【新譜】
「楽器の魅力と可能性を引き出すには、口をつぐまないといけないんです」──『J.S.バッハ: トッカータ Vol.2』(家喜美子/レグルス・レーベル)
クラシックや古楽ファンにとどまらず、音質や録音環境にこだわるハイレゾ・ファンからも大好評。レグルス・レーベルの家喜美子によるチェンバロ・シリーズの最新作が待望のリリース。フランス・コルマールのウンターリンデン美術館に所蔵されたヨハネス・ルッカース制作のチェンバロを、現地でレコーディングした貴重音源です。雑音や鳥の声を避けるため、美術館閉館後のに録音を敢行。深夜の静寂の中に浮かび上がる17世紀制作のチェンバロの音色をお愉しみください。前作『J.S.バッハ: トッカータ Vol.1』とあわせての鑑賞もおすすめです。
楽器:ヨハネス・ルッカース製作、アントワープ1624年(ウンターリンデン美術館蔵(コルマール, フランス))
録音:2018年4月21日~29日 ウンターリンデン美術館(コルマール, フランス)