2011年、東日本大震災後、アルバム制作に向かい生まれた名曲の数々。
全国各地のライブで大きな感動を巻き起こしているオリジナル曲“わが美しき故郷よ”、おおはた雄一や栗原務(Little Creatures,Double Famous)と共作した新曲、NHK総合 震災ヒューマンドキュメンタリー番組で使用された“ふるさと”など、カバー曲を含めた、全12曲収録。
また、本バージョンはPOTATOSTUDIOのエンジニア、Tadashi "URBAN" Nakamura氏により、ハイレゾ配信用に特別に新たなミックスとマスタリングが施されたスペシャル・バージョンとなります。
*今作は48kHz/24bitで収録された音源をアナログでDSD録音、その後192kHz/24bitでリマスターされた音源となります。
■畠山美由紀さんより、ハイレゾ配信によせてコメントが届きました!
畠山美由紀 / Miyuki Hatakeyama プロフィール
宮城県気仙沼市出身
リアス三陸気仙沼大使(2001年~現在まで)
1991年上京後、10人編成のダンスホール楽団“Double Famous”のヴォーカリストとして活躍する中、ゴンザレス鈴木率いる“SOUL BOSSA TRIO”のフューチャリング・ボーカリストとしてCDデビュー。その後、ギタリスト・小島大介とユニット“Port of Notes”を結成。Port of Notes、Double Famousの活動を続けながら、2001年シングル「輝く月が照らす夜」でソロデビュー。
現在までに6枚のオリジナルアルバムの他、カバーアルバム、ライブアルバム、ライブDVDなど多数作品を発表。ボーカリストとして、他アーティストの作品、トリビュートアルバム、映画音楽や、TV CMソング等への参加も多い。松任谷由実、大貫妙子、リリー・フランキー、セルジオ・メンデス、グラミー受賞プロデューサー/ジェシー・ハリス、ジャンルや世代、国境を越えて共演を果たし、同世代の女性をはじめ、音楽ファンから圧倒的な支持を受けている。
近年の活動は2011年3月、東日本大震災で被害を受けた故郷・気仙沼を想い「わが美しき故郷よ」と題した詩を、雑誌、自身のブログにて発表。その詩は、被災した人たちだけでなく、故郷を持つ全国の人々の心に届き、テレビ、新聞、雑誌、ラジオで取り上げられ話題に。
その後、NHK総合 震災ヒューマンドキュメンタリー番組のナレーションも担当し、エンディングでは自身が歌う「ふるさと」が挿入歌として流れ、問合せが殺到。
同年9月、ソロデビュー10周年を迎え、12月に5thアルバム「わが美しき故郷よ」を発表、全国30カ所にてツアーを開催。
2012年5月、NHK東日本大震災プロジェクト復興支援チャリティーソング『花は咲く』にも、宮城県出身として参加。同年10月1日(コーヒーの日)、ギタリスト小池龍平との企画アルバム「Coffee&Music?Drip for Smile?」を発表し、全国のカフェからFUJI ROCK FESTIVALまで、40ヶ所以上にてライブを開催中。
2013年3月、NHK BS ブレミムドラマ「神様のボート」(原作:江國香織 主演:宮沢りえ、藤木直人)のエンディングテーマ曲「ハレルヤ」を担当。番組終了後、宮沢りえをはじめ、多数の問合せや賛辞などの反響をうけ、急遽フル・バージョンをリテイク。5月22日より「ハレルヤ」をiTMSシングル独占配信(現在はコンサート会場限定CD盤として販売)。
同年6月、NHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽担当、近年のジェーン・バーキンのワールドツアーに音楽監督/ピアニストで活躍中の中島ノブユキをプロデューサーに迎え、“雨の日のためのアルバム”をコンセプトに、6th アルバム「rain falls」を6月5日に発売し、全国ツアーを開催。
日本中が大注目した2013年11月2日、日本製紙クリネックススタジアム宮城にて開催された「コナミ日本シリーズ2013」第6回戦(東北楽天ゴールデンイーグルス 対 読売ジャイアンツ)にて国歌斉唱を担当。
生きる歓びと悲しみ、目に見えない豊かな世界、畠山美由紀の歌声の中には、
この人生をより愛おしく生きるための確かな手触りがある。聴く人の心に寄り添う歌を歌い続ける。