピード感で繰り広げられる6曲目、日本でもドラマ、CMで使われ有名な9&10曲目。
日本でも人気の”ピアノの詩人”ショパンの名曲を、時には超絶に時にはロマンティックに再現した、天才ピアニストによる感情が込められた名演をたっぷりと楽しめる好作品!
Jorge Bolet (Piano)
【天才ピアニストによるショパン演奏 "Jorge Bolet"/Jorge Bolet/ハイレゾ】
1 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
2 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
3 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
4 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
5 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
6 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
7 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
8 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
9 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]
10 Jorge Bolet[アーティスト], CHOPIN FREDERIC[作曲]