セザール・フランク生誕200年記念リリース。 エリザベート・フランチ/フランチ・プレイズ・フランク
エリザベート・フランチは、2013年のゴールウェイ・フルート・フェスティバルにてライジングスター賞を受賞。リセウ大歌劇場オーケストラ・アカデミー管弦楽団、スカラ座アカデミア管弦楽団のフルート奏者として研鑽し、グスターボ・ドゥダメル、ジャナンドレア・ノセダ、ファビオ・ルイージ、セバスティアン・ヴァイグレらに師事。2018年からは天津交響楽団の首席フルート奏者を務めた後、2020年にヨーロッパに戻り、第27回世界音楽コンクール大賞(オーストリア)、ウィーン・ニューイヤー国際音楽コンクール、アントン・ルビンシテイン国際フルート・コンクール(ベルリン)、ニューヨークのゴールデン・クラシックアワードなど多数の国際賞を受賞しています。
フランチのソニー・クラシカルからのデビューとなる当アルバムは、今年生誕200年を迎えた作曲家セザール・フランクに捧げるトリビュートアルバムとなっています。最初の曲は、グリーグが結婚したばかりの1867年に同郷の作曲家スヴェンセンに献呈された「ヴァイオリン・ソナタ第2番」を、フランチ自身がフルートえんそう用に編曲した世界初録音。サン=サーンスがサラサーテのために書いた「序奏とロンド・カプリチオーソ」。そしてフルートでも演奏されることも多くなったフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」、最後には同じフランク作曲の歌曲「愛する」といった選曲。ヴァイオリン用のオリジナル曲をフルートで演奏するに際しては音域や重音の処理について考慮しなければなりませんが、フランチはオリジナルとは異なる、新たな美質を見出しています。ピアノは、スペインで2018年現在最も有能なピアニスト及び作曲家として活躍するアルベルト・ギノバルトが担い、各作品をフルートでの演奏を精細な美しさで引き立てています。
【収録内容】
グリーグ:フルート・ソナタ第2番 ト長調 Op.13(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第2番/エリザベート・フランチ編)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
フランク:フルート・ソナタ イ長調 FWV.8(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
フランク:愛する FWV.76
【演奏】
エリザベート・フランチ(フルート)
アルベルト・ギノバルト(ピアノ)
【録音】
2020年9月11日、ウィーン、オーストリア銀行サロン
【Franch: Plays Franck/Elisabet Franch, Albert Guinovart/ハイレゾ】
1 Elisabet Franch[Flute], EDVARD GRIEG[Composer], Albert Guinovart[Piano]
2 Elisabet Franch[Flute], EDVARD GRIEG[Composer], Albert Guinovart[Piano]
3 Elisabet Franch[Flute], EDVARD GRIEG[Composer], Albert Guinovart[Piano]
4 Elisabet Franch[Flute], サン=サーンス[Composer], Albert Guinovart[Piano]
5 Elisabet Franch[Flute], フランク[Composer], Albert Guinovart[Piano]
6 Elisabet Franch[Flute], フランク[Composer], Albert Guinovart[Piano]
7 Elisabet Franch[Flute], フランク[Composer], Albert Guinovart[Piano]
8 Elisabet Franch[Flute], フランク[Composer], Albert Guinovart[Piano]
9 Elisabet Franch[Flute], フランク[Composer], Albert Guinovart[Piano]