数々の受賞歴を誇るイギリス人ヴィブラフォン奏者の驚愕のデビュー作

1997年に設立され、クラシックを中心に厳選された良質の音楽を提供し続けているイギリスのレーベル「Signum Records」より、イギリスを代表するヴィブラフォン奏者のデビュー作が遂にハイレゾで登場。

今作『DUETS』は、イギリス人ヴィブラフォン奏者ルイス・ライトのデビュー作。ピアノで同じくイギリス人のキット・ダウンズが参加し、自作曲も収録している。ルイス曰く「ヴィブラフォンとピアノは限られた素材でしかないが、リズム的に面白く壮大な可能性を秘めている」という。ルイス自身はすでに数々の賞を受賞していて、ヴィブラフォン奏者のみならず作曲家・ドラマーとしても活躍中だ。ヴィブラフォン奏者としては、2016年の「Downbeat International Critics Poll」で「Rising Star」にノミネートされ、2016年の「Parliamentary Jazz Awards」では「Ensemble of the Year」を受賞している。

今作ではヴィブラフォンとピアノという2つの楽器が幻想的に融合し、即興感溢れる演奏を披露している。まさかこれがルイスのデビューレコーディングとは誰も思わないだろう。先鋭的なジャズの最新アップデートが、ここにある。