1982年作品。前作『ザ・ウォール』に関連する“ウォール・プロジェクト”の締めくくりとして制作が始まりつつも、結果的には同時期に勃発したフォークランド紛争からの影響が色濃く反映されたアルバム。第二次世界大戦で亡くなったロジャー・ウォーターズの父への思いなどを通して、戦争の悲惨さを訴えたこの社会派作品にリチャード・ライトは参加しておらず、ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスンの3人にゲストが加わる体制でレコーディングされている。全英チャートでは見事1位に輝き、全米では6位を記録した。
【The Final Cut/Pink Floyd/ハイレゾ】