ジョージ・マーティンのレーベルやCBS等でプロデューサー、エンジニアとして腕を磨いたデイヴィッド・リチャードソンが名ロック・バンド”ジェスロ・タル”のメンバーと組んで設立し、40年以上に渡り数多くの名作品を送り出し現在も活躍中のイギリスの老舗スタジオ＆レーベル「SRT(Sound Recording Technology)」。その膨大なアーカイブの中から、ジャズ界の大御所やヒット・ソング等名演ばかりを集めた大人気シリーズの第10弾が登場！

分厚くファンキーなビッグ・バンド・サウンドが華やかなウッディ・ハーマン、俳優としても活躍したダドリー・ムーアの軽やかなピアノ、スランプからの復活を果たした円熟期の深みある歌が聴けるフランク・シナトラ、ヴィブラフォンが楽しく奏でるスタンダード・ナンバーが聴けるジョージ・シアリング・クインテット、原曲とはまた違った味わいを奏でるオスカー・ピーターソン、TV番組の主題歌になり大ヒットを記録したマックス・ハリスの楽曲の軽快なビート、オルガンが秀逸なモッド・ジャズを聴かせるペドラーズ、哀愁のトランペットが渋く唸るドナルド・バードの人気曲、甘くとろけるような声で歌われる名曲が素晴らしいナンシー・ウィルソン、D・エリントンの有名曲を流れるようなグルーヴで表現したバディ・リッチ、ジャズ／ボサノヴァを代表するアルバムの中からのピックアップのスタン・ゲッツ＆チャーリー・バード、グラミーのベスト・オリジナル・ジャズ作曲賞を獲得した名ナンバーを奏でるヴィンス・ガラルディ、レディー・ガガ＆トニー・ベネットも取り上げた冬の名曲をデュエットするトパーズ、高速スウィングでスタンダード・ナンバーを見事に奏でるアート・テイタム等、ジャズの歴史を彩った名曲ばかりの選曲に加え、レイ・チャールズのゴキゲンなジャジー＆ファンキー・ナンバーも加えた聞き応えたっぷりの内容になっている。全曲オススメであるが、1、3、9、10曲目あたりからぜひ聴いてみて欲しい。

ジャズの名曲、名演達がハイレゾの豊かな音像でたっぷり楽しめるこのアルバム、ジャズ・ファンはもちろん、全ての音楽ファンにもきっと楽しめる、極上のサウンドが詰まった名コンピレーション・シリーズの最新作！