オアシスのデビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 30周年記念デラックス盤
幻の『Definitely Maybe』 別ヴァージョンと貴重なアウトテイクを初収録!
『Definitely Maybe (30th Anniversary Deluxe Edition)』 には、ノエル・ギャラガーとカラム・マリーニョが初めてミックスを手がけた、Monnow Valley Studio(モノウ・ヴァレー・スタジオ)での幻のオリジナル・レコーディング・セッションからの楽曲のほか、コーンウォールのSawmills Studio(ソーミルズ・スタジオ)で録音された同アルバムからのアウトテイクが収録される。さらには、オリジナルLPのボーナス・トラック 「Sad Song」 の未発表デモ・ヴァージョンも収録されており、この別ヴァージョンではリアム・ギャラガーのヴォーカルが聴ける。オリジナル・ヴァージョンの 『Definitely Maybe』 は2014年リマスター音源を採用している。
1994年8月、『Definitely Maybe』(邦題:オアシス) のリリースにより、イギリスの若者文化における重要な瞬間が刻まれた。ノエル・ギャラガーが書く楽曲と、オアシスが鳴らす確信に満ちた不協和音が告げていたのは、まさに新たな時代の始まり。享楽的かつギターが主役で楽観的という、それまでにない新しいロックとポップのムードを体現していた。その直後、18年間続いた保守党政権から解放されることになるイギリスに高まっていた変化と希望の気運。オアシスはそのムードを見事に捉えていたのだ。ワールドワイドの契約書に署名したリアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、ポール・”ボーンヘッド”・アーサーズ、ポール・マッギガン、トニー・マッキャロルは、定評ある彼らのライヴのエネルギーをレコードに収めるべく、ウェールズ国境モンマスシャーにあるMonnow Valleyスタジオに乗り込んだ。しかし過度にテクニカルで洗練された当時のレコーディングでは、バンドの本質を捉えることができず、作業は中断。バンドはコーンウォールの人里離れたSawmillsスタジオに移動し、再度アルバムのレコーディングに取りかかった。最終的にオーウェン・モリスが加わり、これぞと言えるミックスが完成し、デビュー・アルバム 『Definitely Maybe』 が誕生した。今回初めて発掘されたMonnow Valleyでの録音とSawmillでのアウトテイクを聴けば、アルバムが完成に至るまでのプロセスがを、説得力ある形で理解できるだろう。荒削りなエネルギーに満ちた 『Definitely Maybe』 は、生まれた時から完全な形で存在していたかのように聴こえていた。しかし今回新たに発表されるヴァージョンから、ファンは新たなアルバムの魅力を発見し、洞察を深めることだろう。バンドを当初から突き動かしていた信念、そしてこのデビュー作を完成させるのに必要だった彼らの決意のほどがそこには示されている。30年間、封印されていたアーカイヴへの再訪。史上最も重要なアルバムの1枚が完成に至るまでの物語において、レコーディング・プロセスは実に重要だったのである。1994年にリリースされた 『Definitely Maybe』 は全英オフィシャル・アルバム・チャート首位を獲得し、当時としては史上最速セールスを記録したデビュー・アルバムとなった。それは時代の空気を見事に捉え、1990年代半ばのイギリスで迫り来る、文化ならびに政治における変化を体現したサウンドトラックとなった。
30年の時を経てなお 『Definitely Maybe』 は不朽の名作である。タイムレスな輝きを放ち続ける11曲。若々しくも衝動を抱えたリアムが歌う、ここではないどこかへの逃避願望。「Supersonic」、「Shakermaker」、「Live Forever」、「Cigarettes & Alcohol」といったシングルはもちろん、「Rock 'n' Roll Star」 や 「Slide Away」 は、世界中で広く知られるアンセムとなった。多くのファンに愛され、無数のバンドにインスピレーションを与えた1枚。今の時代にも意義を持ち、若い世代に新たなオアシス・ファンを獲得し続けている。今作は、現在イギリスBPIによりプラチナx8が認定され、全世界で610万枚以上のセールスを記録。90年代イギリスで最もストリーミングされた公式アルバムの第2位だ。唯一、その上にいるのが、彼ら自身の次作 『モーニング・グローリー<原題:(What’s The Story) Morning Glory?)>』である。
【Definitely Maybe (30th Anniversary Deluxe Edition)/Oasis/ハイレゾ】
1 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
2 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
3 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
4 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
5 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
6 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
7 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
8 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
9 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
10 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
11 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
12 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
13 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
14 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
15 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
16 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
17 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
18 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
19 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]
20 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
21 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
22 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
23 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
24 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
25 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
26 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist], Oasis[Producer]
27 Oasis[AssociatedPerformer], Oasis[MainArtist]