驚異の奏法に世界が注目するパスクァーレGの新作はビ・バップ！

南イタリア出身、世界が注目する個性派ギタリスト＝パスクァーレ・グラッソのサード・アルバム。まだ30代前半のパスクァーレは幼少の頃よりバド・パウエル、チャーリー・パーカー等ジャズを聴いて育ち、表現方法を広げるためにクラシック・ギターを大学で学び独自の奏法を身に着けた。ジャズ界に颯爽と現れギター1本で豊かな音世界を創造するその発想力とオリジナリティに溢れインスピレーションに満ちたプレイに感銘を受けたパット・メセニーがパスクァーレを賞賛したことがきっかけでその名は一気にギター界に広まるところとなった。CDデビュー作「ソロ・マスターピース」、初のトリオ録音「プレイズ・デューク」に続き、新作ではずばりバードとガレスピーのレパートリーに挑んでいる。前作に続き、サマラ・ジョイがゲストで参加している。筋金入りジャズ・ファンも納得の選曲で、オリジナルとの聴き比べも楽しい1枚。

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