ラフマニノフのピアノ作品が目白押しのアルバム!
1997年に設立され、クラシックを中心に厳選された良質の音楽を提供し続けているイギリスのレーベル「Signum Records」より、注目のピアニスト、アレッシオ・バックスの2009年のアルバムがハイレゾで登場。
演奏するのは、ニューヨーク在住のピアニスト・アレッシオ・バックス。1977年イタリア生まれ。9歳でバーリ音楽院に入学し、通常10年かかるコースを5年で修了し首席で卒業。16歳で全額奨学金を受けアメリカ・ダラスの南メソジスト大学に入学、スペインを代表するピアニストであるホアキン・アチュカロに師事。浜松国際ピアノ・コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝し、これまでに欧米の主要オーケストラやNHK交響楽団等、90以上のオーケストラと共演。 世界各地でリサイタルを行うほか、多くの国際音楽祭に招かれている。2009年にエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。現在は演奏活動の傍ら南メソジスト大学で後進の指導にあたっている。
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)は、ロシアを代表する作曲家。交響曲をはじめ数多くの作品を残しているが、その中でもラフマニノフ本人が卓越したピアニストであったため、ピアノ曲については特に従来から高く評価され今もなお広く親しまれている。当アルバムは、前奏曲や他の作曲家のピアノ編曲版など、有名曲の数々が収録されているが、アレッシオの優れたテクニックを生かしたダイナミックな演奏はロシア音楽と非常にマッチしており、圧巻。多旋律が生み出す響き、ロシア音楽特有の長いフレーズを見事な解釈をもって表現しており、叙情的で重厚感のあるサウンドを堪能できる。
特にオススメは、前奏曲の中で最もポピュラーな曲で、行進曲風のリズムと迫力ある演奏が清々しい、5曲目「10の前奏曲 Op.23より~ト短調 アラ・マルチア」、元は歌曲でピアノ編曲版も大変有名だが、アレッシオ自らの編曲を聴くことができる、20曲目「ヴォカリーズ Op.34-14(バックス編)」、クライスラーのヴァイオリンの名曲をピアノ編曲版で楽しめる、22~23曲目「クライスラー/ラフマニノフ編:愛の悲しみ」「クライスラー/ラフマニノフ編:愛の喜び」。
ラフマニノフのメロディアスなピアノ独奏曲を、ロマンチックな演奏で浸ることができる、必聴の1枚。
Alessio Bax (Pf.)
【Rachmaninov Preludes & Melodies/Alessio Bax/ハイレゾ】
1 Alessio Bax[アーティスト], Rachmaninov[作曲]
2 Alessio Bax[アーティスト], Rachmaninov[作曲]
3 Alessio Bax[アーティスト], Rachmaninov[作曲]
4 Alessio Bax[アーティスト], Rachmaninov[作曲]
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